登場人物一覧(最新話時点)
登場人物一覧(最新話・完全版)
【主人公】
・セレスティーナ・アデレイド
本作の主人公。 十五歳の財務局次席執務官。
前世は二十六歳で過労死した経理職の松瀬結衣。
五歳で実家の破綻を阻止し、七歳で廃嫡前の第一王子の不正を暴き、十歳で財務局に特例任用された。
神から授かった真実を見抜く左目により、他者の本音を吹き出しとして読み取ることができる。自身の安眠と国家予算の正確な執行を至上命題とする。最新話の成人式では、酔ったふりをして敵を油断させ、王国最大の汚職の主犯であるハミルトン侯爵を断罪した。
【財務局】
・ゼノス・ヴァン・クライン伯爵
財務局長。 セレスティーナの上司。
鉄血の財務官と恐れられるが、実態は王族や貴族の不始末を処理し続ける限界社畜。
セレスティーナの異常な算術能力と左目の異能を認め、同志として迎え入れた。彼女が病欠した際は国家機能の停止に直面し、彼女への深い依存と感謝、そして彼女一人に重責を負わせている現状への後悔を抱いている。
・財務局員(事務官)たち
セレスティーナという精密な時計の下で動く歯車たち。彼女の即時監査命令一つで一糸乱れぬ動きを見せ、王宮内の汚職役人や隠し口座を瞬時に特定する。彼女の病欠時には絶望を味わったが、現在は彼女の復帰とエルメリンダの差し入れにより活気を取り戻している。
【王族】
・レナート・カスティエール殿下
王国第二王子。セレスティーナと同じ十五歳で成人の儀を終えた。
以前は彼女に甘える少年らしさがあったが、現在は一人の男として、彼女を自分の檻に閉じ込めて守り抜こうとする歪んだ独占欲を露わにしている。彼女の病欠による国難を自ら執務することで救い、彼女が背負っていた重圧を理解した上で、共にインクで手を汚し戦う共犯者としての覚悟を決めている。
・国王陛下
セレスティーナの知性を国家の至宝と認め、彼女に昼寝特権などの便宜を図る。ハミルトン侯爵の裏切りを彼女の報告で知り、即座に断罪の裁定を下した。
・正妃ヘレナ
レナートの母。
セレスティーナを王国の巨大な柱として認めている。息子が彼女に対して抱く執着心の強さを懸念しつつも、静観している。
・ヴィンセント(元第一王子)
卑劣な寄生虫体質。
薬草詐欺や予算の私物化をセレスティーナに暴かれ、廃嫡・追放された。
・マリア(元第二妃)
ヴィンセントの母。裏金や宝石を隠匿していたが、全て没収され幽閉された。
【アデレイド伯爵家】
・お父様(アデレイド伯爵)
救いようのないお人好しだったが、娘の再教育により、敵対者を借財の買い占めなどで合法的に滅ぼす過激な防衛本能を獲得した。
・お母様(伯爵夫人)
夫同様に慈愛の塊だったが、現在は娘の才を誇りに思い、伯爵家の要塞化を冷静に見守っている。
・エドワード・アデレイド
セレスティーナの二歳年上の兄(十七歳)。聖人君子のような心を持つが、妹への愛が深く、彼女を害する者や財務局の男たちに厳しい視線を向ける。
・家令バートラム、料理長ハンス、侍女長マルタ
セレスティーナを算盤の聖女として崇拝。邸宅を世界一の安眠所にするために命を懸けている。
【友人・令嬢】
・エルメリンダ・ロートレック
十五歳の侯爵令嬢。 セレスティーナの唯一無二の親友。
財務局特別環境整備係を自称。セレスティーナの安眠を守るためなら、王族や騎士さえも箒で追い払う。かつて破滅の淵にいたロートレック家をセレスティーナに救われた恩義がある。
・マリエル
セレスティーナに憧れる特進クラスの令嬢。彼女を光として崇拝している。
【断罪・査察対象】
・ハミルトン侯爵
国王の側近でレナートの後見人。
王国の良心を装いながら三億四千万ゴルドを横領し、私設私兵を養っていた。セレスティーナにより原本の複写を突きつけられ失脚。
・バルトス伯爵
ハミルトンの手先。
デビュタントの夜にセレスティーナの演技に騙され、自ら不正の情報を露呈させて断罪された。
・エルーゼ
バルトス伯爵の娘。
セレスティーナを不敬罪で陥れようとしたが、逆にハミルトンを追い詰める決定的な証拠(予備の印章と書類の複写)を奪われる失態を演じた。
・バルド(王宮調理長)、ソロン(王宮筆頭薬剤師)、バルカン大臣
予算横流しや不正蓄財を行っていた汚職役人たち。セレスティーナの監査により連行された。
・ギルベルト・ヴァランタン侯爵、フェリシア、レイモンド・ベルナール伯爵、オズワルド、他学部の令嬢たち
それぞれセレスティーナの監査を受け、あるいは彼女の理知に平伏した貴族や令嬢たち。
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