38話
大領帝国都市部:パロマ宅
こむぎと翔が帰ってくると、玄関からガチャンっと扉を閉める音が聞こえる。
その音を聞いたりんなは玄関に駆けつけて、2人の前に立つ。
りんながこむぎの懐に入り込み、こむぎの手から水の入った新品のペットボトルを奪い取って一気に飲む。
「ぷはぁ...ありがとうおいしかった♡」
xね。
そうしてリビングに戻ると、もう一度玄関が開く音が聞こえる。
全員が注目する中、そこへ姿を現したのは祈だった。
りんなが祈にまるで獲物を捕食するかの如く飛びつく。
「おまえり~♡ずっと待ってたんだよ~♡」
祈がくたくたになりながら言う
「しんどいので...ご容赦....ください....」
こむぎがタブレットの電源を入れて肩をすくめながら言う
「おおっそういえばそんなやついたなぁw」
おい。
その時パロマが言う
「祈は次の作戦のために準備をしてたんだぜ。お疲れさん。」
祈が言う
「ここ最近ホントきつかったです...本当に。」
パロマがリモコンを作動させる。
「ってことで。」
リモコンが作動すると家が変形していき、真っ暗になる。そうするといたるところからろうそくが点灯される。
こむぎがタブレットが使えなくなったことを察知すると、タブレットを放り投げる
「おいおい。なかなか雰囲気あるじゃねえか。」
パロマが机の上に乗って言う
「作戦説明!!葵さん!翔さん!お願いしますっ!」
葵がペラペラと資料をめくり、説明する
「まず、今回の作戦は上陸作戦。南朝連邦東側にある広大でありながらも塹壕も掘れなく、建物を建てられない不毛の地『フラットライン』に上陸する。」
翔が説明する
「南朝連邦はクロム不足で海上戦は仕掛けてこない。主力艦が少なすぎる。から、フラットラインの中央沿岸にあるる人工島に世界最大級の港要塞がある。上陸とともにそこにも足を進めるつもり。」
葵が言う
「今回の作戦は短期作戦。戦争をいち早く終結させるためだけに考えられた作戦。それは『総力戦』と呼ばれ、これは長期的な戦争が難しい大国同士が短期的にすべての資源、リソールを吐ききるもの。今回の作戦により、南朝連邦も同じく総力戦を展開するはず。」
翔が言う
「今回の作戦を『フラットライン総力合戦』と名付けます。」
葵が言う
「そして....えーと...今回の作戦の立案者が....えーと....ロイヤル・ワトソンさんでーす....あはは....」
(??????????????????????????)
東国組(優香、こむぎ、りんな、翔)が葵に詰め寄り一斉に口を開く
「おい。おい。どういうつもりだよ。なんでアイツが生きてんだよ。」
葵が目を逸らす
「ごめん....ごめん....」
東国組(優香、こむぎ、りんな、翔)が葵に詰め寄り一斉に口を開く
「おい。おい。どういうつもりだよ。裏切ったのか。」
葵が顔を逸らす
「これには...これには...深いわけが...」
東国組(優香、こむぎ、りんな、翔)が葵に詰め寄り一斉に口を開く
「切腹!!切腹!!切腹!!切腹!!」
葵がつぶやく
「切腹コールやめてください...」
翔が言う
「そういえば『戦場特殊救助隊』は?」
葵が言う
「おおっそういえばそんなやつもいたなぁ。」
翔が説明する
「説明すると、彫帝里襲撃の前に葵に頼んでたんだ。フラットライン総力合戦中に味方を救助するための部隊が欲しいって。葵。」
葵が言う
「手筈通りに。」
葵がパロマの立っている机の上にあるリモコンのスイッチをもう一度押すと家が変形して、いつものパロマの家になる。
そうすると玄関が開く音が聞こえ、一行は全員リビングに入ってくる人物に注目があつまる。
リビングの扉が開く。そこには....二階堂蝦夷。飛鳥野早紀。大友椿が立っていた。
(?????????????????????????)
こむぎがうんうんとうなずきながら言う
「葵さん。人選終わってるよ。」
「えぇ....」




