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第九話 下りの才能!

夏合宿、再び。


箱根駅伝にこんな格言がある。


「山上りの適正は『努力』で向上するが、

山下りに関しては『才能』がものを言う。」、



(三年の矢車のような

山のスペシャリストがもう一人欲しい。)


監督の櫛部川は今回の夏合宿で、

下りの適正がある者が見つけだしたいと

考えていた。


第九話 下りの才能!


合宿三日目、

二年生の双子の兄であるレンが、

下り坂コースのタイムトライアルに

挑戦していた。


下り坂への恐怖がないのだろう、

全身から前のめりに突っ込んで走っている。


タイムも矢車以上だ。

櫛部川は、レンの走りに

「才能あり!」と確信した。


「監督、もう一本、下り坂走ってきます!」

もう一度、坂を登るレンの横を、

坂を下るもう一つの影が通り過ぎた。


「レン!

治ったぞ!足!!」

レンと遜色のないスピードで下り坂を駆け下りた

双子の弟シュウがいた。


怪我の経過がよく、遅ればせながら

合宿に参加していたのだ。


(ダブル六区コンビの誕生だな。

しかし、当日はどちらを走らせようか…。)


嬉しくも悩ましい問題である。


だが、二人の復活は、

間違いなくチームの活力になる。


チームは、箱根駅伝予選会に向けて、

上々の滑り出しをみせていた。

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