マイノス退場 << マール 19歳 36 >>
奇妙な魔法使い マイノス << マール 13歳 >>
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王国評議会の4つの議題 << マール 19歳 33 >>
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王国評議会 質疑応答 << マール 19歳 34 >>
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周辺国の状況と自己紹介 << マール 19歳 35 >>
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「王はしっかり話を聞いていましたな」
グリーンさんがセルバート王を見て笑顔で言いました。
チャードンさんは頭を抱える仕草を見せ、「悪い悪い。好戦ギルドがわいらに降伏したんやが、まだこいつがメンバーを覚えとらんかったみたいや。ヘレンやったかな?」と私を見て詫びました。
しかし、それで解決はしませんでした。
「マイノス?あんれー?マイノスやないの??」と西の強国ギルドのロドリゲスが素っ頓狂な声を上げ、席を立ちました。
そしてつかつか歩いてきて、私たちの顔をよく見ようとしてきたので、グロームさんが間に入り、「おい、失礼だろ」とロドリゲスの胸ぐらを押しました。
「おうおうおうおうっ。何すんやこら」とロドリゲスが剣に手をかけると、グロースは「ここでやろうってのか?お前には剣などいらねえな」と凄んで見せました。
「敗北者で、逃亡者のマイノス〜。久しぶりやなぁ」とロドリゲスは挑発してきましたが、マイノスさんは他人事のように聞き流していました。
「お前、ずいぶん魔力を上げたらしいな。それで何?砦一つも持ってへんとはね〜。お前の無能さ、人徳の無さ、まだわかれへんかな〜。何やっても無駄なんよ!」と言い放ちました。
「お前がマイノスか」
セルバート王が眼光鋭く睨んできました。
「敵地のど真ん中に来るとは、度胸だけはあるようだな。だがお前には都市は与えん。永遠にな。これは王国規則だ」と言って、ロドリゲスには席に戻るように指示し、マイノスさんには「出ていけ」と退場を求めました。
ロドリゲスは「王様、痺れるわ!」と笑って席に戻りました。
チャードンさんは「大方、話は終わった」とグリーンさんを残して一緒に退出しようとしたので、マイノスさんは彼に「あなたは最後までいてください。王国のために」と言って、私と退出しました。
マイノスさんは会場の外のベンチに腰掛け、頭を抱えました。
私はそんなマイノスさんの髪に触れると、マイノスさんはそれを受け入れてくれました。
私はマイノスさんの額に私の額を付け、「私があなたを助けます」と伝えました。
必ず、助けます。
更新は、水曜日5時、土曜日11時の週2回に変更です。




