9の秘密
昨日は父の四十九日で投稿出来ませんでした。
俺はアフロとムールさんに、369の件を伝えた。それを解き明かす事が、姉ちゃんの力、つまり公輪盤の能力を完全に使いこなす事が出来ると言うのだ。
そして俺はこの369と言う数字の中に秘められた、様々な事を聞かされた。それは驚くべき事だった。
更に続く……
時間と言う物に対してもこの秘密は隠されていた。例えば1時間は3600秒、3+6=9だ。
1日は86400秒、これも8+6+4=18、1+8=9。
1週間は604800秒、6+4+8、つまり9だ。
1ヶ月は2592000秒で、2+5+9+2=18、1+8=9
1年は31536000秒、3+1+5+3+6=18、つまり9
1日は1440分足せばこれも9
1週間は10080分、9
1ヶ月は43200分、9
1年は525600分、18で9
つまり9は時間と空間を支配する。そして地球の自然の音は432Hz、つまり9だ。
さてここから更に核心に迫る。193と103は同じ意味を表す。
1+9+3=13=1+3=4
わかるだろうか? 同じ数字根になる。
どんな数字に0を掛けても0になる、当たり前だ。
だがどんな数字に9を掛けても、数字根は必ず9になる。これは9=0だと言う意味になる。そして9以外の数字を全て足してみよう。
1+2+3+4+5+6+7+8=36、3+6=9
9になる。9はそれ自体で有り、全ての数字を支配し、また無を表す。
アフロは全ての謎が解けたと言った。俺にはまだよくわからないが、そもそも飛行機が空を飛ぶ仕組みと言うのが、実は半分も説明されて居ない。現在の流体力学の説明では、プロペラ機は飛べても、ジェット機は飛べないのだ。その意味は流石に俺でもわかる。
空気圧のほとんどない20km上空を戦闘機が飛べる理由を、流体力学では説明できない。ロシアの戦闘機は20kmよりはるか上空の30kmを飛行できる。
更に言えば、助走も付けずに飛べる、カブトムシなどの昆虫が飛べる理由をまともに説明出来ている学者が実は1人も居ない。つまり人間はいまだに昆虫が飛べる理由を理解できて居ないのだ。
昆虫の羽根は飛行機や鳥の羽と違い、ただ1枚の薄い膜でしかない。1秒間に数十回羽を動かしても、昆虫の体を持ち上げるほどの揚力は生まれないというのが従来の見解だ。蚊などの身体の軽い昆虫は、羽根の生み出す微小な気流を使って飛んでいると言う。しかしコガネムシのように身体が重い割に羽根の小さな昆虫は、飛べるはずがない。
だが現実にカブトムシもカナブンも飛んでいる。つまりこの謎が人間には解けて居ない、情け無いが、これが現実なのだ。普段目にしている謎、そこに目を向ければ人は空を自在に昆虫の様に飛ぶ事が出来る。だが目を向けないし、向けさせない様に仕向けられて居る。
「重力なんて物は本当に嘘だったんだよ。そんな物は真実から目を逸らさせる為の絵空事だったんだ。重力の本当の真実を知ると、フリーエネルギーを造られる、だから万有引力なんて出鱈目を教えたんだ」
「俺も何となく重力嘘臭いと思い始めたんだけど、なら質量の大きい物と小さい物では何故落ちる速度が変わるんだ?」
「全てはシャオリン、お前の能力が俺に答えをくれた。いや、本当は昆虫が飛んでる所を見て重力の嘘に気づかなきゃいけなかった」
「確かにカブトムシや蜜蜂が飛ぶ理屈を説明出来て無いよな?」
「ああ、鳥などは大きな羽と筋力が有るから上昇気流に乗る所まで羽根を羽ばたかせ飛ぶ事が可能だ。だがカブトムシなどはその硬い大きな外皮を羽ばたかせては居ないし、筋肉も無い。微小に羽ばたかせて居るのは、内皮の薄い一枚羽根だけだ。あれでは従来の流体力学では飛ぶ説明が出来ない」
「それが俺の能力の反重力ユニットで説明出来る様になるのか?」
「ああ、青熊さんが飛べる理論も実は昆虫と同じだ。じつは昆虫の羽根は、電気を溜める性質を持つ強誘電体であることが最近の研究でわかって来て居る。電子顕微鏡で昆虫の羽根を見ると微細な構造が整然と並んでいるのが見える。微細な構造には電子を溜める機能がある。フラワーオブライフとか正にそれだな。
たとえば、人工的に作った強誘電体のロッシェル塩は、空気の比誘電率1に対して4千倍も電気を溜めることができる。昆虫の羽根はロッシェル塩よりはるかに多くの電気を溜める性能があった。
なぜ、比誘電率が重要なのかといえば、大気、地表は電気を帯びているからだ。地表はマイナス、上空の電離層はプラスの電気を帯びている、トロイダル磁場だ。また大気はトロイダル磁場の影響下で弱いプラスに電離している。地表から上空に行くにつれ大気の電離度は徐々に上昇する。もし、地表付近でマイナスの電荷を大量に持った物質があったとしたら、地表のマイナスに対して反発力を持つ事になるだろう。なら反発力は揚力として現れるはずだ、この仕組みはリニアモーターカーに現れて居る。
実はコガネムシなどの硬い殻を持つ昆虫では、もっとも比誘電率が高いのは羽根ではなく、羽根をカバーしている殻のほうなんだ。薄い羽根を高速で動かすと、電離した空気のプラスが羽根に集まるが、静電誘導で殻のほうにマイナスの電気がたまる。殻にたまった大量のマイナスが地表に対して反発力を発揮する。これこそ昆虫が飛べる理由だったんだ。
質量に関して言えば、ファラデーの実験が証明している。1850年ごろ、実験の名手であったファラデーは、万有引力を説明した、キャベンディッシュが行なった鉛の実験の間違いを示した。ファラデーはキャベンディッシュが使った鉛は、反磁性体であることを発見したんだ。鉛は質量が発生する重力ではなく反磁性で動いた。
勿論「ファラデーがキャベンディッシュの誤りに気がついた」とは、科学史には記録されていないが、ファラデーは晩年を重力研究に費やし、重力が電磁気力であることを確信していたと見られる。キャベンディッシュの実験が誤りであるということは、質量は重力を生まないという事になる」
「おいおいじゃあ重力の正体って」
「結論を先に言えば、地球の重力は地上で最も強力な電磁波、シューマン共振が生み出している。7.83Hzの低い周波数の電波は、数百キロもの岩盤も透過するという性質を持つ。さえぎることができない重力と同じ性質だ。また強力な電波を受けた物質は片側に電界による引力が生まれる。これはマイクロ波を使ったEMドライブと同じ現象だ。
青熊さんのスキルも、お前の反重力ユニットも、つまりシューマン共振に近い電磁波を作り出して居るって事だ」
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※EMドライブ
https://ja.wikipedia.org/wiki/EMドライブ
wikiには誤検出と書いてあるが、勿論大嘘。既に特許が取られて居て、アクティブになって居る。これで重力が嘘だと言う事が理解出来ただろう。
電磁推進システム (Electromagnetic propulsion system)
https://patents.google.com/patent/US7936097?oq=electromagnetic+drive
もうわかっただろう。重力に逆らう為には電磁機力を必要とする、つまり重力とはトロイダル磁場から生み出される、磁力に他ならない。重力の正体は磁力だ。
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「シューマン共振てのは、つまりソフィア、地球が作り出してるんじゃないのか?」
「シューマン共振は何も地球だけが作り出してる訳ではありませんよ? 人間もトロイダル磁場を作り出して居ます。オーラとか気とか言われて居ますけど、それは突き詰めて行けばシューマン共振です。つまりそれが物質を固めて居る原点です」
「じゃあ…..」
「そうだ、お前自身の力の源も、その公輪盤の能力も全てガイアから流れて来るが、お前自身が望まなければ、そして信じなければ生まれない」
ようやく俺は何となくだが姉ちゃんの力の原点、9の力が見えて来た。信じる力、それは引き寄せの法則にも繋がる、俺自身が強くそれを望むから能力がそれに反応するんだ。確かにアフロは前からそう言う話を俺にして居た。だから俺は友であるアフロを常に信じて来た。
数日後、俺達遊撃隊に初の任務が回って来た。それは函谷関からの応援要請だった。
「あそこにはもやしさんもディアブロさんも居る筈だが? そんなに大部隊何ですか?」
「部隊は然程多くは無い様です。ですが、プレイヤーの数が圧倒的だそうです」
「それに一人、圧倒的な力を持つとんでもない者の情報が入って居る」
「圧倒的な力? 今までのfight能力者じゃないの?」
「函谷関からの伝令の話では、そのfight能力者事態、役10名確認出来ているそうです。その中にあっても特筆すべき能力者だそうです」
「10名も!? その中でも特筆すべきって」
「そいつは自らをカストロだと名乗って居たそうだ」
「ほう、プレイヤー名カストロ、九号一理サーバーでそんな名前を見たな」
「ザコさんも知って居る様ですね」
「うむ、俺もあそこに垢を持って居るからな」
「強いんですか?」
「闘技場では常に一位であった。プレイヤーレベルは2転成、レベル236だったと記憶しておるな」
「236か……かなりキツそうですね、まともにやっては俺達は誰も勝てない」
「うむ、まともにやってはな。ならまともにやらなければ良いだけである」
「わかりました、アフロさん、猫さん、詳細な情報をください。確認後、遊撃隊出動します。りょくさん、諸々の準備にどのくらいかかりますか?」
「人を2人程貸して貰えれば30分で大丈夫ですよ」
「あやかさんとルルーシュさん、りょくさんについて物質の用意をお願いします」
「わかりました」
「高坂さんの方からも1人出して貰えますか? 自衛隊の装備は其方でお願いしたい」
「了解です、谷口、お前がいけ!」
「了解!」
りょくさんの指示で、直ぐに遠征の準備が整えられた。流石にプロ、こう言うのは手慣れた物だ。洛陽の物質管理者も現在ではりょくさんの管理下に置かれているので、全てりょくさんは把握して居た。
アフロと猫さんから、敵の詳細を聞いた俺達遊撃隊は、直ぐに函谷関へ向けて移動を開始した。馬車も大型の物を3台使って居るので、移動速度は非常に速いし快適だ。
遊撃隊にはUR騎馬兵3000が付けられて居る。またムールさんと隊長の発案で、所謂チャリオットが造られており、それが主力の装備になって居た。チャリオットとは、勿論ポルナレ◯のスタンドでは無い。チャリオットと言うのは戦闘用馬車、一般的には騎兵戦車と言う馬が引く戦闘特化型の馬車の事だ。
このチャリオットの大きな特徴は、戦車なので装甲が硬い事、馬にもフルプレートを着させる事によって、機動力は騎馬には大分劣るが、頑丈。更に馬車からの弓やポールウエポンによる攻撃が強烈だと言う事だ。
ポールウエポンとは長柄の武器、つまり戟や槍の事である。中国では、後漢の時代にはこのチャリオットに似た戦車が主な機動兵器として使われて居た。
ただ、この時代には、所謂ディファレンシャルギア(傘歯車)、車で言うデフの事だが、このデフが無かった為、曲がる時はドリフトをしなければ成らない。馬車のドリフトは車の様には行かず、かなりの距離を使ってドリフトしなければならない。つまり一度チャリオットの攻撃で敵に突っ込むと、戻る迄に遥か見えなくなるまで戦場から遠ざかり、ドリフトして戻って来る頃には戦局はまた元に戻って居ると言う正直使い物にならない物だった。
また車軸の構造が非常に脆く、更に地面がアスファルトではなく、車軸にドリフトの負担がモロにかかって居た為、中には曲がるだけで戦車がぶっ壊れると言う非常に欠陥だらけの兵器だった。
今回遊撃隊に配備された戦車には、当然デフを付けてある為、この点は問題無い。テストを重ねたが、悪路でも簡単に曲がる事が出来、またリーフスプリングを付けてある為に非常に乗り心地も良い。リーフスプリングとは板状のバネの事であり、今でもトラックのサスペンションにはこれが使われている。
遊撃隊チャリオット部隊の隊長はりょくさんが兼務して居る。その規模は1000機。かなりの大部隊となって居た。




