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魔王軍幹部 勇者  作者: あぜる


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第7話 決戦

「アーサー、なぜ人間を裏切った!」


「裏切ってなどいない。しかしここでいくら理由を説明してもきみたちは納得しないだろう。まずは互いの信念を拳でぶつけあおう。ただし同じ人間同士だ、不当に傷つけるのは無し。あくまで手合わせという形でやろうじゃないか」


 アーサーの提案で第2次勇者隊と第3次勇者隊の闘いが始まった。


 第2次勇者隊はアーサーの指揮と盾を軸に後方から遠距離攻撃。

第3次勇者隊は飛んでくる遠距離攻撃に対してルシアンを徹底ガードで守った。


 ルシアンのフリーズスクエア連発は強力で次第に第2次勇者隊のマジックバリアがダメージを受けてついには破損、後衛部隊が打撃を受け一気に戦力が半壊した。


 しかし次の瞬間アーサーは一気に第3次勇者隊前衛を蹴散らしてルシアンの首に剣先を当て、アーサー軍の勝利で決着した。


「凍結・鈍足効果中になぜあの速さで動ける……」


「おそらくこれのおかげだ」


 アーサーの首に光るブルーのネックレス。

水龍のネックレスには氷耐性効果があった。


「今回はこれのおかげで偶然勝てたが、勝負はきみたちが押してたな。実力を認めよう」


「敗北は受け入れる。我々の負けだ。しかしアーサー、なぜそれほどの強さを持ちながら魔王軍に下った?」


「きみらには魔王様に謁見する資格はあるだろう。理由を知るのはその後だ。ただし武器は収めてくれ。魔王の間で武器を振るうことは許されない」

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