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JOLENEジョリーン・Y字路の女神  作者: オブチアスマ
最終章 大団円へ

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第19話 コンバットinアフリカ2

 アレックスの目の前で車のライトだけを頼りに暗闇に居るレギオンを退治するため十字架と聖水だけを持ってマッコイは命懸けで神を信じた。


大急ぎでアレックスと傭兵たちが聖水を作り、マッコイと傭兵は蜘蛛めがけて聖水を、ぶちまけだした。


アレックスは唖然とした。

「あんなモンスター相手に、すごいひとだ・・・」


急な作戦変更だったが聖水作戦でレギオン退治は完了した。

それに弾薬や手榴弾が、どこまで効くのかは未知だった。


「マッコイ神父、この残った大量の爆弾と弾薬どうします?」

「あぁお前の期待に応えてマフィアのアジトに全部食らわしてやろう」

「でも神様、許してくださいますかね?」

「大丈夫さ俺も、お前も、こうして生きてるじゃないかハハハッ!」

「イエス、ハハハッ」

「ヘイ傭兵さんたち!もうひと仕事して家に帰ろう!」


何年も経っているのにアレックスには昨日の事のようだった…




 唐突にヘッドセットからアレックスと大場、菅原本部長の会話が飛び込んできた。


「Ken-san, I want to talk to Sugawara-san, ask for an interpreter」

『謙さん、菅原さんと話したい、通訳を頼む』

「have understood」

『わかった』


「菅原さん、すいません、アレックスが大事な話があるそうです」

「どうぞコチラへ!」


アレックスの話では、あの木の根元から噴出しているのは人体に危険な黒い煙だという事、

陽が暮れると煙は大きなレギオンとなり実体化して人間を襲うこと。

そして蜘蛛ことレギオンの退治には聖水が一番有効だという事が説明された。


謙さんが言う

「菅原さん、アレックスのアイディアですが塀の外のビニールテント3つありますよね、あのテントの屋根を外して応急的に鉄パイプで台座を作ってプールにしてもらいたいのです」


「いったい何を始めようというのですか」


「アレックス、What are you trying to do?」

『どうするつもりなんだ』


「If there's one of them, it's no wonder there are 50 or 100 of them. Maybe there should be their boss too. It was the Legions who dug a hole in the basement of the bank, no doubt.」

大場が通訳した。

「あれが一匹いれば50や100いても不思議じゃない。多分、奴らのボスもいるはずだ、銀行の地下に大穴を開けたのはレギオンたちだ間違いない。と言っています」


「そうですか・・・」


「You can make a pool of holy water and use a fire engine to spray it to defeat Legion. That's why I beat it with holy water at once. Lucky there was a fire engine.」


「聖水プールを作って、それを消防車で放水してレギンオンを倒す、刀や銃でも殺せるが、それだと腹から大(・)量(・)の(・)子(・)蜘(・)蛛(・)が出てきて厄介なんだ。

だから一気に聖水で倒す、消防車が居たのはラッキーだよ、

と言っています。

以前、アレックスに聞いたのですが、あの煙は実体化すると土蜘蛛になります多分親玉の山蜘蛛はアパートの下に潜んでいます。

あの蜘蛛は牛鬼です。

聖水をかけるとアッサリ溶けて死にます。

陽が暮れて抜刀演舞に入れば恐らく大量の牛鬼が這い出てきます。

しかし聖水が用意できれば勝利は確実になります」


「牛鬼か、わかった、すぐ始めよう」


 世界共通に屍のあるところへ牛鬼は巣を作る。


菅原組はアパートの斜め向かい神楽衆の隣で陣取っていた。

「おい、さっきの三本木が倒れた時の映像、コレとコレ同時にリプレイ再生してくれ」

「了解です」

「それと、みんな聞いてくれ敵のひとつは牛鬼だということがわかった。

牛鬼は慌てず聖水をぶちまけてやるだけで溶けて死ぬそうだ、ペットボトルたくさん用意しよう」


「了解しました、おーいペットボトルの聖水100本もってこい!」

「はいー、いますぐっ!」

菅原組の若手が走り回る。


モニターが15台、カメラも15台、通常、人感、音感、赤外線、熱感センサー付きのカメラも配備されており常に録画されていた。

 通常のカメラ映像では黒い煙が録画されていたが熱感センサーの映像では立派な牛鬼の姿が録画されていた。


『おいでなすったか、ま少数なら四天王様が対処するだろう』


ここからが臨機応変対応のプロ、菅原組の腕の見せどころだった。


「茂木副署長、大至急、消防車、ポンプ車、敷地に入ってもらうよう無線連絡願います、それと待機している警察官全員、塀の外に集合してもらいます。

尾形建設の作業員たちにも全員塀の外に集合するよう指示願います。

あーっと社長さん、ちょっと大至急お願いがありますうーっ!

あっ茂木さん警官たちの作業軍手、いっぱいここにありますから自由に使ってくださいっ!」


待機していた消防車、警察官、建築作業員たちが封鎖敷地内に

続々と集まってきた。


橋の上にいた刑事二人

「武藤さん、出番みたいですよ」

「おお何だか知らねぇけど行くか」

「はい」

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