表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの時、君はそこにいた → 剣と魔法の王国戦争  作者: マイノス
第一回 王国評議会

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

110/126

周辺国の状況と自己紹介 << マール 19歳 35 >>

奇妙な魔法使い マイノス << マール 13歳 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/11/


第一回 王国評議会 参加メンバー <<  マール 19歳 32 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/99/

王国評議会の4つの議題 << マール 19歳 33 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/100/

王国評議会 質疑応答  << マール 19歳 34 >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/101/

 その回答のあと、会議場には一瞬沈黙が走ったが、その時に商人ギルドのリーダーのゴールネスが口を挟みました。


「王国政権のみなさんも、新世界ギルドのみなさんも、第一ギルドのみなさんも、相互監視ができてます、立派なギルドです。これなら王国は安泰ですな。今回は王国の主要ギルドの責任者の初顔合わせやな。簡単な挨拶などしてはどうやろう?」


 と、商人らしくにこやかに、その場の空気を流しました。

 ザラは「これは失礼しました。ゴールネスありがとう」と空気を読みました。

 その時に、会議場内に駆け込んできた将校がいて、セルバート王の側に寄り、耳打ちしました。

 セルバート王は、ザラに酒と食事を用意するように言い、アルプスギルドのトクヤンと第一ギルドのファンリーに声を掛け、そして会場全体の人に言いました。


「毒はない。安心して飲食して欲しい。この王国はこれから他国との戦争があるだろう。皆さんと協力することで勝利を得るつもりだ。そんな皆さんに危害を加えることはない。それと、ファンリー、トクヤン。流氷港に東方のリゼア王国からの使者が来ていないか?遠隔魔法で交信出来るか?」


 ファンリーがこれに答えました。


「和平の使者が来ています。この会議の場で、後で話すつもりでした。東方のリゼア王国は、南方のガルナス王国の侵攻を受け、すでに複数の都市を失っています。この王国と共同で戦いたいという申し出です」

「我々にも国境の結界が解かれ、交易路が繋がったという連絡が来た。リゼア王国との和平は即決はしないが友好的に進める。関所の設置は指示を出した。第一ギルドとアルプスギルドは、この後、後詰で詰めてほしい。現時点では王立騎士団が動く」


 セルバートはその場で指示すると、会議場にいる人たちに「聞かれた通りだ。隣国との国境が一つ繋がった。和平が出来る相手とは和平をするつもりだ」と話しました。


「会場の皆さん、こうやって集まれる機会はそうあるものでもない。食事を交えながら、自己紹介しつつ、共に戦う仲間を知ろうではないか」


 セルバート王が言うと、商人ギルドのゴールネスが立ち上がり、回されたグラスの一つを取って、「まず乾杯しますか」とセルバート王に声をかけました。

 会場にシャンパンやお茶や紅茶、リンゴジュースやコーヒーが注がれたグラスが行き渡るのを見て、セルバート王は「乾杯」を告げました。

「王立騎士団の面々は、最後でええの?」と、ゴールネスがセルバート王の了解を得たあとで、「我らのサブリーダーです」と、金髪の美女を紹介しました。

「ベラトリクスと申します。お見知り置きを」と立ち上がり話した時に、おお!と歓声が上がるほど、彼女はすべてを備えていました。

 笑顔でグラスを持ち、注がれる酒をクイッと飲んでは笑顔を見せ、また注がせては飲んでは視線を寄せる人に笑顔を見せる、その立ち振舞いは、飛びかかり剣を抜こうものなら、一刀に裁かれる残影が見え、彼女が戦闘と社交の達人であることを知らしめました。

 彼女はグラスを掲げて、後ろにいるギルドメンバーを紹介するたびに、その者と一緒にスッとグラスを空けて、3人目のメンバーと共に飲み終えた時には、ほんのりと頬を赤くした笑顔の妖艶さには、会場から盛大な拍手が沸き起こりました。

 そこから第一ギルド、アルプスギルドと自己紹介が続き、中央ギルド、西の強国ギルド、鷹の目ギルドと続いたあとに、新世界ギルドに回りました。

 チャードンさんが、この場では簡素にメンバーを紹介し終えた時に、セルバートが重く言いました。


「グロース、カルザス、ヘリオスか。おい、そこに女はいないはずだ」


 男装はしていたのですが、私がバレました。

この第7章から、公開を週1回、土曜日のみに変更します。公開中の第一部は第8章まであり、完成していますが、第二部の執筆完了の目処がまだ立ちません。第一部完結から第二部へ間を空けることなく、スムーズに継続移行したいので、第一部の公開ペースを遅くします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ