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なんやかんやと、不安のあるギルドの説明だったけど手頃な宿と雑貨屋、武具屋(武器と防具は一緒に売ってるらしい)後は市場の場所を聞いてギルドを出た。

なんか疲れたなぁと、トボトボ歩きながら宿を探すと赤い看板にベットのマ-クの連なった宿屋街が見えて来た。

紹介された<ガルフ亭>、宿の主人が元冒険者らしい身内の店を紹介するなんてギルドもアフターフォローはしっかりしてんだなぁと感心する。

それとも、ギルドの功労者だったんだろうか?

飯が美味くて清潔で安全で安いと、わりと無茶を言ったがこの4つは基本だろう。



「ようこそガルフ亭へ!泊まりかい?それとも食事ならそこらのテ-ブルに掛けてくんな!」

威勢の良いスキンヘッドのおっさんにお出迎えされました。


「泊まりで、あと、一泊お幾らですか?」

「おう!一泊は300ギルだ!朝晩の飯つきなら320ギルになる!」

やたらと威勢がいいな。あと、1食10ギルならだいぶんお得だ。

「では、飯つきで三泊でお願いいたします。」

「なら…960ギルだな!先払いに成るがいいかい?」

「わかりました。では、960ギルですね」

丁度きっちりと支払うと、銀貨と銅貨を数え出すおっさん、この世界あんまり算術出来る人すくないからなぁ。

「じゃあ、丁度だな!部屋は二階の突き当たり右側の部屋だ!出掛けるときは鍵は預けて出てってくれ!」

頷き鉄色の鍵を受け取ると、さっそく二階の部屋へ向かう。

思ったよりこざっぱりした、清潔感のある六畳程の部屋にベットに蓋付きの箱が置いて有った。

箱に荷物を入れるんだろうか?

取り敢えずベットに腰掛け一息ついて、明日はどうするか考えよう。


とりあえず、今日渡されたギルドカ-ドを確認してみるか…

ボタンのような石を二度押しすると、スゥッと文字が浮かび上がってきた。

クロード=イスルギ 17歳 男 普人族

クラス 拳士

称号 -

神授職位 修道拳士(Ⅲ)

格闘術Lv5

体術Lv5

棍杖術Lv4

聖魔法Lv5

身体強化Lv1

生活魔法

調理Lv3

演奏Lv4

歌唱Lv3

魔力操作Lv1

鑑定Lv2

気配感知Lv3

魔力感知Lv1

大陸公用語

算術Lv4


うん、今一良くわからん名称が有るな。

神授職位 修道拳士(Ⅲ) ってなんだ?

疑問に思いジッと見ていると、頭の中に何か浮かんでくる。


神授職位 神に認められし職業と位階

第三階梯 全十段階中の第三番目 一般的に一人前とみなされる段階。

修道拳士 刃物以外の戦闘術と聖魔法を一定Lv修めている者を指す。


あぁ、鑑定?かな? 頭に説明が浮かんできた。

成る程、その職業がどの段階かってことか。後は前世で修めた技術や、もらった魔法なんかと言うことだな。

ギルドのお姉さんの態度からして少なくとも一般的な感じじゃなさそうだな。大人しく、目立たんようにしなければ……

まぁ、明日から様子見も兼ねて簡単な依頼でもやってみるかな?

定番の薬草採取か、城市内の雑用なんかあると思うしな。買い物も、良いかもな。雑貨類も要るだろうし……


なんて考えてたら、いつの間に意識がうとうとしていった。


 


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