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アルビトリウム  作者: 新条満留
第四章 愛戦士
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ファルの思い出

ファルの思い出


 マモルは炎の剣グラディウスを振り回し敵を次々とその炎で焼き消し続けた。

 「なあ、ファル、あんなのとどうやって戦うんだ?」

 マモルは剣を振るいながら訊ねた。

 「大きさに惑わされては駄目よ、マモル。あれは力が強くて大きいだけよ」

 ファルはマモルの炎者鎧えんしゃがいから顔だけを覗かせていた。

 「だが、どうやってやっつける?」

 「自分を信じるのよ、マモル。今のあなたならきっと倒せるわ。それにステラであった時のあなたならあんなの簡単に倒してたわ」

 ファルは嬉しそうに言った。

 「マジかなのか? 俺ってそんなに……」

 マモルは目を丸くした。

 「そうよ。あなたは一人でもっと強い敵とも戦えた。本当に凄かった……」

 ファルは誇らしげな口調で言った。

 「そうか、だったらやるしかないな」

 マモルはそう言うと、さらに敵の本陣へと敵陣の中を剣を振るいながら進撃して行った

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