表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
King Colours  作者: TEAM,IDR
3/60

第二話「さっすが、あたしのバイクちゃん♪」

第二話 「さっすが、あたしのバイクちゃん♪」

(主人公 ブルー1)


ドゥルルルルルル…

みどり「うーん!やっぱり風を感じながら見る景色は最高だね!海きれーい!アンシィもそう思わない?」

アンシィ「海って左側ダルルォ!?右腕についてる僕からは見えないと思うんですけど。」

みどり「あんたの不思議な力で何とかならないの?」

アンシィ「あの力はそこまで万能じゃ、ないです。そもそも、この力を使えるのは君であって、僕っちはただの中継ポイントだから。」

みどり「ふーーん。じゃ、見せてあげる♪」


バイクを停める。


みどり「ズゥゥ…はぁ~。外で飲むコーヒーって格別だねぇ~海も綺麗だし最高だよね!」

アンシィ「うん!おいしい!やっぱ…みどりちゃんの入れてくれたコーヒーは…最高やな!」

ザザァーー、ザザァーー

みどり「…………」

アンシィ「………」

みどり「…ってられないよ……」

アンシィ「ん?」

みどり「コーヒーキメなきゃやってられないよ!」

アンシィ「ファッ!?」

みどり「んも~~~夜勤の明け方にこんな遠出のお仕事させられてぇー!魔物のバカヤローー!!アンシィ!帰りは飛ばして帰るよ!」

アンシィ「か、かしこまり!」



ドゥルンドゥルルル…

事務所に到着。

みどり「ただいまぁああああああ…。うわぁん!疲れたよーー!」

ことみ「お疲れ様。」

膝枕してもらうみどり。頭をなでることみ。

ことみ「ちゃんと忘れずに写真撮ってきた?」

みどり「はい…やっといてぇ…。」

ことみ「えぇ!?もう!まだお仕事の時間残ってるでしょ!」

みどり「だって疲れたんだもぉん…。なんであたしが夜勤の時に限ってこんなに魔物が出るのぉ?」

ことみ「確かにみどりちゃんの時は多い気がするわね…。」

ブラウン「管轄外のヤツまで狩りに行くからじゃないのか?」

資料を見ながら言う。そしてことみの座る机の上に置く。

ブラウン「先週のこの件、50キロ以上も離れてるじゃないか。」

ことみ「私もこれは遠いと思ってた。」

みどり「えー?でも無線が入っちゃったんだもん。」

ブラウン「あれは、この県の通報を発信しているだけで、こっちが鳴らなければ行かなくてもいいんだぞ。」

みどり「えええぇ!!そうだったのぉ!?」

ことみ「こっちが[えー]だよ。最初に説明したじゃない…。」

みどり「忘れてた。」

ことみ「もー。でも、みどりちゃんが頑張ってくれるおかげでうちの評判も上がっているのよ?この間も、隣町の町長さんにお礼言われちゃった。何か、ご褒美考えておくわね。」

みどり「ご褒美!やったー!楽しみだなー!」

ことみ「で・も、写真撮るのだけは忘れないでね?報告に必要なんだから。まぁ一番討伐数が多いのはみどりちゃんだから仕方ないのかもしれないけど、一番撮り忘れてるのもみどりちゃんなんだからね!」

みどり「はいはい、分かってるってばー。今日だってちゃんと撮ってきたんだし。大丈夫だって。それより、ご褒美忘れないでよね。」

ことみ「大丈夫よ。」

ブラウン「さて、元気が出たみたいだし、残りの時間で報告書でも作っていてください。」

みどり「うっ…急に眠気が…。」


金一が出勤。金一とブラウンの二人に引き継ぎ、仮眠をとる。事務所のソファで無防備に寝る。



アンシィ「起きろー時間だぞー。」

みどり「ふわぁぁ。んー良く寝られた。」 伸びをする

みどり「じゃあ行こうかな。」

ことみ「お疲れ様。ゆっくり休んでねー。」

みどり「はーい。じゃねー」

ブルン!ブゥ――ン…



みどり「今日は味噌ラーメンの気分かな♪」

アンシィ「この辺にぃ、旨い味噌ラーメン屋、あるらしいっすよ?」

みどり「うーん、今日はちょっと走りたい気分だから~遠くてもいいから美味しそうなとこに案内して!」

アンシィ「遠くてもって…距離で言ったらどんくらいだぁ?」

みどり「ん~100キロくらいかな♪」

アンシィ「100キロォ!?行き過ぎぃ!!」

みどり「いいから探して♪ぶっとばすわよ~!」

ブゥウーーーーン!!



ラーメン屋にて食事をするみどり。

みどり「う~ん…!美味しい♪」

すると、すぐ近くで魔物が出現。

人々「きゃああああああ!」 「化け物だー!」 「助けてくれー!」

バタン! 扉が壊される。

店主「ひぃい!お嬢さん!早く逃げて!」

魔物の引っ掻き攻撃を割り箸で受け止め、スープを飲むみどり。

みどり「食事中だから待ってね。」

静かにお水をのむ。魔物はいつの間にか紫のオーラがまとわりついて動けなくなっている。

みどり「おじさん、ごちそうさま!美味しかったよ!」

席を立ち、支度を整える。

みどり「さて…」

ドン!ズザザザザァ… 魔物が蹴り飛ばされる。

みどり「ありゃりゃりゃ…こんなに沢山いるとは思わなかったよ。」

アンシィ「さぁ!フォームチェンジして戦うシィ!(裏声)」

みどり「分かってるってば!フォームチェンジ!!」

ゴゴゴゴゴ…! (邪悪なオーラに包まれる)

シュゥゥゥーッ (服装が変化する)

カチャ!ファサァ! (ヘルメットを装着し、後ろの穴からポニーテールが出る)

バサァ!! (ロングコートに袖を通す)

パシッ (上から降ってきたソードをキャッチする)


みどり「食後の運動と行こうか!」 アンシィのついたケータイを腕のポケットにしまう。

アンシィ「レッツロック!!」 戦闘用BGMを流す。


向かってくる魔物を華麗に避けながらブッた斬る。中にはオーラをまとって引っ張られる魔物もいる。

逃げようとする魔物に向かってソードを投げつける。それと同時に走り出し、障害物をクールに跳び越していく。壁ジャンプでビルに突き刺さったソードにつかまり、クルリとその上に飛び乗る。そしてそこを足場に跳躍、ビルの屋上へと行く。 突き刺さったソードは闇のオーラに包まれると、回転しながら上昇し、飛行している魔物へと向かう。

魔物から魔物へと跳び移りながら、次々と首を斬り落とすソードを回収する。後ろから突進してくる魔物を背面跳びで避ける。その魔物の目の前にはソードが待ち構えており、真っ二つに斬られる。そしてその魔物を使ってさらに跳躍し、最後の一匹へソードを投げる。

パチン!

と指を鳴らすと…

ブルルルゥゥウウウン…!!

駐車場のバイクがひとりでに動き出し、ソードが刺さった魔物を空中で轢き飛ばす。

バイクは着地し、ドリフトをしながら魔物の死体の山の手前で止まる。

みどりも着地し、飛ばされた魔物に刺さっているソードを片手でキャッチ。魔物を死体の山にへと投げるようにソードを抜き、ソードを肩にかつぐ。

みどり「さっすが、あたしのバイクちゃん♪」

驚いた顔で見ているラーメン屋の店主

みどり「ラーメン、美味しかったからまた来るよ♪」

二本指で合図して、バイクにまたがる。

ブオン!!ブー――ン…

みどり(美味しいラーメンも食べられたし、運動もしたし、帰って寝よ…)

大量の魔物を討伐したのにもかかわらず、写真を撮り忘れたみどりが怒られるのは別のお話。しかし、報告はできなかったもののSNSによって拡散され、「スタイリッシュでカッコイイ!」「ブルー一人で倒してて草」「銀髪の女神に救われました!」「桃眼美女のヒーロー!」などの意見を集めて有名になったのであった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ