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6月短編集  作者: 天雲 律
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可惜夜の三日月


高校2年生になり始めて彼女が出来た、彼女はとても優しく人好きな性格だ、けれど人見知りな部分もあったり、コロコロと表情が変わっていて、何より彼女の笑顔に惚れた。


そんな彼女のお願いならなんでも聞いてあげたい、三回目のデートを終え、恋人としてのステップを踏み、一週間仲良く過ごして居た。


「ん……なんだろう?」


風呂上がり愛瑠からメッセージが、送られているのを発見する。


「今晩会えませんか?いつもの公園で待っています」


すぐに夏服に着替え、父に散歩をすると伝える、『危ない事はすんなよ、なるべく警察のお世話にならないようにな』と言われた。



公園に着きいつもの岩の後ろを探すと美香が待っていた。


「遅れてごめん」


美香はいつも遅刻するのは私だから大丈夫だと言ってくれる。


いつも通り、自分が見た楽しかった物、辛かった事、悔しかった事等を話す、今日の話題は学校全体でかくれんぼしたい、愛瑠が飼っているアメリカンショートヘアの京ちゃんの話、僕が飼っている柴犬のだいちきの話で盛り上がった。


特に美香はだいちきがブラッシング中に、鳴く声を真似したら大笑いしてくれて、危うく人にバレる所だった。


そんななんでもない話をしていたら、午前2時になっていた、美香は家に誰も居ないから寂しかったらしい、だから僕と話したくなったようだった。


「よ、……よかったら!……その………家に来ませんか!」


美香に誘われ美香の家に来て、美香の部屋に入る、紅茶とクッキー等を持って来てくれて、そこでも話をする。


最近読んで面白かった漫画、国語の教科書で何が一番面白かったを議論したりした。


「いつも通り一緒に寝ませんか?」


美香にまた誘われベットに一緒に寝転がる、美香との出会いも、美香と仲良くなった切っ掛けもお昼寝だった、一緒に寝転がるのは互いに落ち着く。


「美香いつも一緒に寝てくれて……ありが……とう」


美香と一緒ならよく眠れる、けれどもっと喋っていたいから……

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