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第119章:風俗店『セブンスター』(1)
新しい「ウェットスーツ」を車に積み、これまた新しい「ロングボード」を、新しい「サーフキャリア」に載せた彼は・・・新しい気分で、鼻歌を歌いながら、なかなか普段は来ることができない小山市内で買い物でもして帰ろうかと・・・意気揚々(いきようよう)、車を市内中心部に進めていた。
(17万5000円かぁ・・・安い買い物じゃなかったよなぁ・・・。でも、これで俺も、晴れて『サーファー』の仲間入りサ・・・うふふっ。)
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茂が買い物に行こうとして、市内中心部に入ったはいいが・・・なにせ、知らぬ街並みのこと。
すぐに迷ってしまい・・・気がつくと彼は、夕陽の照らす中、裏路地の狭い道を、ぐるぐると廻ってイライラしていた。
・・・やがて彼は、一軒の寿司屋の前の路上に到着する。
疲れきって空腹の彼には、この寿司屋の暖簾が、救いの神のように見えたのだった。
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ここは、『初寿司』という名の、回転寿司でない、本格的な寿司屋で・・・小山駅から470mほどのところに今もある、有名な老舗店だった。
茂がここの暖簾をくぐろうとした、ちょうどそのとき。
彼の目に飛び込んできたものは、その寿司屋の隣にピタリと張り付くように隣接する、ひとつの風俗店の存在だった・・・。




