第四十八話 豪足の闘牛の牛丼
すいません、間違って削除してしまいましたので再投稿しました。
はぁー…ほんとバックアップとっておいてよかった・・・(;´Д`)
バイクを走らせて5時間近く経ち、日も少し落ちてきた。
仕方ない、今回はここいらへんで家を設置して休むとしますかね。
俺は森の中に家を置ける場所ぐらいの広さをした場所を見つけ、そこに家を取り出し、設置した。
「じゃあ俺、食料探してくるから。ケンジ、その間の留守番と風呂掃除とかよろしく」
「うん、分かった。いってらしゃい!」
俺は森の奥へと今晩のおかずとなるモンスターを探しに行く。
だけど、家に小さい子を残していくのは心配だったのでちゃんと家全体に俺の結界魔法もかけておく。これならば大抵のザコのモンスターならはねのけられるからケンジ一人残しても安心だ。
俺はマップを頼りに森の中を探索すること10分。
赤い目を血走らせた二角獣のでっかい黒い牛が荒々しい鼻息を立て俺の目の前へと現れた。大きさは通常の闘牛に比べ、約2倍ぐらいのありそうなサイズである。
こんなの見たらプロの闘牛士でも裸足で逃げ出すわな。
豪足の闘牛は獲物をつけたと言わんばかりに俺に向かって猛突進を食らわせようと頑丈そうな蹄で地面を蹴りあげ、勢いよく走ってくる。
――よし、今晩の夕飯の肉こいつにしてみよう。
俺は豪足の闘牛に向かって手をかざす。
「大地の鉄拳」
土属性魔法(中)を発動させると同時に地から手の形をした巨大な土の塊が現れる。
それは闘牛の腹の下で一気に地上に盛り上がり、握り拳が豪足の闘牛マッハバイソンの腹を殴る。
「ンモォォオオオオッ!!!」
急症の腹を殴られたせいなのか豪足の闘牛は悲鳴を上げ、その場にと倒れる。取りあえずこれで今日の夕飯確保。
俺は早速仕留めた豪足の闘牛の解体作業をする。
えっと、皮と蹄と骨と角と肉は取っておくか。
俺は解体した肉とドロップした素材はスキル【運搬】で運んでしまう。後で気づいたのだが、このボックスに入れるとどうやらアイテムの時が止まるらしいので食べ物とかも腐敗などが進行しないらしい。そっちの方が便利なので、冷蔵庫代りにとボックス内に俺はアイテムをしまう。
「さて、お家に戻りますか」
今日はこの肉で牛丼でも作ってしまおう。
俺は久しぶりの牛丼にわくわく気分で家と帰った。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ただいまー」
「おかえりなさいー!ポチ、僕もうお腹ペコペコだよ~」
「あー、はいはい。すぐに作るからちょっとまっとけって」
俺は帰ってすぐ台所に台所に経ち、豪足の闘牛の肉を取り出す。いい感じにさしも入っておりうまそうだ。
俺はねぎたまを薄切りにし、さっと炒める。そしたら、薄く切った豪足の闘牛の肉を投入。
じゅ~わ!と肉が焼ける音が俺の食欲をそそる。くぅー!早く食べてぇな。
次は醤油、酒、砂糖をフライパンに入れる。ぐつぐつとタレが煮込んできたら完成!
炊いておいた白いご飯に乗せれば、ほら憧れの牛丼に大変身だ!
「いい匂いー!はやく食べようよ!」
「はいはい」
お腹ペコペコのケンジにせかされ、俺たちは席につく。
「「いただきまーす」」
俺たちは勢いよくご飯と肉を口の中に入れる。
「ねぎたまとお肉がとろとろやわらかくて、あまじょっぱい味が染みてて美味しいー!」
「うん、ご飯に染みているつゆも肉汁が滲み出ててうめぇ」
あぁ、後ここに紅しょうがか生卵があれば。
ちょっぴり物足りないが、これはこれで美味しいからよしとするか。
俺がそんなことを思っている間にガツガツと牛丼を食べていたケンジはあっという間に牛丼を平らげる。「おかわり!」とケンジは空の皿を俺に渡す。
いやー、それにしても育ち盛りの子は本当よく食べてくれるから俺も料理の作りがいがあるってもんよ。俺みたいな一人身の40代のおっさんだとそんな凝ったもん一々作らなくなるし、作っても食べきれないことが多いからね。
「はいよ」と俺はたっぷりと盛った牛丼をケンジに渡す。
「ポチ、そういえばこれなんの肉?」
「豪足の闘牛の肉」
「ブッハァ!」
「うわぁ!ケンジ、汚ねぇ」
口から米粒を飛ばしたケンジ。俺は咄嗟に自分のどんぶりを持ち上げた。
「ポチ、また凄いモンスター狩ってきたね……」
「ん?そうなのか?」
「豪足の闘牛は捕獲ランクAの上級モンスターだよ」
見た目は確かに大変強そうな牛さんであったが、これなら食べるなぁと思ってその場のノリで捕まえてしまった。まぁ、俺はそんなに元々捕獲ランクなんて気にしないで倒せるのであんまし興味はなかった。
「んまぁ、美味しいからいいじゃん」
お気楽な俺は呑気にと牛丼を食べる。
あー、明日中にはアベシス王国に着けたらいいなぁ。




