ストーカー退治(終了)
「全く、君には常識がないのかね。いきなり鉄パイプで殴りかかってくるなんて普通の人なら最悪しんでるぞ。まぁ俺は普通ではないので死なない訳だが」
とりあえず説教っぽい事を言っておく。
「で、多対一は卑怯じゃない?」
実は他にもいるようで囲まれているらしい。少なくとも10だ。
まぁあちら側の攻撃が通用しない時点であちらに勝ち目はない。
「戦闘に勝つ方法で、最も単純なのはなんだと思う?」
とりあえずのうのうと演説を垂れる。この余裕こそ俺が俺たる由縁ではないだろうか。
「それは、パワーとスピードと防御力があることだ。相手を一撃で粉砕する攻撃力と、相手を確実に仕留められる速度と、相手の攻撃を受け付けない防御があればまず負けない」
実際事実である。俺もそれがあって負けた事はない。まぁ俺の場合は+αがあるが、ハッキリ言って身体能力だけでもまず負けない。
「かかってこい」
因みに、今まで相手は動いていない。
まぁ仕組みは簡単だ。只の威圧だ。
相手が本能的に不味いと感じながらも筋肉が極度の緊張で硬化し、行動が不能になっている。
で、『かかってこい』この合図は言霊となり、相手の緊張が爆発的な怒りに変換され、『こいつ絶対殺す!』と大した理由もなく脳内に刷り込まれたように俺に襲い掛かってくる。
「うぉぉぉ!」
全方向から雄叫びが聞こえる。
「聞こえてるんだよねぇ」
雄叫びを上げた順番にアッパーカットを決めていく。
「ま、手加減はしてるし、死にはせん」
食わせた瞬間、ふわっと体が浮き上がり、地面に叩きつけられる。
実際のダメージは大した事はない。ちょっとした演出だ。
こっちの方が強そうにみえるだろう?つまりそういう事だ。
実際は顎からの振動で脳をピンポイントで揺らし気絶状態に追い込んだだけだ。気絶した時に能力は切れるのか、大体が汚れたホームレスのような姿のまま地面に倒れている。
「……」
そういやここから何も考えてなかった。一人だと思ってたし。
まぁとりあえずストーカーっぽいの一人適当に選んで後は警察に引き渡すか。
序盤から終了へ行くこのクオリティよ




