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あの時、君はそこにいた → 剣と魔法の王国戦争  作者: マイノス
第一回 王国評議会

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マイノス退場 << マール 19歳 36 >>

奇妙な魔法使い マイノス << マール 13歳 >>

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王国評議会の4つの議題 << マール 19歳 33 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/100/

王国評議会 質疑応答  << マール 19歳 34 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/101/

周辺国の状況と自己紹介 << マール 19歳 35 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/103/

「王はしっかり話を聞いていましたな」


 グリーンさんがセルバート王を見て笑顔で言いました。

 チャードンさんは頭を抱える仕草を見せ、「悪い悪い。好戦ギルドがわいらに降伏したんやが、まだこいつがメンバーを覚えとらんかったみたいや。ヘレンやったかな?」と私を見て詫びました。

 しかし、それで解決はしませんでした。


「マイノス?あんれー?マイノスやないの??」と西の強国ギルドのロドリゲスが素っ頓狂な声を上げ、席を立ちました。

 そしてつかつか歩いてきて、私たちの顔をよく見ようとしてきたので、グロームさんが間に入り、「おい、失礼だろ」とロドリゲスの胸ぐらを押しました。


「おうおうおうおうっ。何すんやこら」とロドリゲスが剣に手をかけると、グロースは「ここでやろうってのか?お前には剣などいらねえな」と凄んで見せました。


「敗北者で、逃亡者のマイノス〜。久しぶりやなぁ」とロドリゲスは挑発してきましたが、マイノスさんは他人事のように聞き流していました。

「お前、ずいぶん魔力を上げたらしいな。それで何?砦一つも持ってへんとはね〜。お前の無能さ、人徳の無さ、まだわかれへんかな〜。何やっても無駄なんよ!」と言い放ちました。


「お前がマイノスか」


 セルバート王が眼光鋭く睨んできました。


「敵地のど真ん中に来るとは、度胸だけはあるようだな。だがお前には都市は与えん。永遠にな。これは王国規則だ」と言って、ロドリゲスには席に戻るように指示し、マイノスさんには「出ていけ」と退場を求めました。

 ロドリゲスは「王様、痺れるわ!」と笑って席に戻りました。

 チャードンさんは「大方、話は終わった」とグリーンさんを残して一緒に退出しようとしたので、マイノスさんは彼に「あなたは最後までいてください。王国のために」と言って、私と退出しました。

 マイノスさんは会場の外のベンチに腰掛け、頭を抱えました。

 私はそんなマイノスさんの髪に触れると、マイノスさんはそれを受け入れてくれました。

 私はマイノスさんの額に私の額を付け、「私があなたを助けます」と伝えました。

 必ず、助けます。

更新は、水曜日5時、土曜日11時の週2回に変更です。

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