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神殺しの龍拳  作者: 桐ケ谷緋乃進
フラットライン総力合戦
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51/61

51話

南朝連邦中央部ブリンガー山脈:午前6時00分


最南基地:二階堂蝦夷、犬野凛奈


軍人たちが雪の降り積もる中必死に雪をと溶かしかき、滑走路を炎魔法で焼いて乾燥させている。

そのど真ん中にりんな達はテレポートされた。


軍人たちは全員硬直する。


りんながその時、静寂を破る

「こんにちは~♡お邪魔させてもらいます♡」


蝦夷が緊張しながら言う

「お仕事お疲れ様なのだ...」


軍人たちはしばらく困惑した後、すぐに無線に連絡してから臨戦態勢に入る。

それを理解した2人はすぐさま走り抜ける。


走っている最中のりんなが言う

「巨大対空砲の爆破のC4私が持ってるから、つけた後すぐに時間稼ぐよ!!」


蝦夷が言う

「承知なのだ!!」


2人は走りながらも軍人たちの魔法攻撃を避ける。

どうやら航空基地にはたくさんの貴重物があり、むやみに魔法を撃てないらしい。


ベーっだ!!


2人は格納庫の上に昇り、辺りを見渡すと、明らかに馬鹿でかい何かがあった。

恐らく敵は祈のトラップ空襲なんて想像もしておらず、特に対空砲を使うつもりもないようだった。


その対空砲へ勢いよく向かい、りんながC4を対空砲へ張り付ける。


起爆!!


ドガーンッ!!!!


蝦夷とりんながガッツポーズを決める。だが、ここは最南の基地。

難易度で言うと一番低い。あの重要度の高い北側の基地を南朝連邦がどう守るつもりなのか...


りんなと蝦夷はすぐに三つ目の基地へ向かう。


++++++++++++++++++++


南朝連邦中央部ブリンガー山脈:午前6時00分


アリスとパロマは航空基地の寮のシャワールームにテレポートしてしまった。

まだ朝で乾いており、開けてある窓には霜が降っている。

地面のタイルからは冷たい空気が流れている。


その時、軍人たちの話声が聞こえる。


「いやぁ作戦上手くいくといいな。」


「そんな上手くいくかな~?」


そうしてシャワールームの着替えロッカーに軍人たちは足を運び、服を着替え始める。


その後ろを足を音を殺しながらアリスとパロマは歩く。


そろーり

そろーり....


その時、話しながら着替えていた軍人のうちの一人が振り向く

「.....え?」


パロマが中指を立てる


この時軍人には様々な思考が巡っていた。こいつらは誰だ?この格好から見てもしかすると南朝連邦の人間ではない...?無線はロッカーに既に入れた。連絡するにしても今からロッカーを開けて無線を取ってから連絡。それでは明らかに遅すぎる。その動作を完了するまでにこいつらに殺される...


ならば...どうするか。


息を吸い込む....


軍人が大きく叫ぶ

「侵入者だああああああ!!!!!!!!!!」


パロマとアリスが大きく飛び上がり、それに二人の軍人は反応する。

その反応よりも早くパロマの魔法が先に届き、叫んでいた方の軍人の首が飛ぶ。


だが、アリスは殺しそこねたようで、腕を切断しただけ。


軍人はとっさにベンチを越えて、そのベンチを片手で持ち上げて2人に投げる。

だが、その投げようとしてる動作の最中にパロマによって首が落ちる。


..............。


パロマが言う

「すぐにここから出るぞ。何がどうなってるかわからないけど、自分たちの任務を成功させないといけない。」


アリスが頭を掻きながら言う

「ごめんごめん、手元が狂って...」


そうしてパロマは窓ガラスを割って外にでようとする。だが、一旦踏みとどまってアリスに言う

「レディファーストさ。」


アリスが笑いながら言う

「...ww何言ってんのw君、女でしょ....」


そうして二人が外に出ると、落下している途中の階で目が合ってはいけない何かと目が合ってしまった。


リオル....さん


パロマとアリスが一目散に走りだす。とにもかくにも対空砲の場所を探さなければ....

2人は急いで対空砲を探す。

コンテナの上に昇り、辺りを見渡すと、くそでか対空砲が見えた。


そこへ2人は一斉に駆けだす。


よりにもよって航空基地内の寮にテレポートしてしまった。


しかもリオル・グランテとも遭遇した。

目が合ったのは事実....しかもさっき叫ばれてる....ワンチャンなんとか....見逃しては....


2人が走りぬける先には人影が....


リオル・グランテだ。

「幾つか予想してたけどよぉ、少し泳がせてみてわぁーった。おめえらの狙いは対空砲だ。祈とか言うやつの能力は何らかの方法で大量にストックできるみてぇだった。つまーり、地形破壊の爆発を巨大対空砲でしか落とせねえ高度から空襲として山脈中に落として山脈の防衛線を破壊(はけえ)するつもりだろ。」


嘘だろ全的中....!?!?


パロマが戦闘態勢に入る。

「その予想がどうかは知らんが、戦わなくちゃいけないみたいだな。ついこの前みたいに逃げんなよ?」


リオルが言う

「知ってっか?この世界はな。逃げるが勝ちな時だってあるんだぜ。」


アリスが言う

「望むところ。かかってきなさい。」

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