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【よくわかる!】弟子の捕まえ方【初心者でも簡単!】
青い空の下、レストランのテラス席。その男は、不用心にも荷物を椅子の横に置きっぱなしにしていた。
(よし、あいつにしよう)
本に集中しているようだから、こちらに気づくことはないだろう。さりげなく近づき、鞄に手を伸ば――
「おや、荷物持ちかい。ありがとうね」
男が発した言葉に、俺の全身が硬直した。比喩ではない。本当に石化したように動かないのだ。
唯一動く目を動かすと、それまで本に向いていた水色の目が俺を見ていた。
「えー『惚れました! 弟子にしてください』って? 困っちゃうなあ」
誰もそんなことは言っていない。わざとらしい声色に腹が立つ。指先に力を込めると、針に刺されたような痛みが走った。
「あ、それ無理に動くと全身バラバラになるからね」
「……」
俺を覗く男の目の色が、すうっと濃くなったように見えた。脇腹に杖の先端が当たる。
「魔法使いを舐めるなよ、小僧」




