29話
花札組のオフィスの廊下をりんなが駆け抜けている。りんなの後ろには花札組の部下がついてきている
「待てゴラァ!!」
走っているとそのまま行き止まりに差し掛かる
そのままま窓ガラスを突き抜け
隣の建物に飛び移る
飛び移った建物の部屋には花札組の部下がいた
無線に連絡し、りんなに向けて一斉に発砲する
非魔法使いと魔法使いには圧倒的な力の差がある
そもそも魔法というものは美しい。
だがそれは生まれ持った魔力量の違いによって非魔法使いか魔法使いかが決まる。
私の得意な魔法は...言ってしまえばただの呪文だ。
魔力で少し制御すれば簡単によけれるただの初見殺しだ。
だが、非魔法使いには最大の武器になる。
四方八方が銃弾の壁に囲まれている
そこでこう言うんだ♡
「止 ま れ 。」
時間が止まったかのように弾丸が止まり、周囲の人間も動けなくなる
「よっと...♡」
しゃがんで止まった弾丸を避けて通り、そのまま部屋を出る。
ドアを閉めた途端。動き出す。
弾丸が動き出し、部下の体を貫通して跳弾する
ピュンピュンと空気を鳴らし部下たちのうめき声が聞こえる
りんなが部屋の外に出ると廊下が続いている
少し熱い空気が全身にあたる
(うーんどうしようかな...♡作戦開始前に暴れちゃった...♡)
(ちょっと適当な部屋に身をひそめるか...♡)
適当に選んだ部屋に入ると誰かの作業室のようだった。机が一つど真ん中にあり、少女がぽつんと座っている
モニターで顔が半分隠れている
(やば~♡人いる~w)
少女がりんなの存在に気付くと、ゆっくりと席から離れてりんなの方へ歩いてくる
少女が言う
「ちょっと!何の用ですかっ!!レディーの部屋に勝手に入らないでください!!!」
きゃー♡可愛い~♡(話を聞いてない)
少女の顔がどんどん疑いの目に変わってくる
「....?
見ない顔ですね...だれですか?」
りんなが言う
「野々宮湖麦だよ★(バチバチの嘘)」
少女がふーっと深呼吸する
「私の名は、五光が一人、飛鳥野早紀!!正々堂々かかって来てください!!」
(え~♡いきなり~♡)
壁にもたれていた大剣が早紀の方に飛んできて、彼女の手の中におさまる
「うおおお!!!!」
思いっきり大剣を振り下ろすと辺りが炎で包まれる
りんなが早紀の後ろに回り込む
りんなが言う
「君~♡力強いんだね~♡こむぎちゃんとは違うのかな~?♡」
その一瞬で反応し、早紀の後ろにいたりんなに大剣が後方に振られる
りんなが吹き飛ばされ、壁を突き抜けて外に放り出される
早紀が風穴を少し見つめてからりんなを追うために外へ身を投げる
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早紀がりんなの行方を追っているとコツコツとりんなが横から歩いてくる
りんなが言う
「いやぁ...乱暴はやめてよ~♡私もレディーなんだから~♡」
早紀が言う
「戦闘にそんなの関係ありません。私、お給料泥棒にはなりたくないので、きちんと仕事させてもらいますよ。」
りんなが言う
「かかってきな♡」
早紀が大剣を地面にたたきつけて土煙をたたせる
りんなが後ろへ少しさがる
この子の能力の元多分あの大剣なんだろうな♡
あの大剣は恐らく宝具....
平和の守護者もそうだけど、こういう宝具使いは潜入任務では相手が悪い...
だけど、負けないよ♡
突如爆発音が聞こえる
強烈な空気が張り裂けるような音が連続して聞こえる
早紀が言う
「ぐぅ...あなた...正気ですか...?」
早紀が傷口を抑えながら言う
りんなも傷を負っており、それを宝具で止血する。
それを確認したのち早紀も宝具で止血をする。
この世界には魔法使いの中にも種類がいる。
宝具使いタイプ
魔法操作に自身があり、繊細な魔力操作が要求される
固有魔法タイプ
固有魔法をよく使い、戦う方法。一番強くてステレオ
呪文使いタイプ
魔力量にあまり自身がなく、才にあまり恵まれていない人間の戦い方
特殊部隊は大体これら全部を混ぜたような戦い方をするが
特殊部隊のような上位的な存在でなければこの三つに分かれる。
ただね。宝具使いの弱点は...
宝具だよりなことだよ♡
ガキーン.....
早紀の大剣が身代わりとなってダメージを受け続け、
ついにばらばらに崩壊する
りんなが言う
「気をつけ♡」
早紀がピシっと姿勢よく動く。
魔力操作の得意な早紀ならばこんな呪文如き簡単に解除できる。
だが、その一瞬のほころびが
隙なんだよ♡
その刹那一瞬にして縄で縛りあげられる。
早紀が言う
「んんんっ!!...んん...」
りんなが言う
「じゃあ、あんまり動かないでね♡」




