表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
高岡塾の事件簿  作者: finale
入塾のしおり
2/4

第1講:物語なんて適当に始めてしまえ

どうも、finaleです。

相変わらずスローモーションタイプです。少しは上達したかな。

取り敢えず本業は夕日ヶ丘の方なんで、こっちは副業みたいなもんだと思ってください。

気楽に、だらだら、続きます。

finaleより全ての皆様に愛と敬意を込めて

「はい、じゃー、漢字テスト後ろから集めてー」

 教室中に、まっさんの声が響く。

「はい、えーっと、まず高杉君が30点中30点、浅間君が30点、寺鷲さん30点、桐生さん30点、金山君30点、大友さん30点、30点、30点、30点……なんだ、今日はすごいじゃないか!」

 まっさんの驚きの声が少しエコーする。

 私たち高岡塾2αクラスは、見ての通り成績優秀。月例テストだって必ず県内10位以内に入る。

 ……というのは、もちろんタイトルとあらすじを見てくれればわかるように、真っ赤な嘘。成績優秀なのには、もっと別の理由がある。

「この調子なら早稲田に入れそうだな、うん!」

 まっさんは嬉しそうに何度もうなずく。

 でも、でもねまっさん。あんた忘れてるでしょ。

 このクラスは正直言って問題児集団の集まり。悪い人はいない、むしろ良い人たちしかいないけど、授業が進まなかったり、宿題がほとんどそろわなかったことから、もう3か月も担当してるんだからそろそろ推測してほしい。

 という訳でね、まっさん。あんたは知らないんだよ。

 このクラス全員が、プロサッカーも顔負けの見事な連係プレーでカンニングしていたことをね!

 (ちなみに、答えの発信源は成績優秀な大友さん。)

 ……ということを、私ことカンニングの共犯者、桐生は思う。思うだけ。声には出さない。

 まあ私としても、またイヤミをぐちぐち言われるのは嫌だし。イケメンは笑ってる顔が似合う。

 ……という、罪からの現実逃避。

 あと、下の名前を明かす必要はないと思う。このクラスはみんな名字呼び捨てだし、あってもそれに「君」をつけるくらい。だから、その必要は全くなし。

 あと……なに?お前あれだろ、あいつだろって?変なこと言うな。

 なに、英検の級盛りすぎだろ?知るかそんなの。

「俺たちはみんな知ってるんだぞ!」

 俺達って誰、ねえ。


 ……まあ、そういうことで、これは3分の1位事実で、3分の2位フィクションの物語。

 (ちなみに、実名出してる人はいないので、検索しても無駄だからね。こういう塾もないから、以下略)

 気楽に、だらだら、進んでいきます。

 乞うご期待……は、するな。



 以上。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ