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第十五話 ザダル・ラ・ニハク(成長期XⅡ)

【これまでのあらすじ】

宇宙船が旅立ち約500年が経った頃、ダフィタス人が住める環境にある星を見つけた。

星が見つかった!との報告で国民が歓喜に湧いている頃、各国の代表者と室内に置かれたリアルタイムで話すことが出来るスクリーンを通して首脳会議が行われた。

ニハク国の代表者はザダル・ラ・ニハクという人物。

幼少期から青年期、ザダルという人物を形成するのは何か?

閑話 リーリア(前世の記憶と現実と ②)


~SIDE 山田幸美~


享年61歳と言うのかしら?

通勤途中で反対車線の車が突っ込んできたのは覚えてるのよ。

それからは覚えてないのだけど……きっと死んじゃったのね、私。

だって、こんなにも真っ暗なんだもの。

けど不思議と怖くないの。真っ暗なのに………自分が幽霊だからかしら?

ふふっ、最強ね。

そうそう、音はするのよ。

扉が閉まる音だったり、人が歩く音に話し声だったり。

でもね、気温は感じないの。

生きてる間は、寒かったり暑かったりしたでしょう?

もう最近の夏は40℃近くまで気温が上がって、夏バテっていう生易しいものじゃなかったわよ。

外に出たら猛暑だし、お店に入ったら寒いしで……体がおかしくなって疲れが溜まる一方だったわ。

四季がある日本に生まれて、子どもの頃には過ごしやすい春が大好きだったの。

桜も咲いて、近所の人達と花見したのも良い思い出ね。

それが、段々春も秋も一瞬で終わり、夏と冬が長くなってきたのよ。よく職場の人達と、地球大丈夫かしら?って言ってたのよ。

だけど、ここ、適温なの。

私が温度を感じないのかしら?快適だからいいんだけどね。

でも、どうして音は聞こえるのかしらね。

人の話し声って分かるんだけど、何を言ってるのか分からないのよ。

日本語じゃないって感じに思えるの。

死んだら外国にでも飛んじゃったりして。パリがいいわぁ。行ってみたかったのよね、パリ。

ほんと、言葉が分からないわ。ぼんじゅーるでもないし……

神様の共通語とかってあるのかしらね?


なんて真っ暗な所で思っていたら、眠気がやってきた。

抗うことなどできず、幸美は眠りに落ちていく……



ふと目覚める。

やはり真っ暗なところだ。

「………□○✕△、□○✕△……」

人の言葉なんだということは分かるのよ。

けど、言葉が分からないんだって!

ん?

「………リ、○✕△……リー✕△……」


『リーリア』って言ってない?

声の主は、その言葉を連呼している。

優しい声……でも泣き声のようにも聞こえる。

必死で呼んでいるような………まるで、二度と会えないお別れを嫌だと縋るような………聞いてるこちらも、どうしようもなく切なくなる響き。


「リーリアって名前かしらね?」

そうポツっと呟くと

何処からか小さな足音が聞こえた。

タッタッタッ

下を向くと、なんとそこには3歳くらいの小さな女の子。

パリジェンヌのような顔立ちに、緩くウェーブのかかった肩までの髪は薄い茶色。茶色に少しピンクが入ったような、なんとも可愛らしい髪を揺らした女の子。

「□○△……リーリア………○✕△?」

って、たどたどしくも話しかけてくれるではないか。

可愛いわねー。

子タレさんかしら?こんなに可愛いかったら、すぐに有名になっちゃうわよ。

「□○△……リーリア………○×△?」

幸美がそんなことを思っていても、その幼女は一生懸命話しかけてくるのだ。


ん?もしかして

「あなた、リーリアちゃんなの?」


「……リーリア。」


「そう、リーリアちゃんなのね。迷子になっちゃったの? お母さん一緒に探してあげるわね。」


怖がらせないように、優しく話しかけるけど心の中では冷や汗ものだ。

ここってあの世よね?

リーリアちゃん、もしかして?

こんなに小さい子が………それはないわ!それはない!!

この呼んでる声って、きっとリーリアちゃんのお母さんよね?

必死に娘の命を繋ごうと名前を呼び続けてるんだわ。


「おばちゃん、何とかするからね。大丈夫だからね。」

なんて言ったものの、まったくどうしていいものか分からない。

幸美は、深呼吸をした。

落ち着いて考えないと。焦るとロクなことないんだから。

ここってあの世でもない気がするのよね。

三途の川ってあるのか知らないけど、川があったりお花畑があったりって聞くじゃない?

けど、それって景色が見えるってことなのよ。

でもここは真っ暗。

そして、ここにはリーリアちゃんと私だけ。

これって、リーリアちゃんが死にかけているってことなのよね。

まだ死んでない。そしてリーリアちゃんの魂はここに居る。私の魂もここに居る。

なんでかしら?

あの世に行く前の場所?

それにしては、こっちよ~って誘導してくれるモノも人も何もないじゃない。

神様サボってるのかしら?職務怠慢ね!

リーリアちゃんの顔を見ると不安そうにしている。

リーリアちゃんが落ち着くように、屈んで真正面からリーリアちゃんを見る。

ほんと、見れば見るほど可愛いわねー。

リーリアちゃんの頭を撫でてやると、ニコっと笑ってくれた。

日本人じゃないわね。

ほんとうにパリとかに来ちゃったのかしら?

それかリーリアちゃんはハーフなのかしら?

言葉が通じないのは困っちゃうわ………

うーん。と幸美が悩んでいると、リーリアちゃんが頭を撫でてくれるではないか!

ふと我が子達を思い出した。

幸美には3人の子どもがいる。

しっかり者の長男に甘えん坊の次男、お兄ちゃん達に可愛がられたマイペースな長女。

もう3人ともオジサンとオバサンになって、それぞれの家庭だったり自分の人生を歩いている。

オジサン、オバサンになっても幸美にとっては可愛い子どもには変わりない。

小さい頃の我が子を思い出すと、ふと寂しさが生まれた。


子ども達に会いたい………


すると、リーリアちゃんが小さな手で頭を撫でてくれた。

なんて優しい子なのかしら。

私が落ち込んじゃったわね。

今は、リーリアちゃんのことを考えなくちゃね。

「リーリアちゃん、ありがとうね。」

言葉が通じてないだろうけど、お礼を言って微笑めばリーリアちゃんもニコっと笑ってくれる。


…………そういえば、娘がどハマりしていた漫画にあったわね。なんて言ったかしら?

そうそう、異世界転生!

リーリアちゃんが死にそうになって、私がリーリアちゃんの体に入るの?

ここは、そのための控え室みたいな場所ってことかしら?

でも、そんなことしたらリーリアちゃんの魂は何処にいくの?

他の人の体の控え室?

目の前に自分の体があって、お母さんが必死に呼んでるのに?

ふざけんじゃないわよ!

そんなことって………そんなことって

「ないわー!!!」


思わず口に出して叫んでいた。

慌ててリーリアちゃんを見ると、目をパチくりさせて驚いている。

「ごめんねー。おばちゃん、ちょっと神様とやらにムカッ腹立っちゃってね。大きな声出しちゃったわ。」

すると小さなリーリアちゃんが、また頭を撫でてくれた。

「ありがとうね。ほんと、いい子だね。」

と、お礼の頭なでなでをして、幸美は立ち上がる。

こんな可愛い子の体をもらってまで、私は生きたいわけじゃない!

確かにやりたいことも叶えたいことも、何ひとつできなかったわ。

私の人生で幸せだったのは、私が子どもの頃と子ども達に会えたことよ。

それ以外は、後悔ばっかりの人生だったわよ。

金使いの荒い夫………家庭を大切にしない夫………子ども達を泣かせる夫………

やっと離婚して、これから私の人生を生きるんだ!って思ってたけど、なんなの?物価高!!

食べてくだけで必死よ。

働いて働いて………老後の不安ばっかりで………あ!もうその不安解消したのね。

子ども達に迷惑かけずに済んだわね。良かったわ。

ちがう!違う!!

今はリーリアちゃんのことよ!!

こんな私にだって誇りも矜持もあるんだからね。

子どもの頃は、私も両親や兄弟に守られたの。大切にしてもらったのよ。

大人はね、子どもを守るためにあるのよ!

そこを間違えたらいけないわ。


幸美は、リーリアを抱き上げ上を向いて叫んだ。


「ここからリーリアちゃんを出しなさい! 早く扉を開けなさい!! ほらっ!!!」


3人の子育てをひとりでしてきた女の本気の叫びはダテじゃない。

スーっと白い線が入ったと思ったら、そこから両側に真っ白な光がスライドし、光の空間が現れた。

リーリアちゃんを抱っこしながら光の空間の前まで行く。

リーリアちゃんを降ろし

「リーリアちゃん、元気でね。たくさん笑って楽しい人生を歩んでね。バイバイ。」

リーリアは、ひとつ頷くと光の中へと走っていく……見えなくなる一歩手前、リーリアが振り返り手を振った。


なんて可愛い子…………光の空間が徐々に狭まり消えてくのを眺めながら幸美は手を振るリーリアちゃんの幸せを祈った。


…………さてと。

真っ暗なこの場所でひとりきりになっちゃったわね。

これからずっとひとりなのかしら?

怖くもないし、きっとお腹が空くわけでもないのでしょうね。

だって何かを食べたいって欲求さえ出てこないもの……

ただ、暇よねー。

話し相手くらいほしいわよね。

神様って話し相手してくれないのかしら?

職務怠慢でサボってるわけでもなさそうだし……

そんなことをボーッと考えていると、目の前が明るくなってくる。

キレイな女性が号泣している。

嬉しそうに、心からの感謝の言葉を述べている。

「あぁ、リーリア……リーリア……良かった。本当に……本当に……神様……ありがとうございます。本当に……本当にありがとうございます。」


急に言葉が分かるようになって幸美は驚いた。

「やっぱりリーリアちゃんのお母さんだったのね。リーリアちゃん、ちゃんと帰れたのね。良かった。」


けど、この景色ってリーリアちゃん目線じゃない?

リーリアちゃんのお母さんは覗き込むようにリーリアちゃんを見つめ、溢れる涙をハンカチで拭いながらも手を離そうとしない。

リーリアちゃんのお母さんもキレイな人ねー。

リーリアちゃんが可愛いんだもの、当たり前か。

あの男の人はお医者様かしら?

「奇跡だ!呼吸も止まったのを確認したのに……奇跡だ!」

などと興奮している。

体の具合をもう一度確認くらいしなさいよね!小さな女の子なんだから。

と、医師らしき人にツッコミを入れつつ、幸美は周囲を確認した。

リーリアちゃんのお父さんは居ないのかしら?

我が子が死にそうになってるのに、何処で何をしてるのよ。腹立つわねー。

いやいや、元夫と一緒にしちゃダメよね。

今頃、出張先から慌てて駆けつけてる最中かもしれないじゃない?

うん、きっとそうよ。そうよね?


それにしても、肌が………肌が薄いピンクと薄い水色ってなに???

リーリアちゃんのお母さんは薄いピンクの肌なのね。

この医者みたいな男の人は、薄い水色の肌………斬新だわ。

髪の色は茶色が多いのね。

けど、茶色にほのかに他の色が混ざってたりするのね。

青やら赤やら原色ばっかだと目がチカチカするから良かったわ。

日本人も最近では色んなヘアカラーしてる若者も居たし、驚くことはないわね。

肌の色は、ちょっと驚いたわね。

家具とか木じゃないのね。プラスチック??

ってか、お部屋広いわね!お金持ちなのかしら?

はー、これが異世界! 凄いわねー。

あっ!リーリアちゃんも薄いピンクの肌なのね。

暗かったから、そこまで分からなかったわ。

でも、ピンクの肌も可愛いわねー。

あんなに可愛いんだもの。ピンクって良く似合ってるわ。


「おばちゃん、ありがと。リーリアかえれたよ。」


突然、リーリアの声が暗闇に響く。

「え?リーリアちゃん?? お話しできるの?」


「うん。おばちゃん、リーリアのなかにいる。」


やっぱりそーなのよね…………でも、それどーなの?

うーん。

なんか違うのよね……リーリアちゃんの人生はリーリアちゃんのものなのよ。

私がとやかく口出ししたらダメだと思うのよね。


「眠い。リーリア眠いの。」


「リーリアちゃん、お寝んねしなさい。おやすみ。」


「うん。」


すると、幸美も眠くなる。

なるほど………リーリアちゃんと一心同体ってことなのね………起きたら考えましょ。

今は私も寝ましょう。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「おばちゃん、いる?」


「………………」


「おばちゃん、いないの?」


「………………」



リーリアちゃん、ごめんね…………


幸美はリーリアが起きると同時に起きていた。

リーリアの傍には母親が寄り添い、家政婦と一緒にリーリアの世話をする姿もリーリアを通して見ていた。

リーリアが幸美に話しかけるまでの間、幸美は色々と考えたのだ。

幸美にとって、リーリアは死んでから偶然居合わせた魂仲間というだけだ。

だけど、まだ小さいリーリアが自分を励まそうと頭を撫でてくれたり、自分を心配そうに振り返る姿があったりと、その優しさが嬉しかった。

我が子はすでに成人し、それぞれの人生を歩んでいる。母親の幸美のことを大切に思ってくれているのは分かっているが、自分の人生を歩くことで精一杯の子ども達には、母親が何を思っているのか?まで、気遣う余裕まではなかった。

子ども達も子ども達で生きていくのに一生懸命だった。

若い頃はそんなものだ。自分もそうだったじゃないか。と思い自分を励ました。けど、少しの諦めもあった。

ふとした時に、どうしようもない虚しさや寂しさに襲われる時もあったのだ。

頑張ってきた自分がいる。

辛くても、下を向き立ち止まって蹲りたい時も何度もあった。

その度に、私は母親なんだと奮い立たせてきた。

けど、そんな頑張ってる母親はたくさん居てて………誰からも評価されなくて幸美の手には何も残ってない気がして………この世にたったひとりきりのような不安と寂しさと虚しさが心に溢れて悲しくなる。

そのどうしようもない心の叫びの辛さを知っている幸美は、リーリアの優しさが堪らなく嬉しかったのだ。

幼いリーリアは、きっと不安だっただろうに……見ず知らずの私を気遣い、励まそうとするその優しさと強さに救われた。

嬉しかった。

幸美の虚しさで空いてしまった心の穴に、リーリアの優しさが温かく染み込んで癒していく………


『リーリアちゃんにとって、私の存在は良くない』


というのが幸美が出した答えだった。

自分の中に誰か他の人が居るなんてオカシイし、嫌だ。

と幸美は思った。

リーリアちゃんのこれからに、楽しいことも辛いこともあるだろう。

けどそれは、その人の……リーリアちゃんのものだ。

他の誰かと共有するものじゃない。自分で自分の人生を歩いていくものだ。

そこにリーリアちゃんが選んだわけでもない幸美が存在するなんて、オカシイ。

だから幸美は、リーリアの呼びかけには答えなかった。

自分の存在を消し、リーリアの記憶から自分を消そうとした。

リーリアに、リーリア自身の中に『おばちゃん』はもう居ないと思わせたかったのだ。


幸美は心の中で神という存在がいるのなら、どうか応えてほしいと願い続けた。

願い続け、何日が経っただろう?

まだ幼いリーリアはお昼寝もするから、リーリアが寝ると寝てしまう幸美は、日にちの感覚はすぐに狂った。真っ暗な場所でただそこにいるだけ。

怖くもないし寂しくもない。空腹もなければ排泄もない。

だけど、生きていた頃の感情や思考は消えることもなく存在していた。

ある時、神か分からないが幸美の頭に声が響いた。


「ずっと呼びかけていたのは、あなたですね。」


「…………はい。」


「なにか話したいことがあるようですが、何でしょう?」


「教えてほしいのですが、私はどうして此処にいるのでしょう?」


「…………それはお答えできません。」


「そうですか。では、私が此処から出たらどうなりますか?」


「魂の行き場を失い、消滅するでしょう。」


「消滅ですか…………人間は死ぬと消滅するのですか?」


「中には消滅するものも居ますが、大半のものは輪廻のサイクルによって時期がきたら輪廻します。」


「私は輪廻できないのですか?」


「……………あなたは、輪廻の流れから外れてしまいました。なので、消滅しかありません。」


「そうですか…………」


「しかしあなたは………あなたの意思とは関係なくそこにいる………その場合、特別な措置が取られることとなります。ただ、どういう措置になるかまだ決まっていません。決まるまでそこで待っててほしいのです。」


「はぁ………」


「では、なにか他に用事がなければ行きます。………あっ、何か希望などありますか?」


「希望ですか………そうだ! この体の持ち主に私の存在を分からないようにして欲しいです。」


「分かりました。…………はいっ。もうあなたの存在を感じることはないでしょう。では、お待ちください。」


と言ったきり、神であろうものの声は途切れた。



はぁー、びっくりしたねー!

本当に神様っているんだね。

でも、どうするか決まってないって、神様も会議とかするのかしらね。

ふふっ、そう思うと面白いわね。


幸美は、そのうち神様から連絡があるだろうと、リーリアの中からリーリアを見ることにした。

リーリアの感情は幸美に流れてくるが………幸美の存在はリーリアには分からない。と思えば気も楽になった。

はじめは、ただただ「リーリアちゃん可愛いー」と孫の成長を見守る祖母のようだったが、リーリアの感情が流れ込んでくる幸美は、心からリーリアを応援し見守るものとなった。

そして、こんなにも『待たされる』なんて思ってもなかった。

何度か、神様に話しかけてみるものの、なんの反応もなかった。

そのうち幸美は、リーリアの最期まで見届けようと思うようになっていった。自分の存在は明かさないと思っていた。


けど…………堪らず声をかけてしまったのだ。


「たくさん悩んでいいのよ。たくさん泣いていいの。」


だってねー、恋の悩みよ!

誰にも相談できなくてずっと、ずーーーーっとひとりで悩んで…………

許婚なんて、勝手に結婚相手決められてるってだけでも腹ただしいのに。

そのおかげで、リーリアちゃんは自信なくしちゃうわ………ほんとに、あんなに活発でキラキラした子が………

もう見てられなかったわ。

自分で決めたことだったけど、撤回よ!撤回!!

けど、やっぱり私は、リーリアちゃんの前世だったのね。

リーリアちゃんの成長を見続けた幸美は、自分の幼い頃を見ているような気がして変な気持ちになったものだ。

幸美もお転婆な女の子だったのだ。


リーリアちゃんと繋がって、リーリアちゃんに幸美の記憶がなだれ込んでいった時は、かなり焦った。

しまったーーー!って思ったわ。

けど、リーリアちゃんが幸美の記憶を見て、悲しんでくれたり怒ってくれたことが嬉しかった。

本当にこの子は………私を喜ばしてくれる大切な可愛い子。

あ!私でもあるのよね………なんか変な感じね。


読んでくださりありがとうございます。


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