↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アルビトリウム  作者: 新条満留
第八章 冥塔の三王
PR
122/492

ステラのこと

ステラのこと


 ファルは樹海城の外にある麗威れいいの湖のほとりで部屋に飾る花を摘んでいた。

 彼女はマモルがモトから聞いたというステラのことをずっと考えていた。


 そのステラを私は知らない。つまりモトにエンシャソードを渡した時のステラは私と知り合う前の彼だわ。そしてエンシャソードの話を私は彼から聞いていない。あの話に出てきたエンシャソードの火力から推測すると、たぶん彼が作った物かもしれない。そうでなければ、誰かに作らせて彼の力を剣に送り込んだ。でも何のために? 必要があったから? その時の彼はエクリクスを持っていなかったから? いや、だったら何故人に渡したの? 何故わざわざ二つに分けたの? 分からない。何の目的でそんなことを…

 ステラは人一倍、人の死に敏感な人だった。誰かが死ぬと大きな悲しみに囚われていた。あの人は他人の悲しみも苦しみも全部自分で背負おうとしていた。それは何故?

 彼の過去は謎だらけだわ。マモルの記憶が戻れば全てが明らかになる。そしてその時、彼はステラになる。そうか…私が本当に求めているのは昔のステラなのかもしれない。今のマモルではない私だけのステラ…それが私の望みなの? そんな人はもうどこにもいないのに……

 マモルがこれから戦おうとしている『冥塔の三王』……それぞれ全く違ったタイプの三体の妖獣王。今のマモルに勝てるかしら? 今度の相手は今までとは違うわよ、マモル! 物理攻撃だけじゃない。魔法攻撃もしてくる。そして物理魔法攻撃もできる相手よ。魔法攻撃のように見える遠距離物理攻撃、まともに喰らえばカオルやハルカは接近戦で受けるような大きなダメージを受ける。教えてあげなくては戦い方を!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。