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6月短編集  作者: 天雲 律
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破れた傘

無謀と言うのは今の僕の状況、台風程ではないが外出をしている人間は誰も居ない、そんな天気の中要らない傘を手に取り公園に向かう。


公園に来た理由は広くて遊べるから、外に出てから一曲聴き終えたからだいたい5分、耳からはJポップからアスファルトに水が滝のように叩きつけられる音に変わった。


ザーザーと雨に打たれながらも進む、頭の上から異音がしたと思ったら、顔に大量の水が当たる。


「まぁ……い……いか」


ビショビショになった体を気にせず公園に走って向かう。


待っている者は誰も居ない、あるのは破れた心と傘と、ビショビショの体。


その日は久しぶりに遊び泥だらけで洗濯をするのが大変だった、後日風邪を弾いたけれど、心は買い替えた傘みたいにピカピカだった



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