第10回放送『ゲスト有りの放送(赤石編)』
初のゲスト有り企画です。
今回のゲストは、まぁ本文にもありますが身近な人です。
では、本文へどうぞ。
それは、ある日の事であった。自室で雄一がスタジオに行く準備をしていると...
ピンポーン!!
部屋のチャイムが鳴った。何だろうか、朝に宅配便が来たのだろうか。雄一は扉を開けた。すると、そこには...
「パッパラぱっぱっパー!!○?@〜×↑△...だぁー!!」
ピエロ、らしき者が立っていた。
・・・
数秒間、沈黙が続いた。ちなみに、雄一はその時「は?」という表情でいた。すると、ピエロらしき者が言った。
「ありがとうございましたー。」
そして、彼は次の部屋に同じように訪問に行った。ろくに何1つも発表をせずに。...何しに来たんだよ。
バタンッ!!
雄一はピエロが次の部屋に行くと即座に扉を閉めた。そして、壁に持たれて言った。
「今の、何だったの!?」
そりゃ、そうなるのは分かる気はするな。雄一はそれを言い終えると、まだスタジオに行く準備が出来ていなかったため、彼はそれを済ませた。そして、スタジオへと向かって行った...
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
レギュラーメンバーの番組でお馴染みの8階第8スタジオでは、新企画の準備が終わり放送時間を待っているという人やそれ以外の人達が沢山いた。
すると、スタジオに雄一が入ってきた。
「おはようございます。」
彼が中に入ると赤石さんが彼を呼んでいるが如くに手招きをして彼を呼んだ。雄一は赤石さんのもとにやってきた。すると、赤石さんは言った。
「不藤、今日は新企画を放送するぞ。やる気はあるか?」
「あります。−が、赤石さん。聞きたい事があるんですけど、良いですか?」
「別にまだ時間はあるから構わんが?」
雄一の言葉に赤石さんはそう返した。すると、雄一は言いたい事を言い出した。
「じゃあ、言わせてもらいます。あの、今日の朝に実は変なピエロみたいな者が部屋にやって来て何やら変な言葉を言って去って行ったんですけど、何か知ってませんか?」
あれの事か...。そんなの知っている人はあまりいないと思いがな。すると、赤石さんはこう言った。
「あー、あれか。」
知っているのですか、アナタはっ!!赤石さんは続けて言った。
「知っているよ。あの人は、全員の部屋を回っているらしいよ。自室を出ようとしたら、俺も出会ったからな。まぁ、俺の時にも何もせずに去って行ったがな。」
「そ、そうですか。」
雄一はそう返した。...本当に何がしたいのだろうか、その人は。
すると、そこに出勤したての池谷がやって来た。
「おっす、お2人さん。」
「おー、池谷か。」
2人は声を合わせて言った。すると、雄一が言った。
「池谷、今日お前ピエロみたいなのに出会ったか?」
「出会った。部屋を出ようとしたら、ドアの向こうに立っていたよ。そして、変な呪文みたいな言葉を言って別の部屋に行ったよ。」
本当に誰の部屋でもそんな感じだったようだ。ここで、雄一は彼に聞いた。
「どんな言葉を言っていた?」
「ん?確か...『南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏...ダー!!』だったかな。」
池谷の答えを聞くと、雄一と赤石さんは頭を抱えて黙り込んだ。そして、赤石さんは言った。
「お前、それを言われている時には何も感じなかったのか?」
「え?」
「例えば、変な人だなとか。」
池谷がそう言うと雄一は彼にそう聞いた。すると、池谷はこう答えた。
「いや、それ以上に変なのが毎日隣の部屋にいるから、別にそれに比べたら変じゃなかったな。」
隣の部屋の変な奴とは、おそらく五十嵐の事であろう。ちなみに、このいる3人は誰1人も彼の名を口にはしなかった。...っていうか、「ダー!!」は絶対に言っているのか。
「そうか。...−で、この話はここで終わりにしてだな。今回の新企画について、司会者には言っておきたい事があるのだが?」
「はい?」
赤石さんが話題を変えて言うと、2人はそう聞き返した。すると、赤石さんは言っておきたい事を喋り出した。
「実は今回の新企画では、ゲストを呼んでゲストと一緒に放送を楽しんでもらうという事になった。」
「良いじゃないですか。」
「でだ、お前達にはいつもと同じ司会をやってもらうが、ゲスト企画ではだいたいやる事が決まっている。それを書いた紙を渡しておくから放送が始まるまでに軽く目を通しておいてくれ。」
「了解。」
赤石さんの言葉に2人はそう返すと、その紙をもらいやる事を軽く確認した。
そして、数分後...
「では、収録を開始しますので指定された位置に移動して下さい。」
スタッフにそう言われると彼らは指定された場所に移動をした。ちなみに、赤石さんは例の如くカチンコを持ち椅子に座り待機を始めた。
すると、あるスタッフが言った。
「本番開始まで、3・2・1...」
ここまで来ると...
「スタート!!」
バカンッ!!
赤石さんはスタートを告げると同時にカチンコを粉砕した。まぁ、いわゆる放送開始である...
「何か、赤石さんがカチンコを壊すのを見たの久しぶりな気がするな、池谷。」
「言われてみれば、そうかも。−っていうか、珍しい事にお客様が沢山スタジオ入りされていますね。」
「だな。」
放送開始の彼らの会話はこうであった。客の事に関しては、今回の放送からスタジオ入りをさせるようであった。その後にある事に雄一は気づいた。
「そういえば、この企画はセットに心がこもっているな。特に、豪華な椅子がズラーと並んでいますね。」
「そういや、椅子を見て気づいたがメンバーがいなくないか?」
「本当ですね。まさか、遅刻でしょうか?」
池谷の言葉に雄一はそう反応した。完全に彼らが遅刻だと思っていると赤石さんがカンペを出した。
【いや、ちゃんと来ているよ。セット横の幕の後ろにいるから呼んでやれよ。】
何だ、そういう事かと思った雄一は言った。
「じゃあ、池谷君。メンバーを呼びましょうか。」
「そうですね。」
池谷がそう言うと、司会者2人は同時に言った。
「では、登場していただきましょう。レギュラーメンバーの皆さんです。」
すると、セットの隣にある幕が開いた。そして、そこからメンバー達が次々と出てきて自分達の椅子へと座って行った。ちなみに、この時にメンバーの名前一覧が画面の下の方にダーっと流れている状態であった。
メンバー全員が座り終えると雄一は言った。
「何か、皆さんの登場だけ少しだけ豪華じゃなかった?」
「いやいやいやいや...」
そう言って司会者以外のメンバー一同は手を横に振った。雄一は言った。
「いや、豪華でしょ。アナタ方は、幕の後ろから登場して収録開始だけど我々、司会者は突っ立った状態で収録開始でしたよ?」
【誰も見てないから知らないだろ。お前の気のせいだ。】
「アナタ最初から見ていたじゃないですか。」
赤石さんのカンペを見た雄一はそう突っ込みを入れた。すると、別のカンペが出された。
【まぁ、とりあえず先に進もうぜ?】
「そうだぞ、不藤。まずは、司会者が上手くやらないとな。」
カンペを見て池谷はそう言った。雄一は
「そうだな、話を先に進めるか。」
と言った。すると、彼は続けて言った。
「えー、さて...メンバーが揃った所で新企画を始めましょうか。」
「ですね。」
池谷がそう返すと雄一は言った。
「今回はね、新企画という訳でゲストを呼んでその人と放送を楽しむという事らしいです。」
「−で、ゲストとは?」
雄一の言葉に即座に池谷はそう聞き返した。すると、雄一はこう言った。
「まぁまぁ、そう慌てなさるな。今、カンペが出てるからそっちを見ようか。」
すると、メンバー一同はカンペの方に注目した。
【今回のゲストは、身近にいる人です。】
「へぇ...身近にいる人ね。」
【だな。皆も良く知っているはずだ。】
池谷が言うと、そう書かれたカンペが出された。すると、
「俺達が知っている人?」
メンバー一同は本気で考え出した。すると、少ししてから雄一は言った。
「ちなみに、そのゲストの人はもう幕の後ろに待機している?」
【まだ。】
「あっ、してないの。」
即カンペが出されると、雄一は即座にそう返したのであった。すると、またカンペが出された。
【今から、俺がゲストを幕の後ろに行くように指示をしに行ってくる。】
「いや、あなたカンペ役は?」
【他のスタッフに任せる。】
池谷の言った言葉にそうカンペを出して答えると、赤石さんは幕のある方へと姿を消して行った。ゲストは、そちら側にいるのであろうな。
「−で、準備が出来るまで何しろと?」
赤石さんが姿を消した後、雄一はそう言った。メンバー達は首を傾げるだけであった。すると、代わりのスタッフがカンペを出した。
【ゲストの準備が出来るまで、時間かっ−いや、間を持たせて下さい。】
このスタッフ、明らかに時間稼ぎと書こうとしていたな。そして、わざわざ別の言い方にお変えになられたな。
「時間を−いや、間を持たせろと言われても何をすれば、良いかね池谷君。」
「何も浮かばないな。」
雄一の問いに彼がそう返すと、五十嵐は言った。
「逆算しりとりは?」
「あれは、頭にかなりの負担がかかるよ。」
「他に何か無いですかね、雑談みたいな。」
人形作者に五十嵐の提案はボツ送りにされた。すると、その後に歌川さんがそう珍しく喋った。司会者2人は
「よし、それでいこう。」
と言った。すると、パチパチズはこう彼らに聞いた。
「ネタとかあるの?」
「考えてなかったな。不藤、どうだ?」
「ネタなら、あるな。」
池谷のふりに雄一は即答した。すると、池谷は聞いた。
「どんな?」
「朝のアレ。」
雄一はまたも即答した。「朝のアレとは何だ?」メンバーの頭の中にふとその疑問が浮かんだ。司会者以外のメンバーは朝にされた赤石さんとの会話を聞いていないため、知らない事は当たり前である。
「すみません、朝のアレとは?」
すると、東大が疑問に思っていた事を言った。すると、雄一はこう軽く朝の話を始めた。
「実はね、今日の朝。スタジオに行く準備をしていたらね、部屋のチャイムがなったんだよ。何だろうと思って、扉を開けてみたらピエロが突っ立っていてね意味不明なセリフを放ったかと思えば、何1つ芸もしないで次の人の部屋に去って行った。...という微妙に変わった話を朝、放送が始まる前に俺と池谷と赤石さんとで話していたんだ。」
「へぇ〜。」
それを聞いたメンバー一同は、そう返した。すると、雄一はメンバーに聞いた。
「みんな、今日の朝にそのような事はありませんでしたか?ちなみに、池谷君は南無阿弥陀仏と何回か言われたようです。」
メンバー達はあったような感じでいた。すると、雄一は1部屋1部屋聞いていく事にした。
「まず、パチパチズを除くキャラクター勢はどうだった?」
「そういや...」
「来たな、ピエロ擬が。」
ロボコンに続きはにわは言った。その後にスノーウィンそして、バチーン板はこう言った。
「何がしたかったかは、不明だったかな。」
「世にも不思議な行動をとっていたな。」
「その行動とは?」
それに気になった雄一は彼らに聞いた。すると、消化器は答えた。
「ザルを持って「あ〜ら、ほいさっさー。」とか言いながら変な躍りをしたんだ。」
「それもう、酔っぱらいじゃないかっ!?」
その答えに対して池谷の猛烈なツッコミが入った。まぁ、言われてみれば酔っぱらいに感じない事もない。
「−で、それからどうなった訳?」
雄一がそう聞くと、人形作者その後の経緯を喋り始めた。
「−で、変な躍りを見せられました。でも、見せられてる時間は朝早くの4時ぐらいなんだよ。まだ、みんな眠いって時間なのに押し掛けられてそんなものを見せられてみろ。どう思う?」
「勘弁して下さいよって思う。」
「不藤に同意。」
人形作者の質問に雄一と池谷はそう答えた。すると、人形作者は
「だろ?」
と言って話の続きを喋り始めた。
「−で、それを見ていると急にカチンッってきてな。」
「それで?」
雄一が人形作者にそう聞くと彼は言った。
「総攻撃した。」
総攻撃、という事は同室にいた5人での攻撃という事であろう。ちなみに、その時の彼らの攻撃方法はこうだった。
人形作者
消化器《大放火》
バチーン板《玉弾き》
スノーウィン《雪玉投げ》
はにわ《赤土なげ》
ロボコン《目からビーム》
酷い仕打ちな気がする。波動光線を受けた後に焼かれて玉がぶつけられて、今度は冷たい玉が投げつけられ土を投げられ最後にビームを食らうという状態だなこれは。すると、雄一は言った。
「無茶苦茶な事しますね、あなた達は。」
「でも、微妙に腹立つだろ?」
「まぁ、立たない事はないかな。」
人形作者が聞くと、池谷はそう返した。すると、人形作者は言った。
「っていうか、ピエロの正体は誰だったんだろうかね?」
「さぁ...めん一同を顔を横に振った。すると、雄一は言った。
「まぁ、キャラクター勢は攻撃しましたよという訳だな?」
「だな。」
人形作者がそう返すと、雄一は聞く相手を変えた。
「じゃあ、東大はピエロらしきものには出会った?」
「会いましたね。」
「おっ、いつ?」
東大の答えに池谷はそう聞き返した。すると、東大はこう言った。
「自分の部屋を出ようとした時ですね。」
「何か、そのタイミングが多いですね。ピエロがとっていた行動は何でしたか?」
雄一がそう聞くと、東大はピエロが何をしていたかを話出した。
「私が扉を開けると、「1+1=8」とか言って去って行きましたね。」
少しの間スタジオに沈黙の時間が続いた。すると、池谷がこう言った。
「そのピエロはバカなのかね?」
「あるいは、本気でボケている所を見せたのかもな。」
雄一は続けてそう言った。まぁ、どちらにせよピエロに対して言える事は、何がしたいのですかアナタはっ!?...という言葉である。
「−で、その後はどうしたの?」
雄一はそう聞いた。すると、東大はこう答えたのだった。
「普通に扉を閉めてスタジオに行く準備をしましたね。」
微妙に雄一ととった行動が同じである。すると、雄一は聞く相手を変えた。
「なるほど。大原さんは、ピエロにあいましたか?」
「あったな。確か、部屋の前で首に氷を巻き付けていて、めっちゃ震えながら「気合いだ!!寒くないぃぃぃ。」と言っていたな。少しすると、氷を外して去って行ったがな。」
大原さんはピエロとあった経緯を話終えた。司会者の反応はこうだった。
「絶対寒いはずたよな、池谷君。」
「っていうか、気合いでも何でもないよな。風邪引くから止めておけと言いたいよ。」
はい、ごもっともな意見ですね。すると、大原さんは言った。
「まぁ、あの意欲はよかったけどな。冬に氷を首に巻くってのな。」
「いやいや、意欲でも何でも無いから。そんな事をするのは、ただのバカだから。」
池谷は即そう言った。すると、雄一は言った。
「それじゃあ、次の人に聞きますか。」
軽く流したぞ、この人。まぁ、あのままだとまだまだ続きそうだったから流したのだろう。そして、聞く相手を次の人に変えた。
「じゃあ、坪井さんはピエロにあいましたか?」
「えぇ。出会いましたね。」
坪井さんは即答した。すると、雄一は彼に聞いた。
「どんな感じでした?」
「今までの話とスケールが違いますが、大丈夫でしょうか?」
「とりあえず、言って下さい。」
坪井さんの言葉に雄一はそう返した。それにしても今までの話とスケールが違うとはどういう事なのだろうか。坪井さんはピエロに出会って何があったかを話出した。
「今朝、私は東京にあるタワーの頂上に立ってリラックスをしていたんですよ。」
「ちょっと待て。」
坪井さんの話を池谷はここで止めた。そして、言った。
「アナタ、いる場所おかしいだろ。あそこ多分、一番上の尖った所には人は立てない気がするぞ?」
確かに、言われてみれば立てない気もする。−というよりも、早朝からそんな所に立ちに行く人はいないはずである。すると、坪井さんは言った。
「いやいや、片足だったので普通に立てましたよ。」
「それも、おかしいけど?」
「−で、坪井さん続きは?」
池谷が言うと、またも軽く流すかのように雄一は話の続きを言う事を催促した。すると、坪井さんは続きを話出した。
「えっとですね。まぁ、私はそこに立っていたわけですよ。すると、突然ですよ...変なピエロみたいな者が目の前に浮遊して現れたのです。」
「ちなみに、そのピエロはワイヤーとかは?」
「使ってなかったですね。何も使わずに浮いている状態でした。」
池谷の問いに坪井さんはそう答えた。...そのピエロは何者だよ...。
そして、坪井さんは話の続きを始めた。
「それでですね、「お前、凄いなぁー。」とか言って視界から消えていきましたね。」
坪井さんのピエロとの遭遇経緯は以上であった。すると、池谷は言った。
「いや、そのピエロも凄い気がするけど?」
「だって、ワイヤーとか無しで空中に浮いていた訳だからね。」
彼に続き雄一はそうコメントした。そして、彼はこう聞いた。
「っていうか、視界から消えたとは...落ちたのかな?」
「さぁ、そこまでは分かりませんね。」
「そうですか。」
坪井さんがそう答えると雄一はそう軽く流した。そして、聞く相手を変えた。
「じゃあ、上田さんは出会いましたか?」
「多分な。」
「多分とは?」
上田さんの返答に池谷は聞き返した。すると、彼はこう答えた。
「いや、今朝は自室で発明をしていて邪魔が入って欲しくなかったから、部屋のドアの前に怪しい者が立ったりした時に爆発する小型地雷を仕掛けていたから、ピエロが来たかは分からないな。」
「何て者を仕掛けているんですかっ!?−っていうか、地雷が爆発する条件が指定されているとはな。」
「−で、爆発は?」
池谷にツッコミの後に雄一はそう彼に聞いた。すると、上田さんはこう返した。
「したな普通に。その時に「I am fool!!」とか言う声が聞こえていたな。」
...直訳すると、『私は、馬鹿だっ!!』みたいな意味になる言葉のような気がするな。
「...それが、仮に例のピエロだったら自分が馬鹿だと認めているね。」
東大はボソッとそう言った。すると、雄一は言った。
「何か、微妙に楽しい感じの事があったみたいですね。」
「いや、どちらかと言うと危険だろ。」
池谷は即そう言った。いや、楽しいと危険で比較するような内容では無く、限りなく何をしているのだアナタは!!...という内容の話だった気がするのだがな。
「まぁ、とりあえず次の人にいきましょうか。」
雄一はそう言うと、聞く相手を変えた。
「歌川さん、ピエロに会いましたか?」
「一応、会いましたよ。不思議な結果で終わりましたけどね。」
「不思議な結果か、池谷君。気になるな。」
「だな。経緯を教えて下さい歌川さん。」
歌川さんの言葉に彼らはそう反応をした。すると、歌川さんはピエロとの出来事を話出した。
「僕が、部屋でゆっくりしているといきなりチャイムが鳴ったので、誰だろうと思ってドアについている小さい窓から部屋の外を見たんですよ。すると、ピエロが立っていたんです。」
まぁ、ここまでは至って不思議点は何1つ無かったが、実はここから先に不思議な点があったのだった。歌川さんは話の続きを言う。
「−で、何だろうと思いドアを開けると...「何だ、誰もいないのか。」と言って、彼は別の部屋の方に去って行ったんですよ。」
話は以上であった。すると、歌川さんは言った。
「おかしくないですか?何もせずに去って行くって。」
「歌川さん、触れる所はそこじゃないですよ。」
「それだったら、他の何人かにも当てはまりますって。」
雄一ならびに池谷はそう言った。すると、池谷が触れるべき点を言い出した。
「本当のおかしい事は、扉が開いたのに「誰もいないのか。」って言った事ですよ。自分がチャイムを鳴らした後に中側から扉が開けられたのに、誰もいないのかはおかしいでしょ。」
確かに、そこが一番のおかしい点ではあるが歌川さんはこう言った。
「いや、それはおかしくはないんですよ。元々、影が薄くて気づかれない事もよくありますから。」
「あー、そういえばそうか。」
雄一は直ぐ様、納得した。納得していいのか、これは。
「何だ...?影が薄すぎて、姿さえも認識されなかったのか?」
「多分、そうですね。」
池谷の言葉に歌川さんはそう返した。あの、少しぐらいは否定とかしてくださいよ。
「なるほどね。では、パチパチズはピエロに出会ったか?」
雄一はそこまで話を聞くと話を聞く相手を変えた。すると、パチパチズリーダーのポロフはこう答えた。
「来たよ。そして、派手にドンパチをしてたな。」
「いやぁ、力は互角だったね。」
「ケンカ中に「コノヤロ、コノヤロ。」って互いに言い合っていたね。」
続けてピロフそして、ペロフはそう言った。すると、雄一はこう聞いた。
「−で、勝ったのは?」
「引き分けだったね。」
「だね。最後は互いにキリが無いって言ってその場を去っていったからね。」
「あー、そうですか。」
プロフそしてパロフがそう返すと池谷は軽く流した。...何か、今までよりも扱いが雑になった気がするな。
すると、ここまで聞くと雄一は聞く相手を変えた。
「じゃあ、最後に五十嵐。ピエロには会いました?」
「フッ、聞いて驚くなよ。」
五十嵐はそう言う。すると、スタジオ内に緊張の空気が漂い始めた。そして、ある程度、間を開けると五十嵐はこう言った。
「出会ってない。」
・・・
「出会ってないのかよっ!!」
スタジオ内にいる五十嵐以外全員の声が1つになった瞬間であった。だったら、無駄に間を開けるんじゃないよ五十嵐。
「ああ。ピエロの物真似をするのは俺ぐらいだせ?」
「じゃあ、ピエロはお前か?」
五十嵐の言葉を聞いた雄一はそう彼に聞き返した。五十嵐は、軽く頷いた。そして、しばらくしてから言った。
「何故、分かった!?」
・・・
「お前が言ったんだよっ!!」
またもスタジオ内の人達の声が1つになった。どこかでやっていそうな、ボケとツッコミだったな。
すると、雄一はため息をついた。そして、こう言った。
「まぁ、皆の話も聞けたしピエロの正体も分かった所で、ゲストの準備が出来たようなので呼びますよ。」
「頼みます。」
雄一の言葉に池谷はそう言った。この司会者2人は相変わらず切り替えが早い2人である。すると、雄一はゲストを呼んだ。
「それでは、登場していただきましょう。今日のゲストはこちらの方です。」
すると、セットの右側にある幕が開いた。そして、中からは赤石さんが出てきたのだった。
それを見たメンバー一同は「嘘ぉ〜?」というリアクションをしていた。そして、赤石さんはゲスト用の椅子に座った。すると、さっきまで唖然としていた雄一だが気持ちを切り替えて言った。
「えー、今回のゲストは赤石雄二さんです。」
スタジオ内には歓声と拍手が響いた。そして、ある程度時間が経つとそれはやんだ。すると、雄一は赤石さんに言った。
「あの、赤石さん。座る場所を間違えておられるのでは?」
「いや、あっているからな。」
「本当にゲストなんですね?」
「何?疑っているのか不藤。」
雄一の言葉に赤石さんは直ぐに返事を返してくる。まぁ、この時の雄一は疑っているというよりも「何故、アナタが最初のゲストなのだ?」と思っているのである。
「いや、そういう訳ではないです。まぁ、時間が過ぎていく一方なので話を進めていきましょう。」
「そうですね。」
雄一が言うと、池谷はそう言った。すると、雄一はこう言った。
「−が、まず何をすれば?」
【手元に配られている用紙に書かれている手順でやって下さい。】
手元にある資料とは、収録が始まる前に司会者が赤石さんから渡された紙の事であろう。彼らはそれを見た。そこには、当たり前ではあるが今回の放送でやるべき事が書かれていた。
「では、資料を元にやっていきます。それでは、まず1つ目の話題に入りましょう。」
雄一がそう言うと、前のモニターに話題の内容が写し出された。
『実は、赤石さんは休日になるとよく宝石店に足を踏み入れている。』
メンバーと客一同は「えー!?」と言った。その理由は、彼はそんな店に行くイメージでは無いと彼らは思っているからだった。すると、赤石さんは言った。
「いや、「えー!?」では無いと思うよ。どの店に行くかどうかは、その人の自由でもあるからね。」
「まぁ、そうですよね。」
「でも、それは初耳だよね?みんな。」
池谷の言葉の後に雄一はそう言った。メンバー一同は「知ってた?」みたいな言葉を互いに言い合った。...という事は、彼らは知らなかったという事である。すると、赤石さんはこう言った。
「まぁ、知らなくて当たり前だよな。聞かれない限り人には、休日の話はしない派だからな俺は。」
「そうなんですか。」
どうもセリフの前に「へぇ〜。」と付けたそうに雄一がそう反応すると、彼に向かって赤石さんは言った。
「っていうか、不藤は俺がたまにそういう店に言っているのは知っているだろっ!!」
「いつぞやの、あの店の事ですよね。」
「それだよ、やっぱり知っているじゃないか。」
雄一の言葉に赤石さんはそう返した。ちなみに、その店らしきものは8回放送の次の話に出てきているので、気になったら探して見てください。
「不藤さんも、そっち系の人なのですか?」
「違いますよ。」
坪井さんの言葉を真っ向から雄一は否定した。すると、赤石さんが言った。
「ちなみに、「不藤さんも」って言っていたが俺もそっち系の人じゃないからな。」
「え?違うのかよ。」
「当たり前じゃないか。」
人形作者の言葉に赤石さんは即そう返した。すると、ある事に気になっていた五十嵐が言った。
「っていうか、そっち系ってどういう意味なんだ?」
なるほど、それの意味が分からなくて気になっていたのか。すると、東大が答えた。
「えっ...お○○って事ですよ。」
ちなみに、○の部分は大抵よく使われるピーという音が流れています。
「なるほど。そういう意味だったのか。」
「お前、マジで知らなかったの?」
そう五十嵐が言い終えると、池谷は聞いた。五十嵐はこう即答した。
「無いっ!!」
そうではなかったら、聞きはしないだろうな。すると、消化器は言った。
「まぁ、あのままだったら意味が分からないまま話を聞くことになっていたんだな五十嵐よ。」
「そうだな。」
「まぁ、新しい知識を知る事が出来て良かったじゃないか五十嵐。」
彼の言葉に池谷はそう言った。すると、五十嵐はこう言うのであった。
「全くだよ。あのまま知らずにいたら、そっち系を宇宙人とかと勘違いしたまま話を聞いていたかも知れなかったからな。」
・・・
スタジオ内は静まりかえった。
「あの、誰もうけてないよ。」
「相変わらず、下手だな。笑いをとるのが...」
すると、雄一ならびに池谷はそう言った。全く、その通りである。ここまで、話が進んだところで次の話題がモニターに写された。
『今回の定期考査について赤石さんから色々あるようです。』
「お?定期考査について、何かあるようですね。」
「まぁ、色々と聞きたい事はあるね。」
雄一の言葉に赤石さんはそう言った。すると、池谷は聞いた。
「聞きたい事とは?」
「少し前に定期考査あっただろ。それの点数等を知りたいなというのが、聞きたい事だ。」
「そうですか。」
赤石さんの言葉に雄一はそう言った。そして、彼はメンバー達に聞いた。
「みんな自分達の点数を覚えてる?」
メンバー一同は「何点だったかな。」と必死に点数を思い出そうとしていた。すると、池谷はこう言った。
「まぁ、忘れてるでしょうね。」
「考査の点数は、合否発表が終われば自然に頭から消えるから仕方がないか。」
雄一が彼に続けてそう言うと、あるカンペが出された。
【メンバーの点数が書かれた紙があります。】
「あるの!?」
雄一がそう返すと、あるスタッフがその紙を彼に渡した。それを見て雄一は言った。
「本当だ、みんなの点数が書いてある。」
「マジか。」
池谷がそう言うと、赤石さんはメンバーに言った。
「だったら、みんながどんな感じであったかを知りたいのだが、点数を発表されても大丈夫か?」
すると、メンバー達は「別に、大丈夫ですよね。」と互いに言い合った。それを見て赤石さんは言った。
「じゃあ、みんな大丈夫そうだから聞かせてもらいたい。」
「はい、分かりました。各自の点数を言わさせていただきます。」
雄一はそう言うと、メンバー達の定期考査の点数を発表し始めた。
「では、1人1人点数を言っていきます。...不藤雄一、500点。池谷和也、730点。五十嵐缶三郎、240点。坪井速人、470点。上田何作、580点。大原哲、630点。東大天才、1000点。歌川等心、700点。パチパチズ、240点。−という結果になっているそうです。ちなみに、パチパチズの点数は5人の平均点を四捨五入した数であり、パチパチズ以外のキャラクターは受ける必要は無いため点数は記入されておりません。...以上です。」
雄一は定期考査を受けた人達の点数を言い終えた。
「ちなみに、今回は何点が満点だった?」
「1000点です。」
赤石さんが聞くと、雄一はそう返した。すると、池谷が言った。
「いやぁー、それにしても東大は相変わらず満点ですか。」
「考査なんて簡単じゃないですか。」
「1回でも良いからそんな事が言ってみたいですよね...五十嵐&パチパチズの方々。」
東大が満点取れて当たり前みたいな感じで言うと、雄一はその6人に向かってそう言った。彼らは「全く、その通りだよ。」と言いながら頷いた。すると、雄一は聞いた。
「ちなみに、失礼な事かもしれませんが赤石さんは何点でしたか?」
「別に失礼ではない。俺は、900点だったな。」
「あー、流石の赤石さんでも満点は採れないみたいですね。あの考査は...」
赤石さんの答えに池谷はそう言った。では何故、東大だけが満点を採れるかと言えば頭が良いのは前提と出きるが、あの考査はそれだけで満点が採れるものではない。...そう、形式が変わってさえなければの話ではあるが。
「あんなもので満点採れたら凄いぞ!?あの考査は、おかしい問題が沢山出題されるから勉強だけでは、満点は採れないよな!?」
赤石さんの言葉に東大以外は「そうですよね。」と同感しながら頷いた。すると、池谷はこう言った。
「まぁ、現に満点を採っている人がそこにいるんですがね...」
「まぁ、その人の学力は異常だから仕方ないさ。」
上田さんはそう言った。すると、赤石さんは言った。
「っていうか、学習能力が異常だとしてもねあの定期考査をどうやったら満点採れるか知りたいな。」
「それは、ひたすら勉強する事ですね。」
「うわぁー、羨ましいセリフだな〜。」
東大の答えにパチパチズと五十嵐はそう言った。すると、人形作者が彼にこう聞いた。
「でもさ、勉強しても採れないようなジャンルの問題とかあるらしいけど、それに関してはどうやって点数を採る対策を?」
「事前に調べておくのが一番良いでしょうが、私の場合は勉強さえしていれば問題ありません。」
東大はそう答えた。勉強さえしておけば問題が分かる事は確かだが、色々というようなジャンルでは勉強しても採れない問題が出る。それに関しても勉強しただけで意図も簡単に解けるアナタは凄い過ぎと言えるであろう。
「何だ?勉強の天才かアナタは。」
「っていうか、東大はどれぐらい勉強をしているんだ?」
池谷が言うと、その後に大原さんがそう聞いた。すると、東大はこう言った。
「それは、1日単位ですか?週単位ですか?それとも...」
「じゃあ、1日単位で頼む。」
大原さんがそう言うと、東大は1日単位の勉強時間を言い出した。
「私は1日で約、12時間ぐらいは勉強をしてますね。っていうか、暇な時はずっと勉強していますね。」
「...だそうです。赤石さん、どう思いますかね?」
「東大は何か、あれだね。「All time study.」だな。」
東大の話を聞いて雄一が赤石さんにそう聞くと、彼はそのような答えを返してきたのだった。これを直訳すると『いつでも勉強。』というような意味になるであろう。...っていうか、この人の場合は「どこでも」を追加しても良い気がするのだがな。
「いやいやいや、そんな事は無いですよ。」
「聞いていたら、そうなるぞ?っていうか、寝れているのか?」
あくまでも東大はそれの否定するようであった。すると、上田さんがそう聞いた。
「ちゃんと、寝ていますよ。」
東大はそう答えた。ちゃんと寝れているなら...まぁ、問題はないであろう。すると、雄一はこう言った。
「そうですか、それは何よりです。−で、赤石さん考査に関してはこれだけですか?」
「良いや、まだあるよ。」
赤石さんはそう返した。まぁ、これだけだと少ないよな。すると、赤石さんは考査について話出した。
「今回の考査にも多数、意味不明な問題が出ていなかったか?」
「かなり出題されていましたね。」
「まさか、その事について話すつもりなのか?」
赤石さんの言葉に歌川さんがそう返した。すると、スノーウィンが赤石さんにそう聞いた。
「そうだが?」
彼は即答した。試験の点数を忘れていたからそれも覚えてないのではないだろうか。いや、もしかしたら問題は覚えているかもしれない。すると、バチーン板はこう言った。
「そんなの忘れてしまったよ...。」
「そうだよな。...っていうか、キャラクターはパチパチズ以外は受けてないだろ!?」
「そうだぞ、バチーン板。」
珍しい事に雄一がそうツッコミを入れた。そして、彼の後にはにわはそう言った。本来は、こういう事は池谷君の専門らしいが...気にしないでおこう。
「っていうか、考査を受けたにしろ受けてないにしろ考査から何日か過ぎているから問題も忘れているんじゃないの?」
「多分、忘れているだろうな。」
ロボコンがそう言うと、それに続けて池谷は言った。確かに、点数も忘れていたぐらいだから問題の事も忘れていても不思議ではない。
すると、雄一はメンバー達に聞いた。
「みんな、どんな問題があったか覚えてますか?」
それを聞いた考査を受けたメンバー達は「覚えてない。」と首を横に振るだけであった。すると、雄一は言った。
「やっぱり覚えてないですよね。」
「じゃあ、問題の紹介は不可能か。」
赤石さんがそう言うと、スタッフがカンペを出した。
【その問題と、皆さんの書いた解答がここにあります。】
「あるの!?」
それを見た雄一はそう言った。すると、スタッフがそれを彼に渡した。それをざっと見通すと雄一は言った。
「本当だ。問題も答えも全部書いてある。」
「マジか、よく用意したなぁ。」
「まぁ、ウチのスタッフ達は必要な物があったら意地でも用意するから、用意していてもおかしくはないけどな。」
池谷の言葉に続けて雄一はそう言った。すると、赤石さんは言った。
「まぁ、何はともあれこれで考査でどのような問題が出題されたかが分かる訳だ。不藤、紹介してくれるか?」
「全部ですか?」
「いいや、そんな事をしたら日が暮れるから数問で良いよ。」
赤石さんの問いに雄一が聞き返すとそう赤石さんは言った。
「分かりました。では、出題された問題とメンバーの解答を一部紹介致します。なお、問題に対してや解答に対してのコメントに関しては今回はカットさせていただきます。」
すると、雄一は問題と一部の解答を紹介し始めた。
「では、ね。この246問目の問題文を見てみましょう。」
彼がそう言うと、モニターに問題文が写され読み上げられた。
第246問、地理
『日本にある島を3つ書け。』
見たところは簡単でもあり、よく考えれば解ける問題ではある。これが、読み上げられると雄一は言った。
「えー、この問題の正解率は63%でした。では、メンバーの中から何人かの解答を発表致します。」
すると、モニターに書かれていた問題文が消えた。
「では、解答オープン!!」
すると、メンバーの解答と担当採点員のコメントが表示された。
東大天才の解答。
『与那国島、南鳥島、沖ノ鳥島。』
正解です。この問題に関しては、最端にある4島のうち3島さえ分かっていれば簡単に解ける問題ですね。
不藤雄一の解答。
『国後島、種子島、屋久島。』
この答えも正解です。まぁ、この問題には幾つか答えはありますね。
五十嵐缶三郎の解答。
『天津、上海、重慶。』
それは、全て中国にある地名ですよ。今回の問題では、島の名前を聞いています。
パチパチズの解答。
『ターバン、タービン、ダージリン。』
かすりもしていません。何かの早口言葉ですか?
「こんな感じでした。」
モニターの文字が消えると雄一は言った。解答を見て赤石さんはこう言った。
「酷い間違いが多数あったな。」
「ですね。まぁ、五十嵐は中国の地名をよく知っていましたねー?」
池谷が意外そうにそう聞くと、五十嵐はこう返した。
「どうだ、凄いだろ?」
「まぁ、凄いですが問題で聞かれているのは島の名前ですよ。」
「それも、日本のね。」
歌川さんは彼の言葉にそう返した。続けて付け足しの様に、消化器はそう言った。
「日本じゃないのかっ!?初めて知ったぜ。」
「じゃあ、いい勉強になったな五十嵐。」
すると、五十嵐はそう驚きながら言った。その後に彼に対して赤石さんはそう言った。まぁ、天津は別の読み方で日本にもありそうだが上海と重慶は、中国以外に無いような気がするな。
「まぁ、まだ五十嵐はマシだよ。ちゃんとした地名だからさ。」
「...だな。問題はコイツらだよ。」
雄一ならびに池谷は言った。そして、コイツらの方を指指した。ちなみに、コイツらとはどいつらかと言うと...
皆さんもお分かりの様に、パチパチズの事であった。
「みんな、彼らの解答を覚えてますか?」
「ターバン・タービン・ダージリン。」
メンバー一同は即答した。それほど、頭に残っていたのだろうか。すると、パチパチズは言った。
「え?どこか、おかしいの?」
「全部ですね。」
それに対して池谷はそう即答した。すると、雄一は言った。
「お前ら、ターバン・タービン・ダージリンって早口言葉みたいだな。」
まぁ、だからと言って彼は3回言えとまでは言いはしなかった。すると、赤石さんが言った。
「そうだな。−で、そろそろ次の問題に行ってみるか?」
「そうしましょう。」
雄一はそう答えた。すると、モニターに次の問題文が写し出され読み上げられた。
第647問、国語
『1つの行為で2つの利益を得るという意味がある四字熟語を書け。』
これも、一般的に分かりやすい問題である。さて、メンバーは正しく書けたのだろうか。読み上げられると、雄一は言った。
「まぁ、簡単ですよね。では、一定の解答オープン!!」
すると、モニターに解答とコメントが表示された。
東大天才の解答。
『一石二鳥』
正解です。その四字熟語は指定された意味と熟語が一致します。
五十嵐缶三郎の解答。
『一隻一丁』
最初の「一」以外は全て間違いです。ちなみに、2つ目の「一」は完全な間違いであり「隻」と「丁」は漢字の書き間違いです。
パチパチズの解答。
『百石一鳥』
それは、凄く損をしていると思います。
「えー、以上でした。」
モニターから解答が消えると雄一は言った。すると、赤石さんは言った。
「何か、誰か船と豆腐を数えていた人がいたような気がするのだが?」
「あー、五十嵐ですね。」
池谷は即答した。そういえば、あの数え方をするな。すると、五十嵐はこう言った。
「ん?俺が何だって?」
「いやね、お前が解答に船と豆腐の数え方を書いていたね...と。」
「あれ、そうなの!?」
池谷がああ言うと五十嵐はそう返してきた。どうやら、そうだと知らなかったらしい。
「知らなかったのかよ。」
「そっ、そんな訳無いだろ!!」
人形作者に言われると五十嵐はそう言い返したのだ。あー、これは絶対に知らなかったな。
「だったら、船と豆腐の数え方を言ってみろ。」
スノーウィンは言った。五十嵐よ、もし知っていたのであればここで汚名返上をするんだ。すると、五十嵐はそれに言い出した。
「キログラムとバイトだろ?」
「やっぱ知らないじゃんっ!!」
彼の言葉に池谷は即ツッコミを入れた。あらら、汚名返上出来なかったようですね。すると、雄一はこう言った。
「大丈夫だ、五十嵐。論外の解答が他にもいるからさ。」
すると、パチパチズが
「論外って、だ...」
「お前らだよっ!!」
そう言おうとしたが、途中で司会者2人にツッコミを入れられた。すると、彼らはこう言うのだ。
「え!?僕らなの?」
「逆にいうが、お前達以外に解答を紹介されておかしかった奴はいたか?」
「えっと...五十っ−」
赤石さんの問いにパチパチズがそう言おうとすると
「−嵐は別としてだ。」
セリフの途中で赤石さんに割り込まれた。すると、パチパチズは少し考え込んだ。その結果こう言った。
「誰だろうね?」
「お前らだよっ!!」
即座にメンバー一同はツッコミを入れた。まぁ、そうなるであろうな。すると、赤石さんは言った。
「まぁ、こんな言い合っていても何も進まないから次の問題を紹介してくれないか?不藤。」
確かに赤石さんの言う通りである。という訳で、雄一は次の問題発表に映った。
「では、次に行きますが次が考査に出ていた問題紹介の最後だそうです。」
「マジかー。」
「最後かぁー。」
何故か、はにわならびにロボコンは両手を挙げながら言った。もう、それがバンザイに見えて仕方のない池谷は言った。
「何か嬉しそうだな。」
すると、彼らは首を横に振った。どうやら別の意味の行為らしい。すると、雄一は言った。
「まぁ、それはそれとして次の問題をどうぞ。」
この人、話を流されたな。すると、モニターに問題文が写し出され読み上げられた。
第869問、英語
『次の問いに英語で答えよ。...Are you doing love?』
この英文は訳すと、『あなたは恋をしていますか?』という内容の英文になるであろう。それに対して英語で答えるのは、難しい人もいれば簡単な人もいるであろう。
「これは、最初見たときはジャンルの表記ミスかと思いましたよ。」
「俺も思った。」
雄一の言葉に赤石さんは同感であった。すると、池谷は言った。
「ちゃんと英語だったが?」
「しかし、聞いている内容はプライベートですよね?」
「まぁ、そうだな。」
坪井さんが言うと人形作者はそう言った。まぁ、言われてみればそう思わない事も無い。雄一は言った。
「では、解答を発表しましょう。オープン!!」
すると、モニターに解答が表示された。
不藤雄一の解答。
『Yes.』
おー、それは青春ですねぇ〜。
池谷和也の解答。
『No.』
まぁ、そんな人もいますよね。ちなみに、僕もそうです。
東大天才の解答。
『Although it is not now, I hope that it can meet from now on.』
なるほど。それは良いことだと思います。よく、そんなに書きましたね。
赤石雄二の解答。
『I'm desert.』
確かに、いないと心細くなる事もありますよね。
五十嵐缶三郎の解答。
『Don't worry.』
Want!?
上田何作の解答。
『Rather than such a thing, it only does its best for work now.』
それは良いことですね。
坪井速人の解答。
『Now, it just merely moves forward.』
それも良いような事だと思いますよ。
大原哲の解答。
『I don't know.』
あの、アナタの事なのですが...。
歌川等心の解答。
『want?』
それはこちらが聞きたいのですがね。
パチパチズの解答。
『No problem.』
だから、何がですか!?
「以上でした。」
雄一が言うとモニターに表示されていたものは消えた。すると、池谷はこう言った。
「何だかんだ言って受けた人達、全員の解答が発表されたよね?」
「言われてみれば、そうだな。」
赤石さんはそう返した。まぁ、彼らの解答を見ていたら色々と変わったものがあったな。すると、雄一は言った。
「まぁ、解答について話し合いましょうか。」
「だな。」
赤石さんはそう返事を返す。
「じゃあ、まずはベストファイターズの5人の解答から話をしましょう。」
雄一が言うと、彼らの解答が再びモニターに写し出された。
「えー、大原さんと歌川さんの解答についてはコメントでごもっともな事が書かれているので何もなしとして...他の3人、あの英文はどう訳すのですか?」
雄一は彼らに聞いた。すると、坪井さん→上田さん→東大の順に彼らは英文の訳を言った。
「今は、ただ前に進むのみ。」
「そんな事よりも、今は仕事に全力を尽くすのみ。」
「今はいないが、これから出会えると良いです。」
彼らの和訳を聞くと赤石さんは言った。
「なるほどな。そう訳す事が可能な文章だな。」
「へぇ〜...俺らは全く分かんなかったわ。」
「まぁ、仕方ないさ。我々司会者は英語が苦手なのだから。」
池谷ならびに雄一はそう言った。こうして訳を聞いてからコメントと英文を見てみると、英文に対する内容がコメントに書かれていると分かりやすくはなっただろう。
「ベストファイターズは、まぁ自分の池谷をしっかり書いたみたいですね。」
「そうですね。この2人は、yesとnoだけしか書いてませんでしたけどね。」
雄一そして、池谷はそう言った。すると、赤石さんが言った。
「でも、自分の意思っていうか、そういうものを自分なりに英文にして書くのだから、この問題に関してはよっぽどな解答をしない限りは不正解にはならないだろうな。」
「ですよね。では、パチパチズと五十嵐の解答について話をしましょう。」
雄一がそう言うと、再びモニターに彼らの解答が表示された。
「んー、五十嵐のDon't worry.は「心配しないで。」という役だから答えにならない事は無い気はするが...パチパチズの解答は何が言いたいの?」
「問題ない。」
雄一が言うと、パチパチズはそう返した。すると、即座に池谷は言った。
「だから、何が?」
「えーと...」
「無理に考えるな。それは、後にしてまず何と訳した?」
悩んでいる最中のパチパチズに雄一はそう聞いた。すると、彼らはこう答えた。
「えっとだな...『アナタの体の具合は大丈夫ですか?』と訳した。」
「そして、No problem.と答えた?」
「そう。」
雄一が問うと彼らはそう即答した。それ程、自信を持っていたのだろうが違うから。
「まず、訳から違ったのか。」
「マジで!?訳はそうじゃないの?」
彼らはスノーウィンに言われるとそう言い返した。すると、赤石さんが彼らに言った。
「正しい問題の訳は、『あなたは、恋をしていますか?』だぞ?」
「マジか。」
パチパチズがそう返すと、付け足しのように東大はこう言った。
「ちなみに、『アナタの体の具合は大丈夫ですか?』は英文で『Is the condition of your body OK?』になるはずですよ。」
彼の言葉を聞き司会者2人は少しの間黙り込んだ。そして、少し経つと雄一は言った。
「ああ、分かりました。はいはい、理解出来ました。っていうか、理解します。」
明らかに全然分かっていない事がバレバレな返事の仕方である。そして、彼は続けて言った。
「−で、話を問題の方に戻そう。パチパチズは、あれを『アナタの体の具合は大丈夫ですか?』と訳したので『No problem.』と解答をした。」
「そうさ。間違っているか?」
「その訳に対しての解答だったら間違いでは無いとは思うよ。」
「同じく。−だが、お前らの場合は問題文の訳じたいを間違えていて解答しているから、この問題に対しては不正解なんじゃないのか?」
パチパチズの言葉の後に彼らはそう言った。まぁ、彼らの言う通りである。
「マジかぁー。」
それを聞いてパチパチズはそうとしか言わなかった。すると、スタジオ内にベルみたいな音が鳴り響いた。
「ん?何の音だ?」
雄一はそう言って辺りを見回した。すると、たまたまであるが彼の目にスタッフの出しているカンペが写った。
【考査については、以上となります。】
「そうなの?」
「何が?」
彼は池谷にそう言われるとこう返した。
「考査に関しては、これで終わりらしいです。」
池谷は「へぇ〜。」といった表情になった。まぁ、それはそうとしておいて。次の話題は何があるのだろうか。そう気になった雄一はこう言った。
「それで、次の話題とかはありますか?」
【赤石さんからのお知らせ。】
そうカンペが出された。何だろう、次の話題で終わりみたいなオーラが感じられるのが、気のせいだろうか。すると、雄一は聞いた。
「だそうです。赤石さん、お知らせがあるそうですが?」
「あるよ。」
「じゃあ、お知らせの発表頼みます。」
赤石さんがそう答えると、雄一はそう言った。すると、彼は席を立ち司会者2人の横にやって来た。そして、お知らせ発表を始めた。
「えー、お知らせというのはだな。近日、局内会議をするらしい。まぁ、その会議はウチの局で開かれる会議の中では一番大きい会議らしいから、呼ばれた人は必ず出席するように。まぁ、無いだろうけど万が一その日に用事等が入ってしまって出席出来ない場合には前もって俺か局長に連絡をしておくように。」
「何故、その2人なのですか?」
東大は赤石さんに向かってそう聞いた。すると、彼はそれに答えた。
「それはだな。局長についてはこのテレビ局の中でトップにいる人であり、もちろん会議にも参加されるからという事だからだ。そして、俺についてはこの番組の責任者であるからという理由だからだ。」
簡単に言うと、トップの人か自分達の番組の責任者のうち欠席の場合はどちらかかに連絡を入れろという事のようだ。
「ちなみに、その会議では何を話すんですか?」
坪井さんにそう問われると、赤石さんはこう答えた。
「まぁ、簡単に言えば実績発表だな。番組やドラマ等をしていて現時点ではどのような状態かを伝えたりする機会だな。他にも、要望等や新企画等の話し合いもされる事があるかな。」
確かに聞いてみれば大きな会議な感じではある。それを聞いたメンバー達は「へぇ〜。」という感じの反応をしていた。彼らにしては、この会議への思いはそのようなものなのであろう。そして、しばらくすると五十嵐とパチパチズは言った。
「−で、お知らせは以上なのか?」
「いいや、まだあるよ。」
赤石さんは即答した。なんだろうか、彼らは早く帰りたいだけなのではないのだろうか。すると、雄一はこう言った。
「じゃあ、次のお知らせを頼みます。」
すると、赤石さんは話を始めた。
「2つ目の内容は、前にも話した内容だろうから思い出す程度に聞いてくれ。それはだな、これから何回か研修が入るだろう。その時に別のテレビ局に行ってお世話になってもらう事が多々あるらしいから、その時はそちら側のテレビ局の人達に対して失礼の無いようにしてくれ。...俺からは以上だ。」
彼からのお知らせは終わった。他のテレビ局に研修で行ったりするようにまで、彼らはなったようだな。すると、雄一は言った。
「さて、赤石さんからの発表も終わりましたね。これからどうすれば良い事やら。」
【そろそろ、番組終了の時間です。】
「そうですか。」
カンペの書かれている内容に対して雄一はそう言った。そして、少し経つとこう言った。
「まぁ、今回は初のゲストという訳で赤石さんに来ていただきましたが、赤石さんどうでしたか?」
「まぁ、初めてのゲスト有り企画にしては良かったと思うぞ。後は、何回かやっていくうちに慣れるしかないな。」
「そうですよね。」
「まぁ、次回からはこちらも色々とやりやすくはなるように努力するから。」
彼の言葉に雄一があのように返すと、赤石さんはそう言った。すると、さらに赤石さんは言った。
「おっと、放送時間がそろそろ終わりそうだな。不藤、最後に締めを頼む!!」
「了解です。」
雄一はそう答えると締めの言葉を言った。
「えー、今回のゲストは赤石雄二さんでした。では、皆さん。次回もレギュラーメンバーの番組をお楽しみにー!!」
そして、今回の放送は終わったのであった...
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
放送が終了し、メンバー達もある程度帰り雄一がスタジオを出ようとすると、赤石さんが彼を呼び止めた。雄一は赤石さんのもとに行った。一体、何の用なのだろうか。
「どうしました?」
「いやな、さっき話していた会議の事なんだがな。お前はレギュラーメンバー代表でして出席しなければならないのだが、大丈夫か?」
「大丈夫ですよ。」
「そうか、分かった。」
そして、ここまで話が進むと雄一は話が終わったと思いスタジオを出ようとしたが、
「もう1つ。」
再び赤石さんに呼び止められた。
「今度は何ですか?」
「会議の次の日辺りからお前には他のテレビ局から出演オファーが来ていたから、そこに行く事になった。」
「はぁ。」
「頑張って来てくれ。」
ここまで話を聞いて雄一はふと思った事を赤石さんに聞いた。
「待ってください。番組はどうしろと?」
「お前の代わりに人形作者と池谷が司会者をして収録するさ。」
代理の司会者を手配していたとは、やる手際が早いなこの人は。
「なるほど。なら、大丈夫か。っていうか、俺だけフリーで呼ばれるのは何か申し訳ないような...」
「気にするな、不藤。人生とはな、そういうものだ。皆も言わないだけで、幾つかのオファーが来ていて収録に行ってはいるから、お前だけじゃないさ。」
「そうですか。分かりました。」
自分以外にもメンバーからそのような人がいると知り雄一は少し安心していた。すると、赤石さんは言った。
「まぁ、焦る事はない。リラックスして向かうようにな。」
「了解です。」
「じゃ、お疲れ様。」
「お疲れ様でしたー。」
彼らの話は終わった。そして、そのまま雄一はスタジオを後にした。赤石さんは、いつも通りスタジオに残り他のスタッフ達と話を始めるのであった...
書き終えて一言。
「2週間ぐらい執筆していましたね。いやぁ~、長い。」
まぁ、それだが話も長いのですがね。
今回はゲストを出してみました。と言っても、本当に身近な人でしたがね。
そんな事よりも、今回の話はパチパチズの早口言葉擬きと間違い四字熟語が頭に残っていますね。
ちなみに、作者はあの早口言葉擬きを3回言ってみようとチャレンジしましたが、1回も言えませんでした。(まぁ、ゆっくりでなら言えたけど。)
そして、間違い回答の『百石一鳥』。あれは五十嵐の漢字ミスより頭に残ってます。
よく、諺か何かで『下手な鉄砲も数打ちゃあたる。』みたいな言葉があった気がしますが、彼らの回答だと『下手な鉄砲は数打ってもあたらない。』というような感じに思えて仕方なかったです。
そして、言葉の通り損しすぎだなと思いました。
他にも、出すとしたら東大の『all time study.』ですかね。あの人は、勉強さえしていれば何でも満点を取れる様で凄いですね。(作者もその力が欲しい。←あったら誰も苦労はしない。)
後、坪井さんはどえらい所に居ましたし上田さんはどえらい物を仕掛けてはいましたね。
本当に彼らは色々とやってくれる方々です。
まぁ、これからも彼ら以外にもあのメンバーの中からは色々とやってくれる人が現れるでしょうね。
では、次回作をお楽しみに。
でわでわ...。




