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アルビトリウム  作者: 新条満留
第三章 アルビトリウムの光
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戦士マモル

戦士マモル


 マモルは長老修道会から新たな名前を授けられた。彼の本当の名は『ルーベラ・ステラ・テネリクス』、そして彼が本来の力を取り戻すまでは『ルーベラ・マモル・エクリクス』を名乗るように言われた。

 『ステラ』の名前はアルビトリウム、特に『大東原』ではあまりにも有名であり、妖獣族にも知れ渡っている。また諸族の中には彼をライバル視している者たちもいる。そんな状況で『ステラ』を堂々と名乗れば色々と不都合が起こる可能性があるだろうという配慮からだった。

 そして彼には特権も与えられた。白仙城の特定の者しか入ることが許されない場所へ自由に出入りできる『自由通行権』、白仙城の兵士たちを自由に選抜して召集することできる『特別集兵権』である。それは『ソルジャー』であった頃の彼の活躍と功績をかんがみた結果の措置であった。

 そして遂にマモルが人族の正規兵として初めて出撃する時が来た。

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