王国評議会 質疑応答 << マール 19歳 34 >>
奇妙な魔法使い マイノス << マール 13歳 >>
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政権の輪番制とリーダー職の輪番制 << マール 19歳 31 >>
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第一回 王国評議会 参加メンバー << マール 19歳 32 >>
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王国評議会の4つの議題 << マール 19歳 33 >>
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ここまで話して、サブリーダーのザラが話を引き継ぎました。
「チャードンさん、あなたから上げられた質問は二点ですね。1つ目は王国政権の担う防衛場所はどこか。2つ目が王国政権が都市を接収することがあることに対しての意見ですね」
ザラはそれは想定された質疑応答であると言わんばかりに、優しく諭すように話した。
「まず、王国政権はすべての国境及び都市に対して責任を負います。どこか一部ではなく全てです。それに伴い、王国政権はあらゆる戦略を使用します。都市の交換や接収も必要に応じて行います。みなさんにもその指示に従って頂きます。ただし都市の接収に関しては王国規則の違反がない限り、行うことはないでしょう」
「なぜ、王国の役員があんたらの独占なんだ?輪番制で回すか、その中に王立騎士団のグループとは違うギルドも組み込むのが筋やないんか。王国の半分のギルドが無視されとるわ」
チャードンさんは、演技かもしれませんが、会議場を征するように声高に意見を述べましたが、ザラは笑顔を崩すことなく回答しました。
「それは外交課題の解決を最優先に行うためです。私たちは隣国の強さをまだ確認できていません。私たちより強い可能性もあるし、隣国同士ですでに同盟を結んでいる可能性もあります。最初の一歩から躓くことを防ぐには、王国外交で不協和音を出したくないのです。外交関係が落ち着くまでは、王国騎士団と連合ギルドに王国運営を任せてほしいのです」
「落ち着くまでとは、上手い言い回しや」
チャードンさんはそれ以上の発言をされませんでしたが、第一ギルドのファンリーから質問が出ました。
「ロマール城には各地からの税収が集まる。この用途はどうするのですか?議題にも上げないということは、その収益をあなた方で分配するのではないかという疑念がある」
「ファンリー。あなた方のギルドが近隣の王国にも派生していることは、私たちも調査済みです。私たちと同様に、王国経営の知識を持っていることを頼もしく思います。税収に関しては、王国強化の政策を発動するために優先的に使います。政権各ギルドの収入は現時点では十分にあり、余剰分として収奪するよりは、王国政策に使用したほうが、効果的な使い方になります。王国政策はどれも多くの支出が必要になります。税収の全ては当分は王国政策に使われます。その内容については、その時に全て公開されます。そして、あなた方が他国に派生する勢力と同調して裏切らないか、常に監視していることもお伝えしておきます」と、ザラは凄みを見せて回答した。
この第7章から、公開を週1回、土曜日のみに変更します。公開中の第一部は第8章まであり、完成していますが、第二部の執筆完了の目処がまだ立ちません。第一部完結から第二部へ間を空けることなく、スムーズに継続移行したいので、第一部の公開ペースを遅くします。




