紅翡翠 (外伝) 5周年記念 料理バトル第三話
本編とは全く関係有りません
現在獲得ポイント
天下布武同盟 25ポイント
一日一食同盟 23ポイント
珍肉同盟 23ポイント
翡翠同盟 22ポイント
第二戦目のお題 肉じゃが
「さて第二戦目のお題、肉じゃがを制するのはどの同盟となるのか! 現在コロッセオの併設スーパーに各選手が買い物をしている、この隙に運営に今回のポイントを聞いておこう。
さて運営としては今回このお題にどの様な意図が有るのか聞いておこう」
「良いわ、なら先ず基本の肉じゃがの作り方を説明するわね。先ず食材だけど、肉じゃがなのだから肉とジャガイモは当たり前ね。次にオーソドックスな肉じゃがはここに玉ねぎとニンジンだけよ。中にはシラタキやシイタケを入れる人もいるけど、基本はその4つだけ。今回運営側としても、食材に関してはあまり評価に加える気は実は無いのよ」
「うむ? つまり今回の評価ポイントは、それ以外の事と言う事だな?」
「成る程、それは妾も同じであるな」
「何!? 女帝も評価は食材以外の部分と言う事か!」
「そうじゃ、詳しくは運営の女に聞くと良い」
「先ずザコさんの言った通り、確かに肉の選別に関しては、迷う所もあるわ、でも恐らく皆が購入する肉は、家計ポイントが有る以上、決まった物になってしまうわ」
「それはつまり?」
「細切れ肉よ。勿論一種類の部位だけを使った切り落とし肉でも作ることが可能よ、また切り落とし肉を使うときは、部位の特徴を踏まえて選ぶのがポイントになるわね。例えば豚バラ肉は濃厚な味わいが特徴であり、豚肩ロースはコクが楽しめる赤身肉となっているわ。牛肉を使う事も出来るけど、とても家計に優しいとは言いがたい。つまり濃厚な味わいが楽しめて、更に家計に優しく、肉の本来の食感が楽しめると言うのは」
「成る程、様々な部位がある細切れ肉と言う事になるな」
「ええ、またそれ以外の部位を選ぶなら、かなりの選別眼と肉に関しての知識が必要になる、誰でも簡単に作れると言う事にはならないわ。つまり今回選ぶ肉は元より一種類しか無いの、それは豚の細切れよ」
「ではそれ以外の評価と言うのを聞こう」
「先ず肉じゃがを作るのは、オーソドックスな造り方で言うなら肉を酒に浸して柔らかくする、次にニンジンとジャガイモを乱切り、玉ねぎはくし切りにするわね。次に肉を一口大にして炒める。続いて野菜を炒める。後は水に調味料を入れて、ジャガイモやニンジンに箸が通れば完成」
「うむ、オーソドックスな作り方はそれで間違いない」
「問題は水と調味料よ」
「うぬ! やはりそこか!」
「勿論、今回の評価ポイントはそこにしか無いと言っても過言では無いわ。先ず煮物のベースは何と言ってもその出汁よ。全てがそこで決まると言っても良いわ。先ずどんなに新鮮で無農薬な安全な野菜を使おうとも、出汁に使う調味料がダメならそれを吸うのだから、全てが台無しになるわ。更に出汁が美味しくなければ当然煮物そのものが完全に失敗作となる。そしてこのルールには、調味料は金額に含まれない、これは一度買えば暫くその調味料を使うからと言うトリックがあるの。つまり家計に優しいとは言っても、それはどんな物を買っても良いと言うわけでは無い。使う調味料くらいは多少奮発して購入するのが、一番身体を壊さずに、病気にならず、健康を維持できると言う意味があるの」
「成る程、つまりどれだけ調味料が大切かと言うのを広く周知する意味があるのだな?」
「そうよ、体に害となる添加物は、その多くが調味料に含まれて居る。今無農薬とか遺伝子組み換えとか、食品ばかり騒がれて居るけど、肝心な調味料に目が行っている人は少ないわ。そこでこの大会を通じてどれだけ調味料が大切かを周知させると言う訳」
「うむ! 有意義な大会である!」
暫くすると、各同盟の選手達が買い物を終えて帰って来た。今回の評価ポイントに関しては、それぞれの審査員にも周知徹底されている。つまり身体に悪い調味料などを使用して居た場合はどんどん原点する様にと言う、非常に徹底されて居る物だ。
「ではさっそく皆調理に入って頂戴。今回は煮る時間も有るから、1時間よ、それでは調理開始!」
「さあ今運営から調理開始の合図が出された! 先ず各選手、仕込みの開始だ! では今回も覗きに行こう。まずは翡翠のはるん選手とアシスタントのすみれ選手だ。
おっとさっそく肉の仕込みだ、やはり購入して来たのは細切れ肉である」
「色々考えたけど、やっぱり安くて肉の旨味成分が出るのはこれしか無いわ」
「うむ、仕込みに醤油も入れて居る様だが?」
「そうよ、肉を柔らかくするのと同時に下味を付けて居るの」
「成る程、そしてここには生姜を擦りおろして入れるのか」
「これも同じ理由よ、この下味の段階でもう大体の肉じゃがの味を作って居るの」
「つまり….」
「そうです、ここにミリンと砂糖を加えるんですよ」
「おっとここでサポートのすみれ君が肉にミリンと砂糖を加えた! これは下味を付ける段階で滲み出る肉汁をそのまま味付けに加えると言う画期的調理法である。では一色同盟を見てみよう!」
一色同盟では、既に野菜の準備に取り掛かって居た。
「ほう、肉の仕込みはもう終わりであるか」
「そうです、肉は長く漬ける事で柔らかみが出る、手早く終わらせて、野菜に取り掛かる事で、余分な糖分を減らす事が出来ます」
「成る程、野菜から出る甘味を利用して、身体にあまり良く無い砂糖の量を減らすと言う事であるな?」
「その通りです、砂糖が身体に良い事は一つも無い。ブドウ糖が脳の栄養だなどと言って居る者は糖新生を調べた方が良い。砂糖は極力使わない、果物も必要有りません」
「これは猫選手! 砂糖業界全てを敵に回す凄まじい発言である! だが事実なだけに否定出来ない!」
※糖新生 体内でブドウ糖が作られる過程の事。肝臓は絶食時等に、糖新生によりアミノ酸等からブドウ糖を作り出して、血液中に供給する。絶食時には、アミノ酸(アラニン、アスパラギン酸等)、乳酸、グリセロールが、糖新生の炭素源になる。
簡単に言うと、糖分を摂取する事は、血糖値を上げるだけで有り、良い事は何も無いと言う事だ。
断食で大概の病気が治ってしまうと言う理由は、実はこれに起因する。断食と言うのは実は体内バランスを改善する行為で有る。実は人間は、一日一色で常に健康を保てたりする。
「さてここで何と、サポートのあさぎ選手が大量に鍋に塩を投入! こんなに入れすぎて塩分取りすぎにならんのか?」
「あらおかしな事を言うわね? 塩分と言うのが血圧を上げるのは、塩化ナトリウムの事よ? ミネラル豊富な塩は逆に取りすぎくらいが丁度良いの」
「何! うむ、確かにそれは俺も聞いた事がある」
「塩はその製法により、良くも悪くもなります。海水由来、天日塩と言う塩は、塩化ナトリウム80%〜90%、他に塩化カリウム、マグネシウムなどが含まれて居て、実はミネラル豊富で凡ゆる万病に対し免疫力を上げてくれます。現代日本人はミネラルバランスが非常に悪いのは、精製塩を使用しているからと学術論文も出ているくらいです」
※高血圧=塩分取りすぎ、これは完全なる過ちだ。
医者に塩分を控えめにと言われた場合、塩化ナトリウムを控えろと言う事で有り、塩を減らせと言う事では無い。実は医者もそれを知らずに塩分=塩化ナトリウムだと認識している者が非常に多い。
逆に自然塩は、体内バランスを改善し、免疫力を上げ、身体を非常に凡ゆる病気から守ってくれる。塩を選ぶ際は、必ず気おつけるのは先ずその精製方法だ。精製塩の場合必ず成分表に、塩化ナトリウム99%以上と書かれて居るため、実は危険か危険では無いか、簡単に確認出来る。
次によろしく無いのが岩塩である。これは精製塩と非常によく似て居るので好ましく無い。
ではどんな塩が身体にいいのか、それはこれ一尺だ。
海水成分の天日塩
そして製造工程は 【天日、乾燥、粉砕】
と書かれて居る物だ。
中には消費者を騙す悪徳業者も居る。
その製造工程は 【天日、(浸透膜、溶解、洗浄) 乾燥、粉砕】
と、書かれて居る。これはヤバいので買わない事をお勧めする。これは浸透膜、溶解、洗浄工程で、精製塩になってしまうので、せっかく天日塩を買った意味が無いからだ。
「では次に珍肉を見に行ってみよう! おっとディアブロ選手、またもや肉の下ごしらえだけしてサボって居る!」
「馬鹿野郎! 慌てる必要がねえからこうしてるんだよ! さてそろそろ湯で始めるか」
「この短時間で良いのか?」
「それはこれよ!」
何とディアブロは電子レンジに次々と野菜を入れ始めた。
「成る程、電子レンジで蒸す事により時間を短縮する訳か」
「そう言う事だ!」
「だが何かこれには違和感が有るが、では次に天下布武のムール選手を見てみよう。おっとムール選手! 既に野菜と肉を投入した物を煮詰めて居るが、それは土鍋だ! ムール君、この土鍋を使って居る理由が何か有るのか?」
「後で食べればわかります。鉄鍋で調理した物、そしてコーティングされたフライパンで調理した物、この土鍋で調理した物を一度食べ比べてみると、その違いがわかります。特に長時間煮詰める煮物はこの違いが顕著に現れます。世界には陰陽が存在する。これは陰陽太極図を見れば一目瞭然です。つまり鉄鍋は陰性が働き、土鍋は陽性が働く。陽性に働いた料理は身体に日の光を浴びたのと同じ効果を齎せてくれる」
「うむ、料理にスピリチュアル効果をも取り入れると言う事か、奥深いな」
※陰陽太極図 八卦
これを遺伝子に当て嵌めると、確かに見事に一致して居る事が近年明らかになりつつある。
http://blog.livedoor.jp/k_toshi444/archives/5160232.html
上記より引用
DNAは四つの塩基によって構成される二重螺旋のコードである。
四塩基→Aアデニン、Tチミン、Gグアニン、Cシトシン→易の四象(太陽、小陰、小陽、太陰の4通り)に一致する。
更に引用
元素記号表で一番上にある、最も軽い二元素に乾坤を対応させ、水素=1乾為天、ヘリウム=2坤為地とし、以下、リチウム(3水雷屯)、ベリリウム(4山水蒙)、ホウ素(5水天需)…といった具合に当てはめ、その元素の性質と卦の意味が一致する。
と、ある様に、物理世界がもし量子力学により構成される世界であるなら、その全ては公式により組み立てられて居る事になる。そしてその公式を成す物が八卦だと言うならこれは間違いない物となるだろう。万物が陰陽五行説で成り立って居るならば、それは土鍋の主張に通ずる物が有る。
土鍋は土から出来て居る、そこには太陽光をふんだんに浴びた土となる。鉄は鉄鉱石から出来て居る。太陽光とは無縁の世界だ。
「さて、4同盟それぞれで肉じゃが一つ作るにも様々な作り方をして居る様だが、ここでそろそろ1時間になる様である。そして最後に付け合わせの支度に各同盟が入ったが、おぉっとこれは! 何と各同盟全てが漬物! 漬物を付け合わせとして持って来た!」
ボワ〜ン!
「さあ終了のドラが今鳴らされた! それでは先ず翡翠から審査員への試食タイムに入るが、翡翠は一つ、砂糖を入れると言うもしかしてのミスを犯して居る事を確認して居る。審査ポイントはどうなるか! 先ずは女帝から点数を出して貰おう! 女帝からの点数は! 4点! 4点が付いた! では女帝よ、内訳を聞こう」
「うむ、確かに美味い、濃くも出て居るし、非常に出汁が効いておる。だがやはり砂糖が原点対象じゃな」
「だから言ったじゃないか、砂糖は使わない方が良いと」
「だってなんか肉じゃがに砂糖入れないのは邪道の様な気がして」
「では次にシャオミンからの点数を見てみよう! シャオミンも4点!」
「女帝さんと同じですね、肉じゃが単体では3点を付けようかと思ったのだけど、この付け合わせの梅干しが点数を加算しました」
「ほう! その事を詳しく聞こうか?」
「先ず砂糖と言うのは予防医学の観点から見ると、最強の毒物とされています。これは直接糖全てに言える事です。ただ勘違いしてはいけないのは、糖質全てが悪と言う訳では有りません。例えば林檎などに含まれる糖質は、逆に体に良い物です。問題は自然界に存在して居る物か、そうでは無く、人間の手が掛かって居るかと言う事です。つまり林檎その物を食べるので有れば、全く問題無いですが、そこから果糖を分離抽出する事で毒物に変わると言う事です。甘味を出したいなら、林檎を擦りおろして入れるなどの工夫をすれば良かったと思いますね」
「成る程、確かにメープルシロップや蜂蜜、甜菜糖は身体に良いとされて居るが、甜菜糖の主成分は80%以上ショ糖で出来て居る」
※ショ糖とは、害悪この上無い、ブドウ糖と果糖がくっ付いた物。
「そうです、そして蜂蜜はショ糖が7%程度ですが、ブドウ糖と果糖が単糖で40%以上含まれているので、これも害悪この上無い物です。
更に勘違いをされて居るのがメープルシロップです。これを単なる樹液と思って居る人が多過ぎます。メープルシロップは絞り出した時には糖度は3%程度です。これでは甘味などに使えませんね? ならどうするか、煮詰めて濾過します。こうして凝縮する事で甘味を増すのですが、この時点でショ糖の割合は、70%まで増加します」
「何と! 最悪では無いか!」
※直接糖は全て毒物である。2日間全ての糖を取らないと言う実験をしてみよう。ジュースなどの甘味が入って居る物を一才摂取しない実験だ。もしその2日でイライラしたりしたとするならば、君は間違いなく中毒にかかっている。糖質は脳内で麻薬と同じ症状を作り出す。だから異常に摂取したくなる。
糖質は三大疾病の原因となる。癌の餌はブドウ糖だと知っているか? 糖質を取らねばそもそも癌になどならん。
これでも見て勉強するが良い。
https://diamond.jp/articles/-/179248




