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いつも側にいてくれたね  作者: 摘美花-ツグミカ-
18/32

直生の企み **直生**

提出期日が昨日までの書類を遥生は提出しなかった。


僕は無造作に置いてあったその書類を読んで、ある考えを思いついたんだ。



「湯川、書類はよく読んだか? 書類を忘れてきたのならまずは口頭で返事をくれてもいいんだぞ。どうするんだ」


僕を遥生だと勘違いした先生と進路指導室に来ていた。


「僕、行きます。手続きを進めてもらえますか」


「おお、そうか。良く決めてくれたな。これから忙しくなるぞ。英語の勉強はしっかりやっておけよ」


「はい。頑張ります」


そう先生に言って深くお辞儀をした。


「今日の湯川はえらく素直だな。いつもの毒舌が出ないとかえって拍子抜けするな。はははっ」


遥生は先生に対していつもどんな態度で接してるんだよ。


毒舌って。


そんな態度の遥生が学校代表に選ばれたのが不思議だよ。


「じゃあ湯川、この書類の束をご両親によく読んでもらって、サインをもらって来てくれ。その後に面談やらオリエンテーションがあるから、大変だけどよろしく頼むぞ」


「はい。これからもご指導よろしくお願いします」


先生からもらった書類の入った封筒の表紙には



【短期留学制度について】


と書いてある。


遥生、勝手にごめん。


それでも夏芽のためなら遥生を敵に回したっていいんだ。

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