表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの時、君はそこにいた → 剣と魔法の王国戦争  作者: マイノス
王立騎士団 VS ロマール連合軍

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

70/126

敗北の気配 << 平原ギルド ルーデル 4 >>

大平原を駆ける男 << 平原ギルド ルーデル >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/60/

金曜日の昼下がり << 平原ギルド ルーデル 2 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/61/

俺たちの戦い << 平原ギルド ルーデル 3 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/62/

 目の前を流れる河は何と名付けられた河だろう。

 鉄の山脈からロマール湾に流れる、幾多もある水流の一つだ。

 後日、コボルド河とも名付けれるのだろうか。

 そして俺が布陣するこの場所は、渡河点であることは間違いない。

 俺の見立てでは、ここはかなり浅い。

 上流域には伏兵はないとのリリアからの報告もあったので、注意するのは前方の王立騎士団だけで良い。


 連合軍が王立騎士団に戦いを挑むにあたり、戦略はほぼ完璧だったと思う。

 有力ギルドが多数集まり、3倍近い兵力を有して、物資も資金調達して万全だった。

 しかし、状況は変わりつつある。

 戦術では負けているかも知れない。

 連合軍の後方では、おそらく商人ギルドが裏切り、接続を切った部隊への放火が始まっている。

 アーゼンは、気を緩めるのが早かったな。

 最前線にいる俺たちのギルドは、まだ警戒を続けていた。


 下流域では、王立騎士団の攻勢が始まったようだ。

 このままでは連合軍は崩壊する。

 進むしかない。

 私はサブリーダーのメイスに、平原ギルドの前進を伝える。

 俺はオークション課金で獲得したスピキオの部隊を先陣にして、渡河を開始した。

 下流域の動向を見ると、王立騎士団は渡河に成功しつつあるようだ。

 この場所の渡河は、下流域よりも容易だ。

 前方の王立騎士団からは矢が次々に放たれているが、俺たちはバックラーと青銅の鎧を装備した騎兵の軍団だ。

 渡河は必ず成功するだろう。


 ギルドメンバー全体に前進命令が行き渡る頃、スピキオの部隊は渡河を終えた。

 そして勢い良く、王立騎士団の部隊へ突撃した。

 眼前には、王立騎士団最強とも言われる、ヨーネスの部隊があった。

 だが、その時、スピキオの部隊は次々に姿を消した。

 そして、悲鳴と絶叫がこだました。

 落とし穴だった。

 王立騎士団は、渡河点のこの場所を予め見つけ、落とし穴を仕掛けていたのだ。

 やられた。

 そしてヨーネスは、ここぞとばかりにファイアードラゴンの召喚を始めた。

 まずい。

 しかし、引き返すわけにはいかない。

 突き進むしかない。

 俺は手持ちのバフアイテムを惜しみなく使用し、また魔法で、落下して怪我をした部隊を次々と回復させて、落とし穴を横進して脱出を試みた。

 落し穴は即席だったようで、北上したら抜け出すことが出来、そこでヨーネスの部隊と再度衝突した。

 落とし穴とファイアードラゴンによる攻撃は苛烈で、多くの騎兵が死んだが、それでも一部はヨーネスの部隊に突入し、俺の本体が突入したときには、逆に押し込み始めた。

 どちらも損害は甚大だ。

 しかし、もう突き進むしかない。

 その時、俺の部隊の側面へ、王立騎士団のリーダーのセルバートが攻撃を始めた。

 俺は敗北の気配を感じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ