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神殺しの龍拳  作者: 桐ケ谷緋乃進
フラットライン総力合戦
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46/61

46話

南朝連邦中央部都市「トリニード」:午前5時5分3秒


祈が召喚獣に乗り、逃走し、回復を図る

その時、身体強化魔法を使用したリオルが追いついてくる。


それを視認した祈は召喚獣を消し、上着から大量のトラップ魔法を出す。


さっきの敵の攻撃で左ふくらはぎが負傷した。私は固有魔法のもあってかなり有利。だから大量のトラップを使ってここで一気に畳みかける。トラップ113個の爆発魔法。ここで使う価値はある。



何が起こったのか。



リオルの感覚ではこいつの底なしの爆破魔法スパムの耐久はかなりの時間を消費させられた。だが、魔力消費もダメージも少ない。地形破壊の激しく、そこの対処に一番労力を割いた。恐らく彼女も何度かは自爆している。勝負がつくのは想像よりも時間がかかった。だが、もうすぐ終わる。


++++++++++++++++++++


祈はトラップによる爆発魔法スパムを終了させ、再び逃走をして回復を図る。

だが、想像よりも祈の状態は深刻であった。リオルの固有魔法によるふくらはぎの負傷のことを忘れるほど全身から出血し、骨が人間の痛覚ですら感じきれないほど骨折している。


くそっっ...仕留めきれなかった。ここまでトラップを消費したのに...!!


───気h


───────ピカッ!!────────


....は?


リオルが放った魔法は祈を壁越しに首筋を貫く。


頸動脈からの出血が止まらない.....

祈が地面にうつ伏せで倒れる。目を開くと自分の体から出た血がどんどん地面を赤色へと塗り替えていく。

これ...全部私の血...?


ぁぁ...もう死ぬんだ...私...


助けて...助けてください...こむぎさん....

もし....もし.....次も会えるなら、《《次も皆さんの仲間になりたいです》》。


駆け付ける足音が聞こえる。


その足音をリオルが悟ると倒れている祈の髪をつかんで持ち上げ、首に刃物を近づける。


りんなが叫ぶ

「祈ちゃん!!!」


バシュッ...






冥級魔法使い:霧崎祈は聖級2位:リオル・グランテによって殺された。


りんなの足が止まる。


リオルが祈の首を優しく置くと言う

「久しぶりだな。知り合いか?」


りんなが言う

「うん。そうだよ。」


リオルが言う

「それで、どうすっか?」


りんなが指を頬に指を当てて言う

「殺しに来たの。それだけじゃダメ?」


++++++++++++++++++++


南朝連邦中央部都市「トリニード」


一足遅く優香がトリニードへ到着。その時ビルの上に何かがいる。

紫髪の小さな少女...8歳ほどだろううか。


その少女は手に金色の簪を持っている。

これは...


聖遺物....!?


簪をこちらに向けて少女はつぶやく。

「死んで。」


魔法:「闇光」


っっっ!?!?


優香は体をひねって避ける。


優香が言う

「なんだよ...君...!!」


ヨサンが簪をくるくるまるでペン回しをするかのように回しながら言う

「ヨサン・フリーロだもん。」


ヨサン・フリーロ!?たしか...人造兵器...!?!?

なんでこいつが聖遺物を持ってるの...!?


ヨサンはためらわず魔法をはなつ


禁忌の魔法:「幸せな夢(ルミナス)」


幻術....!!!!


優香は自身の影響する重力を限りなく少なくして横方向へと動く。

ヨサンはその優香の慣性の法則を無視したような動きに感動する。

「へぇ...なかなか動けるんだもんね。」


優香は少し息を切らしながらも手招きをする

「はぁ....はぁ...こいよ。」


ヨサンが言う

「泣いても知らないもん。」

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