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ゴロスケホーホー  作者: 星狼


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3/4

星と溜息

夜空に星が小さく、遠くで瞬いている。


「……はぁ」


ゴロスケは星を見上げながら、静かに溜息をつく。

息が白く、夜の冷たさに溶けていく。


「うん、大丈夫だよ」


クマ蔵は月を眺めたまま、低く優しく答える。

声は変わらのまま。


「ええ。そうですよね。大丈夫ですよね」


ゴロスケは視線を移し、月を見る。

丸い、丸い、大きな月。

星の瞬きとは違う、静かな光が二人を包む。


「うん。大丈夫」


クマ蔵は身動きせずに、繰り返す。

言葉は短く、だが確かに。


「ゴロスケホーホー」


ゴロスケが小さく鳴く。

夜空に響き、星の間を抜ける。


「ゴロスケホーホー」


もう一度、今度は少しだけ長く。


「ごろすけほーほー」


クマ蔵が真似をして返す。


二人はまた、月と星を見上げる。

溜息も鳴き声も、夜に優しく溶けていく。

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