表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
高岡塾の事件簿  作者: finale
2012年6月19日火曜日ー英語ー
3/4

第2講:二話目なんてトーンダウンしてしまえ

こんにちは、finaleです。

まだ引っ越しはしておりません。

この作品もあまり進んでおりません。

文章もあまり上達しておりません。


時間の空いた時などにお楽しみいただけたら、幸いです。

 2012年6月19日、火曜日。

 高岡塾2αクラスの授業サイクルは、火曜が英語、木曜が数学、金曜が国語になっている。

 そういう訳で、今日の授業は英語だ。講師はキャンキャン。

「はーい席についてー。えーと、今居るのが……浅間君……が居ない、大友さん居る、梶野さん……が居て、金山君……がいない。また浅間君と一緒か。兼本君……居ない。高杉と千葉楽君も居ない。あ゛ー本町中野球部!!桐生さん、斉藤君が居る、寺鷲さん、亘さんっと。全くどうなってるんですか……」

 出席率、11分の6。ほぼ半数。キャンキャンが愚痴をこぼしたくなるのも無理はない。

「……はい、じゃあー、半分くらいしか人居ないけど始めます」

 キャンキャンは溜息をついて、白いチョークを手に取った。

「今日は、この間の授業でやった補語をとる動詞の続きを梶野さん授業中ケータイはしまってください」

「今マナーモード設定してるんです。ちょっと待っててください」

「そうですか。分かりました。私にはイヤホンで音楽を聴いてるように見えるんですが、まあ気のせいでしょう。えーまず、補語っていうのは先週言ったように、動詞の後ろにきて、主語とぉ、イコールの関係になる名詞・代名詞のことです千葉楽君こんにちは」

 またしても授業を中断させられたキャンキャンに、疲労の色が見える。大丈夫かな?なんか見た目インテリ系だもんね。なにはともあれ、千葉楽君が塾に来た。こんにちは。

 ん、待てよ?ということは、えっと……

「千葉楽君、高杉ともっちゃんはどうしました?」

 そう、それ、私が言いたかったの。あ、もっちゃんっていうのは、兼本君の渾名ね。

「さっき二人のマンションの前で野球してるの見かけました」

 そう千葉楽君が証言した次の瞬間、「あいつら!!」と発狂して、キャンキャンは教室を出ていった。ドアが荒々しい音を立てて開閉する。きっと、事務室に電話を借りに行ったんだろう。そして多分、電話する先は二人それぞれの家だ。

 (当然、その間の教室は大騒ぎ。梶野さんは、またケータイを取り出していじっていた)

 数分後、キャンキャンが教室に戻ってきた。なんか、家に電話したら「今出ました」って、蕎麦屋の出前みたいなことを言われたらしい。それも両方に。

 …………キャンキャン、同情するよ。

 そりゃあ生徒の前で愚痴も言いたくなるよね。でもブツブツ呟いてるとなんか変人みたいになっちゃうぞ。

 頭痛薬を過剰摂取したくもなるよね。でも薬物乱用は良くないぞ。

 髪を掻き毟りたくもなるよね。……でも授業続けよっか、うん。

 私の願いが通じたのかそうじゃなかったのか、キャンキャンは再びチョークを手に取った。

 ちゃんと授業続けられるのかは、保証しないけど……


 ……えーっと、授業すら進んでないなぁ。大丈夫、いつもこんな感じだから。(大丈夫って何が?)

 次回は真面目に授業に入れるのかな。



 以上。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ