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神殺しの龍拳  作者: 桐ケ谷緋乃進
ワールドトレードポイント編
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17/61

17話

膠着状態、今私達がするべきことは

今すぐ東国に駆けつけて国家の参謀を守ること


りんなが言う

「アリスちゃん~の...第二人格??ちゃ~ん♡帰ってくれないかな~♡」


その瞬間、こむぎがりんなの方を見る。

こむぎの手を見るとピースサイン。


開始の合図。


こむぎの拳が地面に振り降ろされる。


爆発...と言った方が正しいのか。

勢いよく振り下ろされた爆弾(こぶし)は

その威力は砲弾に近かった。


地面が爆発する衝撃、舞い上がる煙。

それが3人の体にまとわりつくよりも前に


飛び上がる。


翔とりんながこむぎと肩を組んでいる。

こむぎが空を蹴る。3人が消える。


アリスが周りを見渡しながら言う

「えぇ~...逃げちゃった...」


++++++++++++++++++++


一行は隠れ家に帰ってくる

ポツポツと水が垂れる

翔が言う

「足元気を付けてね...」


りんなが言う

「それ毎回言ってな~い?♡」


翔がそっぽを向く

「...滑らないでね」


こむぎが言う

「はぁ...どうやったら洞窟に隠れ家を作ろうと思うのかね...」


そうしていると隠れ家の入り口にたどり着く

扉を開けて中に入ると

大きな窓にコケの生えた石、その上かた一筋の太陽から伸びる線が大きな居間のガラステーブルから反射される


りんながそのガラステーブルの下にある椅子を引いて出し、その椅子に座る。

りんなが言う

「ねえねえ...なんか飲むものない~??」


翔が言う

「...はぁ??急いで帰るよ~??」


りんなが言う

「ちょっとこむぎちゃん私の部屋から取ってきて~♡」


はぁ...


こむぎがテトテトと歩いていくと妙に光ったドアノブがついているドアが目に入る

この隠れ家独特のゲーミングドアノブだ。


「緑→黄色→オレンジ→赤→ピンク→紫→青→水色→緑」とドアノブを一回ひねるごとに


光る色が変わる。

このドアノブは一回開けて閉める。そこから出る動作で二回ドアノブをひねる。

こむぎはいちいち部屋を出る時に

ドアノブの色を覚えるキモイ習慣があったので覚えている


最終確認は隠れ家を出るとき...色は緑だった。

他の色に光っているはずがない。


だが


私達が出て行ったあと一度ドアノブが回されている

今のドアノブの色は《《黄色》》。







《《部屋の中に誰かがいる》》。







「..........。」


こむぎはただただ絶望するしかなかった

この隠れ家がバレていた。それ以外ない...だろう...


それしかない。


カチャ...


ドアを開けたとき

もうすでに何者かの影の下だった


???が挑発口調で言う


「あれ~ドア壊して入ってこないのぉ~??」


こむぎが上を見上げると

斧を肩にかけてドアのフレームの上でしゃがんでいる







祈の姿があった。


「.......は?」

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