↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【1話30秒】BL掌編集  作者: 二ッ木ヨウカ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
70/74

朝顔

 朝起きた時には、もう太陽は高い位置にあった。


「あ~っ!」


 パジャマのまま叫びながら庭に出ると、案の定朝顔はすでにしぼんでしまっていた。


「ちょっとお母さん、何で起こしてくれなかったの! 観察記録かけないじゃん!」

「起こしたけどキレてきたのあなたでしょ。しぼんだ所描いて『昼頃に起きたらしぼんでました』って記録しときゃいいじゃない」

「やーだー! やだやだやだー!」

「じゃあ『こんな風に咲いてました』ってイメージ図描けばいいじゃない、知らないわよあなたの宿題なんて」

「なんでよー!」



 ふ、と目を覚ますと、まだ七時前だった。 みんな夏休みだからこんなに早く目覚める必要ないのに、と思いながら起き出し、シャッターを開ける。娘が学校から持ち帰ってきた――正確に言うと保護者面談の日に私が学校から持ち帰らされた――朝顔が、玄関脇で青紫色の花を大きく咲かせていた。

 娘が起きるのを待っていたら真昼になってしまう。何で私が、と思いながらペットボトルで汲んだ水を鉢にかけてやる。どこか懐かしい気分がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。