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第二十四話 諸星の勇気!

箱根駅伝第三区、東海道。


二位集団につけている

城西拓翼大学と山梨国際大学は、

並走してトップの早稲田学院大学を

追っていた。


しかし、スタートから五キロ地点。

ほどなくして、

三区にエース級のランナーを配置していた

駒ノ澤大学と中学義塾大学、明政大学の

第三集団に吸収される。


(くそ!どこの学校もエース級の選手ばかりだ。

せっかく蒼太と竹村が頑張ってくれたけど、

これはさすがに分が悪い。だが…。)


城西拓翼大学・四年生の諸星大吾は、

この時、格上の相手に対し、

自分が何をすれば、チームに

貢献できるのか必死に考えていた。



第二十四話 諸星の勇気!



かつては、

三区を繋ぎの区間と考える大学が

多く、各校の上位ランクの選手を

配置することはまれであった。


だが、近年においては、

各大学のエース同士が同じ区間を

走っても大きな差がつくことが

なくなっていたため、


(それならば、ライバル校が

エースを配置する区間では、

こちらは格下の選手配置して

大きな差がでないように

なんとか粘らせ、


逆に、相手チームが

格下の選手を配置する区間で、

こちらはエースを配置して、

差を広げよう。)、


と考えるチームが、

三区に主力を置いてきたのだ。


つまり、エース級にはほど遠い実力である

諸星にとって、レース序盤でのこの状況は、

極めて窮地であった。


しかし、あらゆる勝負事において

ピンチは時に絶好のチャンスを

生みだすことがある!


いつもそうなるとは限らないが、

最後まで勝利を信じ、

諦めずに勇敢に戦った者にこそ、

このようなチャンスが訪れるのだ!


諸星がこのことを

知っているかは定かではない。


しかし、ひとつ言えることは

彼は決してここで

諦める男ではないということだ!


(圧倒的不利か。でも面白いじゃないか!


ここで俺が頑張れば、

必ずチームにシード権にもたらすことが

できるんだ!


だから、いけるとこまで粘りきってやる!

エースがなんだって言うんだ!!


父さん!天国で見ていてくれ!

俺の人生をかけた最高の勝負を!!)


昨年、諸星は父親を亡くしている。

しかし、彼はこの悲しみを乗り越え、

あらゆる困難に立ち向かう

勇気を纏い、見事な走りで東海道を

駆け抜けていった!!



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― 新着の感想 ―
[良い点] 諸星ダイゴに光が当たった所。 [気になる点] モロボシダイゴとグンジタイガは寮内では仲が良い方なのか?? [一言] モロボシダイゴと父親の過去のストーリーなどわかれば、、、
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