東の島からの帰還 << マール 13歳 10 >>
奇妙な魔法使い マイノス << マール 13歳 >>
https://ncode.syosetu.com/n9816kr/11/
マイノス、村長になる << マール 13歳 2 >>
https://ncode.syosetu.com/n9816kr/12/
村が発展をし始める << マール 13歳 3 >>
https://ncode.syosetu.com/n9816kr/13/
マール、マイノスと出会う << マール 13歳 4 >>
https://ncode.syosetu.com/n9816kr/14/
マール、兵士になる << マール 13歳 5 >>
https://ncode.syosetu.com/n9816kr/15/
小都市・青の港でのギルドメンバー集め << マール 13歳 6 >>
https://ncode.syosetu.com/n9816kr/26/
パクとロドリゲスの加入 << マール 13歳 7 >>
https://ncode.syosetu.com/n9816kr/27/
魔力を帯びた鋼の剣 << マール 13歳 8 >>
https://ncode.syosetu.com/n9816kr/34/
東の島との交易 << マール 13歳 9 >>
https://ncode.syosetu.com/n9816kr/35/
島は大きな島でした。
私たちは上陸前に、海岸線を更に3日かけて回りながら、島の一部の様子を探りましたが、その島は無人島ではありませんでした。
少なくとも海岸沿いには3つの村が点在し、内陸にも村がある可能性はありました。
ただ、村からの攻撃はなかったので、友好的に交渉することは出来そうでした。
マイノスさんは、彼らに黄金や鉄製の農具を提供し、一つの村の領主と交渉しました。
その過程で、その島の様子も知ることが出来ました。
島には7つの小さな村があり、接触はあまり無いとのことでした。
内陸には野生の馬以外にも、多くの動物がいて、樹の実も豊富で、ここでは米も取れるようでした。
また島の北側には、石を採掘できる岩場もあるようでした。
しばらくして、交渉は成立したようで、マイノスさんは、ドノフという中年領主から、小型馬20頭を買い付けることに成功しました。
またドノフは、ギルドに参加してくれることになり、村を息子のレノフに任せて、私たちのギルド拠点に、兵士15名と共に来てくれることにもなりました。
帰る時には、ドノフからの提案で、馬を縄で繋ぎ、その周りを船で囲って、誘導する形で、海を渡りました。
馬が海を上手に泳げることには驚きました。
潮の流れが大陸に向けて、強くなり始めて、船では帆を上げたこともあって、帰りは一日もかかりませんでしたが、馬は相当疲れたようで、途中からは船に繋いで大陸まで連れて帰りました。
私たちは購入した馬で、訓練や繁殖を試みました。
兵士の乗馬訓練の方は成功しましたが、繁殖の方はなかなか成功しませんでした。
馬にとっては、島とは環境が違い、あまり心地良い場所ではなかったかも知れません。
私たちの村は、連れてきた馬の3頭を軍事訓練用に使いましたが、残りの17頭は父に預け、交易に使用されました。
主要交易路は4本と倍増し、市場も拡大されました。
私たち村は、日に日に賑やかになっていきました。
そして、それはギルド拠点に集まる近隣の村にも波及して、近隣には50ほどの村が出来ましたが、週に一度の集会では、始めの頃は、マイノスさんが話しかけても、ほとんどの人は、マイノスさんの指示を聞くだけでした。
それは私たちの村の発展に、他の領主が驚いていたせいもありました。
どうしたら、そんなに繁栄するのか、他の領主はそれを知りたがっていました。
ただそんな中で、私が気になって女性領主、その人はルナさんという人でしたが、マイノスさんから提案や指示が出た時は、賛成とか了解とか大きな声で話すので、注目せざるを得ませんでした。
悪い人ではない、そう思うのですが、私の心に重いものが乗っているような気持ちになりました。
また、ロドリゲスやパクさんは、ギルドの軍事作戦について、マイノスさんと個別に話しているようでした。
東の島へ交易路が増えて、村の発展が早くなったからでしょうか、マイノスさんは、より積極的に、ギルドの仲間に声をかけ、都市で大きな依頼を引き受けて、その達成に取り組むようになりました。
それは思い返しても、楽しい時間だったと思います。
村の発展は、城塞や大使館や鍛冶屋など、一通りの建物(私が思いつく限りのものですけど)を建設した後は、発展が難しくなる時期に来ていました。
酒場に関しては、お酒や食事を提供して、お客さんに満足してもらうだけでなく、人の交流の場、人材登用の場としても利用するようになりました。
お店を拡張するにあたり、掲示板を用意したり、カウンター席や、軽食や簡易的な飲み物も用意するようにしたことで、お客さんはとても増えていきました。
また市場に関しては、東の島で、新しい資源である、馬や米などを獲得してからは、荷馬車や取り扱い商品の増加もあって、新しい交易路が2本増えました。
また、葦の船を購入したことで、東の島との交易も継続することが出来ました。
登場人物が増えていきますので、この辺りでまとめておきます。
フェアリー:マイネと同行する女性。先行する王国で遊び、ここではサブアカウントとして気楽に遊ぶ。現実ではバーのアルバイトをしている。王立騎士団の将校として、セルバートの村に所属。
【マイネ】:中学1年生。野球部で苦手意識を持ち、心が少し病んでいる。ゲームの世界に入り込み、現実の世界のように見ている。龍王の剣を獲得。王立騎士団の将校として、セルバートの村に所属。この小説の主人公の一人。
ヨーネス:王立騎士団の将校として、セルバートの村に所属するマイネやフェアリーの友達。重課金者で大魔道士。
セルバート:ギルド:王立騎士団のリーダー。マイネ、フェアリー、ヨーネスを引き受け、王国最強の村を保持している。現実世界では、ゲーム制作会社の海外支店の総務部部長に新任。
ゴールネス:商人ギルドのリーダー。王立騎士団から独立して、友好ギルドを運営。
イザベラ:懲罰ギルドのリーダー。王立騎士団から派生した傘下ギルドを運営。
ザラ:王立騎士団のサブリーダー。
ログリー:鷹の目ギルドのリーダー。
【マイノス】:島ギルドのリーダー。現実世界では、国家資本の大企業の子会社の従業員。この小説の主人公の一人。
【マール】:マイノスの村の将校。NPCだが、この小説の主人公の一人。
ブレイクナイト:攻撃的な領主。近隣の村を襲撃していたら、島ギルドに目をつけられ、攻撃を受ける。




