26話
南朝連邦都市部:特殊軍事研究部
とある特殊部隊員と魔法研究学会の研究員が話している
白髪に赤い瞳肘までまくられた黒のコートに黒のスーツシルクハットを深くかぶり
大きなベルトに手をかけて歩いている。
研究員が言う
「早速ヨサンと対面していただきたいのですが、リオル様。」
リオルが言う
「ああ。いいぜ。」
研究員が言う
「これです。彼女が、《《ヨサン・フリーロ》》です。」
カプセルの中に少女が入っている
リオルが言う
「ヨッ!!ヨサン!!俺ん名はリオル・グランテだぁ!!よろしくなッ!!」
研究員が言う
「まだ意識がないので...聞こえてませんよ。」
そう言い、研究員がパスワードを打つ。
煙がぷしゅーっと吹き出しカプセルが開いていく
ぺた...ぺた
その二足の足が地面につきヨサンが姿を現す
リオルが言う
「ヨッ!!ヨサン!!俺ん名はリオル・グランテだぁ!!よろしくなッ!!」
ヨサンが言う
「....僕は...なにだもん?」
研究員が言う
「ヨサン・フリーロと言う名があります。」
ヨサンが少し俯いたのち言う
「そう。」
人造人間。南朝連邦の人造人間の研究は現在ではほぼ完ぺきに近い。
ヨサン・フリーロ。彼女は一度読んだ本であれば一言一句たがわず書き写すことができるほどの記憶力、300桁を超えるの暗算ができるほどの処理能力を持っている。
つまり...........人工の天才だ。
だが、欠点はある。精神年齢が低い。
ヨサンが言う
「おい!そこの研究員!僕のお水を取るんだもん!」
研究員に指をさしてヨサンが命令する
リオルが言う
「...んあ?」
ヨサンが叫ぶ
「何をやってるんだもん!!僕は!!国家!!公認の!!天 才 だ ッ !!」
リオルが鼻をほじりながら研究員に言う
「そんなんあんの?」
研究員が言う
「無いです。」
リオルが言う
「イタイ;^^)」
研究員が言う
「やめてあげてください;^^)」
リオルが言う
「おいヨサン!!行くぞ!!」
ヨサンが言う
「はぁ?!僕に命令───────ガゴンッ!!
痛ッッッ?!?!!?」
リオルがヨサンの胸ぐらをつかんで頭突きをした。
研究員が言う
「では、教育お願いします。リオル様。」
リオルが言う
「おっす!!」
そしてリオルとヨサンは研究部を後にした。
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大領帝国都市部の夜の都会を黒色のバンが走っている
助手席に座った翔と運転席の葵で会話をしていて、後部座席にいるほかのメンバーは寝ている。
翔が言う
「葵さん。次の任務の話、回ってきましたか?」
葵が言う
「あぁ、《《花札組》》の話ですか?」
翔が言う
「はい。近々またもや国家転覆を企んでいるみたいです。噂によれば、東国の革命にも加担したとのこと。」
葵が言う
「もしその噂が本当であれば、花札組が滅ぼした国は2つになりますね。」
翔が言う
「そう。《《バルツ共和国と東国》》。」
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大領帝国特殊部隊「赤福隊」招集
11月30日:午前9時
陸軍省・特殊会議室
完全防音と言ったところだろうか。
窓一つなく、狭い狭い会議室
正方形の箱の中に机を一つ置いただけのような...
本当にそれだけの小さな部屋。
翔が言う
「全員そろったね。
じゃあ作戦説明。今回の任務は花札組。
まず、花札って言う有名な聖級魔法使いだった。」
彼女は2040年(4年前)の聖級2位の魔法使い。
聖級。それは年に一回行われるグランドティアーズと呼ばれる大会があり、
そこでトーナメント式で決められる。
まあ、簡単に言えば、元世界2番目に強い魔法使いだ。
翔が言う
「彼女の固有魔法は「身体改造魔法」
それで改造した美貌でハニートラップを仕掛けて大企業からお金を横領。
それだけでは終わらず過激派宗教団体に横領金を投資。
銀行で大量殺人テロを起こして金融を崩壊させ、殺した市民の臓器や宝具、政府から奪った兵器を闇組織に横流し。
世界のほとんどのお金が消えた大恐慌の黒幕...。」
パロマが言う
「ばっけもんじゃねえか?!」
葵が言う
「作戦決行日は12月3日:バルツ共和国花札組のテリトリー《《彫帝里》》
作戦詳細は追って連絡する。」




