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心配(事って、大なり小なり、常にありますよね。)

隣近所って大事よ!

前に書いたこともあったが、父親方の祖父は、父が子どもの頃に亡くなっている。

小学校低学年(中学年?)の時だから相当昔だ。

家の中では、未だに祖父の話がたまに出る。短い期間しか一緒にいなかったが、相当インパクトがある祖父だったようだ。

「○○、(父の名前)野球ってのは球よりも速く走れないと選手にはなれないんだ」

と言った祖父に対し、父は子どもながらに

(それだとアウトにならないんじゃ…)

と思っていたらしい。

その他にも、祖父の実家に行った時のこと。

家族4人で散歩していると沼地があり、いきなり泳ぎ始めたそうだ。澄んだ水の色ではなかったため、

(なんでここで泳ぐのか)

とも思ったらしい。ちなみに祖母はその間洋服を持ってまっていた。もちろん子ども達はそんな所で泳いでいない。

また、英語が話せるんだ、と子ども達に言い、

「エンゲレス、ジャッペン、カナダ」

と言ったらしい。

叔母曰く、

「今考えるとイギリスと日本とカナダだろうけど、たぶんどっかで聞いたのを、聞こえた通りに言ったんでしょ」

とのこと。

まだまだ生前のエピソードはあるのだが、亡くなってから数十年経つのに普段の会話の中に出てくること自体、凄いと思う。

前に井戸を掘っただとか、井戸から風呂まで水が行くポンプを自分で取り付けただとか書いたが、親族共通の祖父の認識は、野生の中でも生きていけるだろう人、という物だ。

そんな祖父だったが、やはり小さい子を残して逝ってしまったのは心残りだったようで、地震がおこる度に隣りの家に出てきたらしい。

私の家の隣りに住んでいた人も、今はもう亡くなっていないのだが、祖父が出てくるため、地震があると様子を見に来てくれていたそうだ。

祖母はそんなことは知らず、何故様子を見に来てくれるのかたずねると

「旦那さんが心配だから見に行ってくれって出てくるのよ。自分で行かないのか聞いたら、死んだ人が出たら子ども達が怖がるからって言うの」

と返答があったらしい。

そこは気を遣うんか!?と話を聞いた時に思ったが、お隣さんへの気遣いは皆無である。

本当に、当時はご迷惑をおかけしました。


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