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俺系娘に死ぬほど愛されて眠れない  作者: 海藤進
第二章 学校編【1学期】
21/30

忍者娘、忍びよる、ということ

北野さんに引きずられたまま教室へ


前のドアを開けて入ると、二人の女子生徒が寄ってきた



「あ!北野さん!おはよー!」


「詩織ちゃんおっはよー!」


「おっぱい揉ませてグゲボウラッハ!」


「おはよう、鈴木さん、富田さん、あと羽田くん、このまま窓から投げるわよ?」


「やめてください!!まだ僕には読み終わっていない大量のエロ本がアッアッアッ苦しい!!!首しまってます!!!逝きます!!イッチャウウウウゥゥ!!!」


教室に入って早々の恒例行事にクラスの皆もとくに気にしていない様子


「あははは、羽田君も相変わらずだねぇ」


「この前も女子生徒のパンツ盗んで弁当代わりに食べたんだっけ?」


ただ、面白い事好きの鈴木さん富田さんはこうして挨拶してくれる。



「おはようございます鈴木さん。そして富田さん!!僕はそんなことしていません!!盗みとか犯罪じゃないですか!」


「女子更衣室覗くのも犯罪よ?」


「全部北野さんのせいで未遂なんですけどね・・・・というか、ドM変態ドクサレ野郎が許されてなぜ僕はダメなんですか!!!」


奴のことなんて本名すら忘れたわ


「夏織君は女の子じゃない」


「そうだよー、別に普通じゃん」


「「ねー?」」


「今夏織『君』って言いましたよねぇ!?男じゃないですか!!」


確かに女の子に見えるけども!!


「羽田、そろそろ認めたら?夏織ちゃんはちょっとMだけど普通の女の子だよ?」


「夏織の野郎、一体どんな魔法使いやがった・・・・」


もう口調が定まらない


というかなんでこの三人はこうも毒されているんだ


女子は可愛いものは何でも許すのか


夏織の野郎、今度会ったらゴリマッチョに改造してやる





「・・・・・・・・羽田」


夏織をどうやってゴリマッチョにしようか考えてたら、どこからか呼ばれた


「ん?」


だれだろう・・・・


周りを見渡してみるも、鈴木さん、富田さん、北野さんは三人で仲良く話している


気のせいか・・・


さてさて、どうやってあいつをガチムチホモマッチョにするか・・・・



「・・・・・・・羽田」


やっぱり呼ばれた!?


でもやっぱり周りを見ても誰かが呼んだわけではなさそうだ


・・・・やっぱり腹筋から鍛えさせようか、いや、それとも腕かな







「・・・羽田!!!」


「うおおおおおお!?!?!?」


考えながら自分の席に戻ろうと足を踏み出した瞬間、目の前に人の顔が落ちてきた


「って、田中さんですか・・・驚かさないでくださいよ・・・」


「・・・・羽田」


「はい?」


「・・・・・無視?」


無表情なのになぜか泣きそうな顔に見えて、急いで謝る


「い、いえいえ!!無視したわけではないのですが・・・すいません気づかなくて・・・」


「・・・・宥恕ゆうじょ


「許してくれますか、ありがとうございます」


宥恕だなんて高校生が使う言葉だろうか?




「・・・・・・・」


すると今度は黙ったまま片手を挙げる田中さん


ちなみにまだ天井からぶら下がったままである


「ええっと・・・・もしかして、おはようございます、とかですか?」


「・・・首肯・・!」


「もしかして、おはようございますを2語でなんて言うかわからなかったんですか?」


「・・・・・・・首肯・・・・」


あら、しょんぼりしてしまった


「大丈夫ですよ、僕もそんなものが存在してるのかわからないですし、ジェスチャーも大事ですしね!」


「・・・・・・・(こくっ)」


田中さんは小さく頷いてから天井からおりると、そそくさと自分の席へ歩いて行った


なんというか、苗字のわりに奇抜な人である









「おはよう諸君!!私の封印されし闇の力が暴走する前に縛られた座標せきに座りたまえ!!」


ガラガラっと勢い良く扉を開けて中学生先生が入ってきた


相変わらず見た目が幼い


その容姿のせいか、教室のどこかからか

『ロリ・・・・萌え・・・・』

とか聞こえてくる


「おおぅ!びっくりしたー、おはよ中せんせー!」


「こら鈴木!その名前で呼ぶな!!私は漆黒の暗黒物理深淵教師と呼べと言っているだろう!!」


「先生の呼び方毎週変わってるよねー」


富田さんの言うとおり、中学生先生の呼び方は毎週違う


本人も覚えられてないし


そして何より、今週黒すぎるだろう



「おらおら!!いいから座れって!!あと3秒で座らねぇと物理の単位落とすぞー!」


「「「「ひええええええ」」」」





「矢部ー、和田ー・・・よし、全員いるな、とりあえず転校生紹介するぞー」


「「「おおおおおおおおおおお!!!!!」」」


先生のさりげない一言で、教室中が歓喜の声で埋め尽くされる


「女の子ですかー!!!???」


「イケメンですか?」


「どこから来た子なのー?」


「なんか中途半端なときに来たなー」


「ロリかなぁ」


「あー!!もううるさい!!!静かにしないと紹介しないぞ!!・・・・・・素直に静かになりやがって・・・・・・よーし、入ってこーい」


先生が怠そうに教室の外へ声をかけると、控えめに扉が開いて転校生が入ってきた


まぁ、僕は誰が来たか知ってるんだけどね


だからこそ、ここはクールに、あえて興味なさそうにいこうじゃないか


だって紳士だもん!!


「うおおおおおおおお!!!!おっぱいぷるんっぷるんじゃないですかーー!!!!!」


無理でした


何回見ても興奮します


「うるさい羽田!!!闇の炎で消すぞ!!・・・・悪いな、騒がしくて。とりあえず自己紹介いいか?」


「う、じゃなくて、はい、わかりましたわ」


・・・・んん?


なんか違和感が・・・・


畑さん、だよね?


「えっと・・・・皆様、始めまして、島根県立笹雪高校から転校してまいりました、畑咲と申します。・・・・まだこの辺の土地には不慣れな故、皆様には色々と、御迷惑をお掛けするかもしれませんが、何卒、御享受の程宜しくお願いいたします・・・・」



「「「「「お、おおー、深窓の令嬢だ・・・・」」」」」


教室中の感銘を受けたような空気の中、僕だけが何故かついていけていなかった・・・・・




これ、畑さん、だよね?

田中たなか

渡のクラスメイト。


名前はどう考えてもよくいる日本人。


地毛なのか染めているのかは不明だが、金髪の長い髪を左側にサイドテールにしている。


前髪が長く、右目は隠れてしまっているが、本人は特に中二病ではない。


第三ボタンまで開ける、さらにヘソ出し、明らかに短すぎるスカートと、制服を痴女並に着崩しまくっているせいで生活指導の先生に注意されている。


色白で、言葉数も少ないが、天井から現れたり、地面から生えたり、木から木へと飛び移ったりと身体能力はかなり高い。


しかし、それだけ動いていてもぱんつが見えないというのだから一番の謎である。


隠れファンクラブがあるくらい人気があるが、無愛想故に友達はまだいない


ただ渡には興味があるようで・・・・?


○鈴木さん

渡達のクラスメイト。

モブ。


○富田さん

渡達のクラスメイト。

実家は米屋さん。

モブ。

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