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第159章:じゅっ、10万円だってぇ!?

 ・・・茂が、喜びに打ち震え、感激しながら寿司をほおばっていると・・・葉子が突然、彼に告げる。



 「ねえ、しげちゃん。ちょっと話があるんだけど・・・。」


 葉子はそう言うと、申し訳なさそうに下を向いた。


 「話・・・? なんだい?」


 「・・・とっても、言いづらいことなんだ。それでも、聞いてくれる・・・?」


 「ああ、もちろん。僕、葉子ちゃんの話なら、なんだって聞くよ。なにかあったの・・・?」


 「でも、これって・・・言ってもいいのかなぁ・・・??」


 「みずくさいなぁ、葉子ちゃんったら。僕たち、昨日今日の間柄じゃないでしょ。 ・・・何でも言ってみてよ。」


 「お金・・・。」


 「え・・・? お・・・『オカネ』??」


 「そう。ねえ、しげちゃん・・・悪いけど・・・すっごく悪いとは思ってるんだけど・・・今日、『10万円』借りられないかなぁ・・・?」


 「ええっ!? じゅっ、10万円だってぇ!? しかも・・・きょっ、今日ぉぉおお??」


 「・・・そうなの。どうしても、今日必要なんだ・・・。」



 (えええっ??? なんだそりゃ!? 『10万円』なんて、すぐに用意できるわけないじゃん! 葉子ちゃん・・・君、自分で何言ってるのか、わかってるのぉお!?)

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