↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
吸血秘書と探偵事務所   作者: かみこっぷ
PR
56/90

3話 残された雪女と金髪の女

『(こっそり泳いでここから離れた? いえ、海中であたしに気づかれず逃れるのはほぼ不可能。なら…………?)』


水を操る彼女にとって水中は己の掌の様な物。水中を掌握する彼女に気づかれる事その場を離れるのは本人の言うとおり極めて至難である。


だが、そこで彼女は思い出す。


数瞬前、我が身を掠め海面を突き破り己が支配する空間の外へと飛び出していった巨大な物体の事を。


『なるほどねぇ。さっきの大剣、初めからあたしを狙ったものじゃあ無かったって訳』


足元から現れ、敵を貫くために浮上してきたと思われた氷の大剣。しかし真の狙いは相一を引っ掛け、彼を海上に運び出す所にあった。


氷柱の策にまんまと引っかかった形になる金髪の女。


それでも彼女はあくまでもそのマイペースを崩すことは無く


『まぁどのみち海の上には変わらない訳だし、ここにはあたしの手足となる水が無尽蔵に溢れてる。それにあたし、邪魔が多い程燃える質なのよぉ?』


100人男がいれば100人全て虜にしそうな妖艶な笑みを、一人海中に残った氷柱に向けた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。