真面目な小学生 2
掲載ミスしてしまいました。真面目小学生の続きです
『こんな事言うのなんだけど…リン君のせいで、クラスの男女雰囲気最悪よ』
『えっ…僕のせいなの?』
リンは、侵害だと言わんばかりの顔をした。
『あったりまえでしょう』
『そうなんだ。なんでかな』←リンは鈍い方なので、気が付く迄数日を要する事もある。
『当たり前でしょう。なんとかしなさいよ』
『なんとかって、どうするの?』
『帰りの会とかで私が言うから、皆に謝りなさいよ。喧嘩は辞めましょうって』←帰りの会=密告社会。吊るし上げの時間。
『うん。謝るよ。よく解らないけど…僕も喧嘩は嫌いだから』←リンは素直。
『ありがとう委員長。あれっ、委員長の髪に鳥の羽根着いてるよ。取ってあげる』
『えっ…』
『動かないで。ほら羽根、取れたよo(^-^)o委員長って髪綺麗だよね』←思った事は、そのまま口にする単純さ。
リンが、文鳥の羽根を摘まんで、委員長に見せると委員長の耳が真っ赤になって居るのに、気が付いた。
ウサギみたいだな…でも言ったら気を悪くするから黙っていよう。
委員長とリンは、黙って、ランドセルを背負い教室を後にした。
翌日の帰りの会。日直が、反省の時間←吊るし上げの時間に勢いよく手を上げた委員長を指名した。
『はい!』
『はい、委員長どうぞ。前に』
委員長は、スクッと立って、教室の前に来た。昨日は髪をほどいていた委員長だが、今日は一本に結んで居る。
『皆さんも、ご存知の通り、最近。このクラスの男女は仲が悪いです。最初の原因は、リン君が、友達のF君と喧嘩をした事ですから。リン君、皆に喧嘩はもうしませんと謝ってください』
えっ!?なんで!?
と、リンは思ったが。当時、帰りの会の密告は、絶対に謝らないといけない暗黙の掟があった。
颯爽と席に戻る、委員長。
『F君、リン君、前に来てください。今の事は本当ですか?』
と、日直。
『『本当です』』
リンとF君。
『では、リン君謝ってください』
『はい。喧嘩をして、ごめんなさい』
とリン←それが掟。
『ちょっと待て、日直。今の話しだと喧嘩をしたのは二人だから、Fも悪いんだぞ』
と先生。
『じゃあF君も、謝ってください』
と日直。
『リン君。ごめんなさい』
謝るF君。それが掟。
とりあえず此処で、クラスの男女紛争は、途端に意味を為さないものとかした。
てゆうか、リンとFは三日も前に仲直りしてたんだがね。
ナイスだ委員長。
しかし、皆の前で謝らされた二人は微妙だった。
後日、委員長の好きな人がFである事を女子のひそひそ話しから、ウッカリ耳にしてしまったFは、恥ずかしさのあまり狂喜乱舞する。
『え〜!!委員長の好きな人は、リンだって〜Love♪Love♪』
そう、デカイ声で言いながら、教室の黒板一杯に、リンと委員長。愛してる。とチョークで書き殴ったのだ。
当然、泣き崩れる委員長。
当然、帰りの会で、勇気?ある一名により密告をされた、Fが吊るし上げられたのは言う迄もない。
二人は壇上に上がり、向きあった。
『委員長が、リンを好きだと黒板に書いてごめんなさい』
意外に冷静なFと、泣きべそ委員長。こちらは耳真っ赤。
はやしたてるクラスメートと苦笑いする先生。
不毛やな…




