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あの時、君はそこにいた → 剣と魔法の王国戦争  作者: マイノス
王立騎士団 VS ロマール連合軍

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戦後の各ギルドの動向 << マール 18歳 24 >>

奇妙な魔法使い マイノス << マール 13歳 >>

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ロマール地方の歴史 << マール 18歳 22 >>

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力をつける商人ギルド << マール 18歳  23 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/64/

決戦前夜 << マール 18歳 23 >>

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 私の身体は日に日に大人になっていって、私たちの村の軍団も、今回の行軍でレッベルアップが著しかったです。

 しかし、死は、そんな私たちのすぐ隣にありました。


 平原ギルドのメンバーの軍隊がまず退却を始め、トールアーサーに押されたベスレアさんの部隊は潰走しました。

 平原ギルドの部隊は退却時に、参加した小さなギルドの部隊と交戦状態になってしまい、甚大な被害になりました。

 リーダーのルーデルさんは、退却することなく、川向うで奮戦していましたが、数時間の後に全滅して、ルーデルさんも戦死しました。

 渡河したトールアーサーの部隊はさらに進撃して連合軍を攻撃しましたが、第一ギルドと好戦ギルドの部隊が挟撃して対応すると、勢いは止まりました。

 しかし、連合軍の後方から、私たちを裏切った商人ギルドが前進して好戦ギルドの後方を突くと、連合軍は持ちこたえれなくなり、潰走しました。

 私たちは鉄の山脈沿いに、河の渡河点を探しながら、撤退しました。

 連合軍の多くの兵士が、この戦いで死にました。

 王立騎士団はこの戦いで勝利し、コボルドの多くの集落と友好協定を結んだようです。


 この戦いには参加しなかったのですが、私たちの帰還後、新世界ギルドのチャードンさんから、「王立騎士団の優勢は揺るぎない。敵対は避け、協力を装いながら、出し抜くチャンスを待とう」という伝言が届きました。


「自分たちにその選択肢が許されるかどうか。戦わなければいけない時もある」と、マイノスさんはギルドメンバーに伝えました。


 連合軍対王立騎士団の戦いは終わりました。

 連合軍は大敗しましたが、幸いにも私たちの被害は殆どありませんでした。

 私たちは次の目標を立てることが出来ます。


 連合軍の他のギルドはどうなるのでしょうか。

 ロゲルナさんの海運ギルドは、リリアさんにギルドを破壊されたようでした。

 彼は連合軍のメンバーの信頼を裏切りました。

 戦争ですから敗戦することもあります。

 しかし彼の場合は、敗戦の打撃以上のものを失ったように思います。

 連合軍組閣の経緯を知っている私からすれば、彼は最初から裏切るつもりはなかったと思います。

 最後の最後で、彼は道を誤りました。

 そして、今では彼の姿を見ることはありません。

 彼の村がどこにあったかも、知る人はいません。


 平原ギルドのルーデルさんは戦死しました。

 彼のギルドメンバーが勝手に退却を始めて、後方のギルドと衝突したことが、今回の敗戦の一端になったことは、あとからも言及されました。

 ルーデルさんの村は後継者を立てて、ギルド運営を継続しましたが、戦犯となったギルドメンバーは、その後も旧連合軍メンバーから侮辱され、その勢力を大きく落としました。


 商人ギルドは連合軍メンバーからは嫌われましたが、王立騎士団の勝利に大きく貢献しました。

 彼らの裏切りがなければ、王立騎士団は負けていたかも知れません。

 彼らは王立騎士団とより強い絆を得た思います。


 第一ギルドは大きな損害を出すことなく撤退出来たようでした。


 好戦ギルドはトールアーサーと商人ギルドに挟撃され、部隊が壊滅したようでしたが、領主は参陣していなかったので、致命的な損害は免れたようでした。


 またベスレアさんのギルドですが、損害は大きく、ギルドの存続は難しかったようで、この戦いのあとに解散したようでした。

 そしてベスレアさん本人は、実はその後、私たちのギルドに参加の申込みがありました。

 この王国で総合的に一番強い人は、実はマイノスさんかも知れないと言って、私たちのギルドに来てくれたのです。

 私たちはベスレアさんを大歓迎で迎えました。

 ギルドリーダー経験者で、先の戦いではトールアーサーの部隊に力負けたものの、良い戦いをしていたからです。

 私たちは彼を内政官に任命して、ギルドの中心メンバーに据えました。


 私たちは戦いには負けましたが、次がありました。

 より強くなった私たちは、いよいよ都市獲得に向けて動き出すことにしました。

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