天使な婚約者は大胆に(優姫視点っぽい)
遅くなりましたが、150.000万文字突破しました!ありがとうございます!
これからも頑張ります!
両親と暮らす事になり東京で生活をし始めた中学3年生の時、もしかしたらって思ってあの駅に時間がある時に行きましたが、美琴君の姿は見つからなかったんです。
暮らしていた家からその駅は少し遠かった事もあり、多くは行けなかったからもっと通えばまた会えるかもしれなかったと、当時は思ってました。
そして、運命の再会、が出来たのが高校受験、入試の日。たまたま受験した高校に美琴君の姿を見つけた時、運命だと思いました。
その高校に通うつもりはなかったですが、美琴君がもしかしたら通うかもしれない、そう思ったらその高校に通う気になったのです。
会えた嬉しさで緊張していたら、美琴君に話しかけて貰いました。
その時の美琴君は駅での事も覚えてないみたいで、多分ですが今の美琴君もこの時の事も覚えてなかったみたいですし。
『、、、、美琴君に会えた、会えたっ』
受験した日の夜、部屋の中で嬉しくなってベッドで飛び跳ねたのを良く覚えてます。
無事合格して、奇跡的に同じクラスになれて話しかける機会が出来たと思いました。でも、出来なかったんです。
何故か【桜の天使】と言う総称で周りのクラスメイトは愚か、他クラスや上級生から呼ばれる様になったからです。
嫌だとは思いませんでしたが、何故か神格化され、生徒会に入る事になりました。
当時は美琴君の性格を良く考えていたんです。
美琴君の性格を考えると面倒くさい事やトラブルや問題ごとに巻き込まれたくない事なかれ主義、そうなれば周りから注目される人から話しかける事など1番避けたい事だと分かったんです。
だから、深い関わりもなければ美琴君からすれば覚えてもない相手からのお礼程怖い物だし、話しかける事を辞めたんです。
(、、、、話したいです、でも我慢です)
話しかけたい気持ちを抑えて我慢して、美琴君に迷惑かけずバレない様に観察をしてました。
美琴君と仲良く話しかける園崎竜胆さんと園崎蓮華さん、そして竜胆さんの恋人である畑山紫苑さんと話してる姿を見たら、キュッと胸が痛くなりました。
嬉しそうに、楽しそうに、話してる姿を見てると、羨ましいって思いました。
優姫は美琴が自分には向けない表情を誰かに向けている姿を見て相手が羨ましい、痛い、そんな感情が常に浮かんでいた。
誰にも言わず、心の中で我慢して我慢して我慢して我慢して、いつか話しかけられる日を心待ちにして、恋心を宝箱にしまう様に生活していた。
『、、、、早く話したいです』
そんな日常を半年以上過ごした日、転機とも言える家、奇跡が起きたんです。
学校終わり放課後になって、両親の迎えが来て料亭に連れて行かれて一室で連れて行かれたかと思ったら、両親からのまさかの言葉に驚いてしまいました。
『え?お見合いですか?』
『えぇ、貴方のクラスに井原美琴君って言う子が居るでしょ?』
『!、はい、居ますけどそれが』
『それが優姫の相手だ。婚約して貰う』
『、、、、え』
信じられませんでした。
美琴君とお見合い、それに婚約、あり得ない、夢だって思いました。
それでも、襖を開けて現れた美琴君を見たら信じざる終えなくて、驚いた顔をしてる美琴君を見ると可愛いって思えて、それで気付いたんです。
やっと、やっと話せる機会が出来た、やっと話しても良い関係になれたと。
優姫はそれを理解した瞬間、柄になくはしゃいだ。
だから、ずっとずっと心の中で呼んでいた呼び方で話しかけ、距離を近づけ同棲してからも好きだと伝えてアプローチをすると決めた。
それは、やっと気持ちを伝えられる関係性、そして叶えられる立場になれたからだった。優姫にとっては絶好のチャンスとも言えた。
「、、、、この3ヶ月間色々ありました」
まさか、祖父母の家に一緒に行くなんて思いもしなかったです。
美琴君のカッコ良さをもっと知って、自身の弱さを隠し事を知られてそして優しく包み込まれる様に認めてくれた。
その度に美琴君を好きになって、美琴君のそばに居たいと思って、美琴君と両想いになりたい気持ちが溢れて来ました。
「あと、5分で着きますね。美琴君、起きて下さい、、、、ん、まだ起きないですか」
まだ寝ている美琴君を横目に見ながら、そろそろ着くと言う電車のアナウンスを聞いてどうやって起こすかと考えた時、少しの悪戯心と言うのが疼きました。
それと同時に抑えていた欲が溢れました。
寝ている美琴君の唇に視線を向けて、顔を近づけました。
少し空いた美琴君の唇を塞ぐ様にだが軽く自分の唇を重ねました。
ふにっと柔らかい感触が唇から伝わって、悪戯心が一瞬で消え去りました。
だからすぐに唇を離しました。
でもそれ以上にもっとしたいって気持ちになったのを我慢しました。
「、、、、ゃ、やってしまいました」
自身のやってしまった事を実感した瞬間、耳と顔が熱くなるのが分かり、緩くなったお茶を顔に当てて、窓に顔を向ける。
今更恥ずかしがるなんて、やった事には変わりませんのに、はしたないです。
でも、唇に残った柔らかい感触だけが、頭の中にこびりつくのです。
キスした事で多少動揺している優姫は気付かなかった。キスをする前、優姫が起こした時点で美琴は起きていたのだ。
そう、優姫からキスされた事も分かっているのに、寝たまま顔を真っ赤にしながら顔を俯かせ気付かれないと我慢をしているのだ。
動揺している優姫と照れと同様と混乱をしている美琴はお互いにお互いの状況に気付かず、電車が最寄りの駅に着く。
(天使が、、、、マジでズルい)
美琴は心の中で思いながらも、今起きた様に装いながら、立ち上がる。
追記:5.500PV突破しました!ありがとうございます!
冬休み編は此処で終わりです。次のお話は30日に61話、62話を投稿します。
追記2:6.000PV突破しました!そして恋愛の日間の【連載中】と【すべて】にランクインしました!ありがとうございます!!




