生き霊(っていったい何なんだろう?)
基本的に予約投稿しているのですが、うっかり一日飛ばしてしまいました。。。
ある日寝ていると、私に何かが覆い被さってきた。
耳元で泣きわめいている。
言葉は不明瞭で、何を言っているのか分からないが、私は何故か、母が父と喧嘩でもしたのかと思っていた。
が、体は動かない。
(喧嘩したからって、私の所に来るはずない!!金縛りだ!)
私は心の中でうるさい!と叫び、金縛りがとけてすぐに雨戸をあけて、
「出て行け!」
と言った。語気は強いが叫んではいない。近所迷惑なのでね。
それからあまり日を開けず、父が夕食の時に私に話だした。
「この前変な夢見てさぁ。なんか、この部屋のソファで寝てたんだけどお母さんが部屋に入ってきたんだよね。声かけても答えなくて、黙って、俺が寝てる足元の方に来て座るんだわ。気味悪いなって思ってさ。座ってから、足があるのにここに座れるはずないって気がついて、そこで目が覚めるんだよ」
「それって、現実だと思ったの?」
「思った。起きても同じようにソファに寝てたから、気持ち悪くてすぐに2階に寝に行ったけど。本当に気味悪かったんだよね」
「私も最近金縛りにあって、何故だかお母さんだと思ったんだけど・・・。お父さんそれ、夢だと思ってる?」
「夢だよ。怖いな」
「思うんだけどさ、生き霊ってやつじゃない?」
「気持ち悪いこと言うなよ」
そんな会話をした。その頃、理由は忘れてしまったが、母はとてつもなく忙しく、精神的に参っていた時期だったのだ。
この時はこれで終わったのだが、ある日、一人暮らしをしている妹から電話があった。その時に、
「この前お母さんの夢見たんだよね。寝てたら首絞められてさ。苦しくて助けてって起きたの」
と話があった。
妹と電話する時は基本的にビデオ通話にするため、その話は父も聞いていた。
私達はお互いの顔を見て、一瞬黙ってしまった。その様子を見て妹は何かを察したのか、
「なに?やめてよ。私一人で住んでんだけど!」
と怖がりだした。
「その夢って、もしかして、これぐらいの時期に見てない?」
と私が具体的な日を言うと
「そうだよ!?何?止めてよ!?」
と言いながらも、私と父のあらましを聞いていた。
私達は、
「こんだけ続くと、さすがに生き霊なのかね?」
と、真実の分からない答えを出して、それぞれ納得するのであった。




