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渋谷〇〇書店日誌  作者: 粉雪


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60.251番アイキュー書店さん

251番アイキュー書店さん

挿絵(By みてみん)

『AICUマガジン』が並ぶ。

『キャラクターを創り動かす画像・動画生成AIスタートガイド』のサイン本も並ぶ予定。

 前回クリエイターさんが増えたという話を書いたので、そんな棚も紹介していこうと思う。


 251番のアイキュー書店さんも、これまた最近入店された棚主さんだ。


 私がイベント帰りに夕方、持ちだしていた本を棚に戻すために書店に顔をだしたら、ちょうど新刊発売サイン会&トークショーの準備中だった。


『キャラクターを創り動かす画像・動画生成AIスタートガイド』


 その発売日だった。


 初対面のため、白井博士とご挨拶。『つくる人をつくる』というコンセプトで、『AICUマガジン』という雑誌を発行されている。


 渋谷でイベントも企画されており、棚を持ったのは啓蒙活動も兼ねているのだろう。


 棚主は棚を通してお互いを知っている。


「あ、『魔術師の杖』の粉雪さんですか!こういう方が書かれているんですね~」みたいな言葉を交わし、ついでに後ろから見学させていただいた。


 これまたいきなり時代の最先端にゴンと連れて行かれる。


『YOUKAI』を描かれているAI漫画家の殻尾(からび)先生、YouTubeで生成系AIツールの解説動画を配信されている、ざすこさんを交えての座談会。


 キャラクターを創り動かす。そして動画制作へ。時間にして数秒の動画でも、難解なプロンプトに試行錯誤の連続。けれど楽しそうだった。


 めんどくささを物ともしない職人気質のこだわりや、開拓者としての興奮や情熱も伝わってくる。


『簡単に見える物ほど簡単じゃない』


 そんなことを感じる。


「AICUマガジンの読者は女性が多いんですよ」


 確かに会場に集まったお客さんは大半が女性だった。勢いがある。


『自分が創ったキャラクターに世界を歩かせたい』


 私はそれをひたすら文字を書くことでやっているけれど、アバターのような可愛いキャラクターに動画もついてくる所が今らしい。


 この5年でAIはどんどん進化した。


 5年前……私は『魔術師の杖』2巻を出したばかりの素人作家、「本ってどうやって売ったらいいんだろう~」と途方に暮れていた頃だ。


 AIもすごいことになったけど、本10冊だしてコミカライズもされるなんて、想像もつかなかった未来が現実になっている。


 これからさらに5年後、10年後にはどんな世界が待っているんだろう。

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