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神殺しの龍拳  作者: 桐ケ谷緋乃進
ワールドトレードポイント編
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25/61

25話

幻歴2044年:11月20日

大領帝国都市部


月明りに照らされた街の中

とあるホテルの一室にて


真っ暗な部屋の中、たった一つの明かりに照らされた部屋の中

小さな小さな明かりの近くで強面のヤクザが会話している

明かりに照らされて顔の鼻と目だけが見える。


ヤクザが言う

「親分........作戦は順調ですぜ。」


親分が言う

「あぁ.....そうだな。この作戦表が奪われたらまじでやばいぜ。」


ヤクザが言う

「そうだな親分。まじでやべえ。」


親分が言う

「おお。まじでやべえぜ。」


ヤクザが言う

「やべえやべえやべえ」


親分が言う

「やべやべえやべえやべえ。やーべっべっべっべwwww」


その瞬間ホテルの扉の鍵がピーっと解除される音が聞こえる。


親分が言う

「やべやべ?!?!」


一斉にヤクザたちは逃走を図る


しかし、突然重力が低くなり、体が浮いていく

ヤクザたちは必死に足を動かす。だがそれも無駄な抵抗に過ぎなかったのだろう。

その刹那、扉がけ破られ、何者かが高速で部屋に飛んでくきて手を上にかざす


固有魔法:「太陽の昇る所(サンライズフィーバー)」!!


部屋内が一瞬にして光で包まれる!!


フラッシュバンだ!!


その瞬間、窓が割れ、またもやまたもや何者かが現れ、作戦資料を手に取りそのまま壁ごと破壊して出ていく

そしたら窓の方向へ重力が移動し、ヤクザたちが窓の外へ放り出される。


ヤクザが言う

「うわああああああ!!!やべえ!!やべえ!!まじでやべえ!!!!」


下を見ると地面からの距離はかなりある;;

嗚呼...このまま落下して...おれは死ぬのか....?


落下する。


うわああああああああああああああ


風を切り、高い音が鳴る

空気が顔に当たってよく地面が見えない。

ホテルが地面できらびやかに明かりがともされる街がそびえたつ壁のよう。

だがそれは刻一刻と迫っている。


顔が地面に触れそうになったとき。


止まる。


....え????


低重力が解除され、そのまま胸から着地させられる


コツ...コツ...と足音が聞こえる。


りんなが言う

「お座り♡」


全員強制お座りされる。

なんだこいつ...なんだ...?!


その瞬間後ろから冷たい手に腕が触れられ手錠がかけられる


パロマが言う

「はい。確保。」


顔に袋をかぶせられる。


優香が肩をすぼめながら言う

「はぁ...こんなの簡単すぎ...東国の頃の方がよかったな。」


りんなが言う

「そんなこと言わないの。まあ、スリルはあればあるほどいいけどね♡」


こむぎが作戦資料を振り回しながら言う

「うぇーーーいwwwこれが欲しいか~www」


翔がこむぎの頭を軽くたたく

「ちょい。それ大事なやつだから。」


アリスが言う

「ふん........騒がしい。」


祈が言う

「あぁ.....作戦上手くいって.....よかったですね........」


こむぎが言う

「作戦終わったって葵さんに伝えてよ」


翔が言う

「はいはい。」


りんなが言う

「よーし♡じゃあこむぎちゃん一緒に帰ろっか♡」


全員一緒だろ!!


その瞬間、7人の目の前に黒塗りのバンが現れる。


ウィーーン


葵が言う

「お疲れさん。乗ってきな。」


え?さっき連絡したばっかっすよね?


きらびやかな夜の街、大領帝国の都市部と東国の都市部はちがうなあ...

やっぱり都会だよ~


++++++++++++++++++++


車が発進してしばらくすると


翔が言う

「そういえばりんな。体重なんぼ??」


りんなが言う

「え....えぇ...そんなのみんなの前で言えないよ~///」


翔が言う

「あぁ。そんなの気にするタイプだったんだ。」


りんなが言う

「りんご三個分で~す♡」


翔が言う

「はいはい。800グラムね。」


りんなが慌てて翔に泣きつく

「じょじょじょww冗談じゃないっすかせんぱーい....ww」


翔が言う

「言って。」


りんなが言う

「.....43....ちょっと前までは30キロ台だったんだよ....///」


はいはい。

まあ。生きてくれてるだけで、いいんだけどね。


++++++++++++++++++++


花札邸

綺麗な屋敷のひとつの屋根の下。


雨冬杏樹(うとあんじゅ)が3回扉にノックをする


「へ~い...」


腑抜けた返事が扉の向こう側から聞こえてくる


「失礼します」


そう言い入室する

一番最初に見えた光景は花札が窓際に椅子と小さな机を寄せて優雅にコーヒー飲んでいる姿だった。


雨冬が言う

「平和の守護者の作戦ですが、東国は大領帝国との合併が完全に終了しました。」


花札がコーヒーを一口飲むと言う

「ふ~ん...ごくろう。」


雨冬が言う

「作戦を開始しますか?」


花札が席を立つと言う

「.....うん♡」

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