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愛の試練とヒーロー

ヒスイのお品書き


ヒスイ「あの仮面の人とっても強い!!


本日のお品書き

・イケメン三銃士

・冒険戦隊ゴーゴジャー


あのマスクを付ければ強くなれるかな?!」

無事愛の試練二をクリアして3階に到着した。正直もうお腹いっぱい、早く西城が出てきてほしいところなのだが、3階で待ち構えていたのは3人のイケメンたち。


「ようこそ。こちらが愛の試練三、愛の深さ。我々は皆凛様をお慕いしている者でございます。見事我々よりも深い愛を見せていただければここをお通しするよう仰せつかっております」


最初に挨拶をしたのはスーツをきっちり着こなした執事風の男性。清潔感があり、髪もしっかりとセットしている。


右隣には背が高く目つきの鋭い男性。白いカッターシャツに革鎧を着こんでいるところを見ると冒険者なのだろう。背中には大剣を背負っている。


左隣には小柄な少年。目がパッチリとしており、髪が長ければ女の子と見間違うほどの美形。だがまだ幼さが残っており可愛らしい。ワイシャツにネクタイ、オレンジ色のベストを着ておりシンプルながらも高級感のある服装だ。おそらく貴族だろう。


「全員西城の信仰者ってところか。さっさとぶっ飛ばして先を進むか」


3人には申し訳ないが足止め系の付与で身動き取れなくして先に進ませていただく。しかし、魔法を発動させようとしてもなぜか不発になってしまう。


「ざーんねん、ここでは魔法は使えないよ。凛様が作った魔法無効化の部屋だからね」


また余計なものを作りやがって。つまりこの3人と魔法無の戦闘をしないといけないということだ。幸いスキルの使用は問題なさそうなので身体強化や武器の適正などは問題ないようだ。


「お前たちがどれほどのものか試させてもらう」


真っ先に動いたのは大剣を持った冒険者風の男。狙われたのはベイカーだ。


「ベイカー!!」


物凄いスピードとパワー、ベイカーも咄嗟にガードしていたがあっさりと吹き飛ばされてしまった。俺がすぐに棍で反撃しようとしたが執事風の男に拳で受け止められた。


「流石凛様が警戒されるだけはあります。魔法がなくともここまでのパワーとスピードがあるとは」


「それはこちらのセリフ。ってかあんたら魔法使ってるだろ。棍を素手で受け止められるわけないし、微妙に魔力の残滓を感じる」


棍を力任せに振り男と距離をとる。身のこなしや技量自体は決して高くない、俺と同じようにステータスだけが高くなってる。


「きゃあ!!」


アリスは小柄な貴族風の少年と戦っているようだ。魔法が使えないため魔弓は使えない、サブウェポンのナイフで戦っているようだが、相手はレイピアのような剣を使っておりリーチの違いで苦しんでいるようだ。もちろんあちらも技量自体は高いとは言えないが、パワーやスピードが並外れている。


「この部屋自体に仕掛けがあるか、それとも西城に特殊な装備品でも渡されたか」


どうやら図星のようで執事風の男の顔色が変わる。なるほど、あくまでも何かの仕掛けで高ステータスになっているだけのようだ。


「ステータスだけで冒険者に勝てると思ったら大間違いだよ」


散々言っているようにステータスの高さが強さではない。武器の技量や魔法の技量は数値では表すことができないものだ。数値だけなら世界最高峰のものを持っている俺でも剣を極めた者に負けることもあり得る。


「さらに数値だけなら俺が上だからね」


腕を交差させて防御を取ったようだが棍の直撃を防ぐことはできなかった。おそらく両腕とも骨が折れていることだろう。


「そのまま安静にしていることだ。西城のことだ医療班は用意しているだろうしちゃんと養生してくれ」


「何もかも完敗でございます」


そういうと痛みのせいか気絶してしまった。さて、残り二人はちゃんと倒せているかと思ってみると二人とも圧倒的優勢だった。

最初の一撃こそ受けてしまったベイカーだったが、ちゃんと相手と対峙すれば見切ることは容易かったのだろう。一撃がとても速く重いのだが、軌道が読みやすい。型にはまったお利口な剣術という感じだ。軌道が読めれば隙を突くことも容易い。徐々にベイカーの攻撃で弱っていった男はついに膝をついてしまった。


「あんたの剣は真面目すぎる」


「分かっている。だが俺にはこれしかないのだ」


剣の柄部分で頭を殴り気絶させて終了。さて、一番苦戦すると思っていたアリスだったが、フェイントとステップを上手く組み合わせて相手を翻弄していた。ベイカーを相手にしていた男のように型にはまった動きなのだが、ところどころで動きがぎこちなくなる。おそらくステータスの高さに体や意識が付いて行けてないのだ。正直武器や体に振り回されているという感じ。そこにフェイントを加えたり、ステップを急に変えて緩急をつけた攻め方をするとどうしてもペースを崩してしまう。玄人なら立て直すのも難しくはないのだが、見たところこの少年は戦いに関しては素人に近い。実践をしたことのない習っただけの剣術といったところだろう。そんな相手ではアリスを止めることは出来ない。鳩尾に蹴りを入れられそのまま気絶してしまった。


「最初は驚きましたけど、動きが素人同然でした」


魔法もすごかったが、接近戦もここまでできるとは思わなかった。本人いわく「おばあ様に鍛えていただきましたので」とのこと。確かにロザリー婦人に習っているのなら納得だった。


「ベイカーどうだった。あいつらのステータス数値だけならB~Aランクの冒険者にだって引けを取らないぞ」


「そうだな。強さ=ステータスの高さってのは違うって認識できた」


「それさえ分かってれば十分だ。お前はお前なりの長所を活かして、短所を補う努力をしていけば自然と強さはついてくるさ」


偉そうに言ってしまったが、俺も接近戦をもうちょっと考える必要があるか・・・・いや、俺はあくまでも定食屋。そこまで強さを求めてはいない!


「先に進みましょう。あの人たちの相手で大分時間を食ってしまいました」


なんかアリスが一番しっかりしているような気がする。年もランクも俺の方が上なんだけどなぁ・・・・・・


それから第四の試練、優しさと愛はどちら?はなぜか室内なのに雨が降っている中、捨てられた子猫がこちらに向かってずっと鳴いているという状況だった。当然猫を助けるため、雨に濡れないようにして、栄養をつけるために子猫用のミルクを用意して、毛並みを調えるという作業をベイカーが全て一人で行っていた。あまりにも手際の良さに俺とアリスの出番が無かったぐらいだ。猫が完璧に仕上がると「ブラボーーー!!」というアナウンスと共に上へ続く階段が現れた。なんかだんだん内容が簡単、いや馬鹿っぽくなってるのは俺の気のせいだと思いたい。


そしてなんと第五の試練、最終決戦。と書かれた立て札は謁見の間に立てられていた。もちろん謁見の間というくらいなので無駄に広く、王様が座る椅子がある以外は高そうな調度品が並んでいるくらいで、その玉座にはなぜか西城が座っている。


「よくここまでいらっしゃいました。数々の試練を突破した愛ある勇者!っきゃ、ベイカー君に勇者って言っちゃった!!」


「おいそこの頭お花畑のおバカ!こんな茶番終わらせてさっさとユーディリアに帰るぞ!!お前のせいでオスカー様にどんな目に合わされたことか」


二度と会わないと誓ったオネエの園の皆さんに会ってしまったことをまだ根にもっているぞ俺は!!


「ぼ、僕のことを完全無視して話を進めないでもらえるかな」


西城の隣には金ぴかのフルアーマーを着こんだ人物が立っている。声からして男ということだけは分かるが、それ以外は全くもって外見が分からない。


「あの、どちら様?」


「僕は凛の騎士にしてウエストランド王位継承権一位、ハッシュ・ティンバル・ウエストランドだ!!」


どうやら西城を誘拐した王族本人らしい。


「もしかして西城と一緒にテラスで寸劇をしてた人か!西城が迷惑掛けて申し訳なかった。さっさと連れて帰るのでご容赦いただければ」


「何を言っている!凛は僕の妃になるお方。連れて帰るなぞ許さん!!」


西城にぞっこん!というより下僕と化している気がする。それでも本人は至って真面目。こういう輩は説得とかそんなことをしても無駄だということは分かっている。なので・・・・


「なら力づくで連れて帰ります。西城は誘拐されたことになってますし、陛下からも多少手荒になっても連れ帰るようご命令がでておりますので」


「なるほど、僕たちの愛の前に立ちはだかる試練というわけだね。さすが凛が用意した試練を突破してきた猛者たちだ。だけど、僕には遠く及ばない。返り討ちにしてあげるよ!!」


西城のことなのでなにか秘密兵器でも用意してくると思ってたけど、用意してるのがあの鎧ぐらいなら楽勝。ティンバル王子が身に着けている鎧も西城が作った最高級の代物なので、それだけでかなりの防御力が備わっているようだがその程度。鎧以外にも魔力を底上げするようなアクセサリーや攻撃力を上げる付与が施されている装備品を付けているようだが、使い手が未熟では宝の持ち腐れというものだ。


「その鎧があるので死にはしないでしょうから、2人とも手加減は必要ない」


しかも俺だけでなくベイカーもアリスもすでに戦闘準備バッチリ。負ける要素が見つからない。


「この私があんたを抑える役を用意してないとでも思ったのかしら?」


ヤバい、嫌な予感・・・・・・


「はーやーとーさーん!!約束を果たしてもらいに来ましたよ!!!!」


一瞬のことだったが目に見えない衝撃破で吹き飛ばされてしまった。


「柔化!!」


壁に叩きつけられる寸前に壁に柔化を付与。致命傷は避けられたが腹部に強烈な痛みを感じる。痛みで敵対者がよく見えないがこんなとんでもなスピードとパワーを兼ね備えている奴なんて一人しか思いつかない。


「な、んでお前が、ここに、いる。シンラ!!」


なぜか目元だけが隠れる赤いマスクを着けているシンラが意気揚々と立ちはだかっている。


「僕の名は正義のヒーロー、冒険戦隊ゴーゴージャーレッド!」


戦隊ものを思わせるポーズ。しかもパクリ臭半端ない。ツッコミどころ満載だが、西城になにかいらんことを吹き込まれたな。


「シンラいい加減にしろ。こっちは仕事で来てるんだ!」


「だって、Sランク同士の私闘は禁止されているから、この仮面を付ければ僕はゴーゴージャーレッドになって隼人と戦ってもいいって凛が・・・・それに隼人も模擬戦してくれるって言ってたのに全然相手にしてくれなかったし」


この野郎!!本当にいらんことを吹き込みやがって。確かに王城にシンラを連れていく条件でそんな約束をした気がするがすっかり忘れていたし、Sランク同士の私闘も周りへの被害がでかすぎるためギルドが禁止をしている。申し訳ない気持ちもあるが西城の口車にのってノリノリで戦隊シリーズを演じるその精神が信じられん。


「そもそもあんたが約束を破るのが悪いんでしょ。それに私は2人が気持ちよく戦える状況を提案してあげてるだけよ」


「お前本当に性格悪いな」


「誉め言葉として受け取っておくわ。さぁゴーゴジャーレッド、悪の組織の親玉を懲らしめてあげなさい!!」


「はーい!!」


またしてもシンラの姿が消える。正確には物凄いスピードで動いて俺の目が追い付いていないだけだなのだが。


「っくそ!こんなの相性悪すぎるだろ!沼!!」


地面に沼の属性を付与。これなら地面を走るシンラを止められる。


「瞬光脚!!」


しかし魔法を無効化するスキルがあるシンラには効かない。走った場所から沼の付与が解除されていく。おまけに物凄いスピードの蹴りが俺の眉間を掠る。


「僕に魔法は効かないよ」


「それは百も承知だ!だけどお前が走った箇所は沼が解除されてるから居場所が分かる」


沼は線を描くように解除されているつまりシンラの走った箇所が分かる。こちらに向かって来ている方向さえ分かれば何とか防御なり躱すなりできる。


「でもそれじゃあ僕には勝てないよ。疾風迅雷!!」


風と雷が辺りを吹き飛ばす。魔法を発動しているのは実質精霊なのでシンラはノータイムで魔法を発動。おまけに俺から一定の距離を置いて離れない。


「隼人さんってくっつかれると弱いよねぇ。もうちょっと鍛えないと駄目だよ」


「ぜってぇ泣かす!!凍てつけ」


「いくら隼人さんの魔法でも魔法である以上その氷の礫も効かないよ」


フリーズブリットと呼ばれる氷の攻撃初級魔法の真似事だ。魔力で氷の礫を作り出す魔法なのだが、俺の場合は周りの空気に氷属性を付与して似たようなものを作り出している。


「それは受けてみてのお楽しみだ」


無数の氷の礫をシンラめがけて発射する。避けるぞぶりも見せない。


「え?これって!!」


拳大の氷が当たる寸前でシンラは身をひるがえして全ての氷を避け始めた。おそらく俺が仕込んだものが気づかれた。


「驚いただろ。お前は確かに魔法を無効化するスキルがあるが、魔法によって生じた自然現象まで無効にすることは出来ないってことだ」


俺は空気中に存在する水分を集めて冷気を発生させ氷の礫を作った。シンラの魔法無効化はあくまで魔力を無効化するだけの代物で魔法によって生じた全ての現象を無効化するものではない。科学的に生じた力も有効だと思う。


「それでも自然現象なので魔法ほどの威力は出せませんよね。身体強化で防御すればそれほど脅威ではないです」


戦闘時において頭の回転率は相変わらずである。確かにただの自然現象如きではシンラは抑えられない。牽制をしても突っ込まれるだけだ。なにより俺からシンラに与えられる決定打がない。強いてあげるなら武器や打撃による物理攻撃だが、格闘技を極めたシンラに通じるとは思えないし、氷の礫なんかは焼石に水だろう。


その点シンラには決定打が山のように存在している。物理障壁も魔法の一種なのでワンパンで砕かれるし、地中の岩や鉄を媒介にして壁を作ってもそれ以上の威力のある拳で粉砕される。シンラの攻撃を止めるなら重量級の武器や防具で受けとめるか躱すしかないのだが、それ自体が無理すぎる。単純にクロスレンジに持ち込まれれば俺の負けである。


勝機があるとすれば体の限界まで付与魔法を盛って、力で押し切ることであるが・・・・・接近戦で俺がシンラに勝てる未来が全く想像できない。武芸においてシンラはこの世界でも世界最高の実力を持っている。そんな相手に俺が挑んでも子供とオリンピック選手ぐらい力量の差がある。


「本当に魔導士殺しなんて呼ばれるのも納得だよな」


「その呼び方は好きじゃないです。かっこよくないし、魔導士の人はその名を聞くとすぐに降参しちゃうので面白くない。隼人さんみたいにこんなに僕を楽しませてくれる魔導士もいるんですから!!」


俺これでも結構いっぱいっぱいなんですけど!初手の氷の礫で頭を直撃して気絶してもらう目論見もあったが、野生の勘ともいえる反射神経で回避された。同じ手は二度と通用しないので別のものを考えるがどれも効果ありそうに思えない。ここが人工的に作られた城というのも不利な点だ。せめて海とか火山とかなら地形を利用できるんだけど。


「ええい!こうなったら自棄だ!!ヒスイ10秒でいいからなんとか耐えてくれ」


ヒスイの防御をもってしても今の状態ではシンラの攻撃をそれほど耐えられるか分からない。だが、時間を掛ければこういうこともできる。


「部屋の中に雲!さすが隼人さん、魔力で作られた雲じゃなくて本物の雲を作っちゃうなんて」


大気中の水分量からしてあまり大きいものは作れない。足りないのなら足すだけ、先ほどシンラに向けて放った氷の礫は部屋中に散らばっている、炎の付与で氷を溶かして水蒸気を発生させ、部屋中に蒸気を満たす。それを集め凝固させれば空気中の塵に付着して雲が出来上がる。後は弱い雷の付与をして増大させる。あっという間に白い雲は雷を纏った黒雲となる。


「最初の雷は魔法によるものだが、連鎖的に発生した雷は自然物。つまりお前では無効化はできない」


「その雷を操って僕に落とすつもりですね。でも操るために使った魔力は僕でも打ち消せます。当てるのは至難の業ですよ」


「いや、そんなことしなくてもこの雷はお前を狙うよ。反射してな」


俺が魔力で付与したのは反射。空気に対してこれを付与することで透明な板ようなものができる。これが反射板となって光なんかを反射する。もちろんそれは雷にも適応される。反射する角度を調節して狙うことは可能だ。


「いくら早くても雷の雨を避け続けられるかな」


落雷を反射してシンラを狙う。ただ一瞬で落ちてくる雷に合わせて反射板を設置するのは容易ではなく、3割ぐらい空振りをしてしまう。だがそれでも残り7割はしっかりとシンラを捉えてくれている。拳で弾くこともできず、無効化もできないものならシンラに決定打を与えられる。


「ヒスイが頑張ってくれたからね。これで倒れてくれよ」


シンラの攻撃をもろに受けていたヒスイもお疲れのご様子。これ以上戦闘が長引けば確実に負ける。


「シルフ!!」


避けるのは不可能だと感じたのか傍らで力を貸しているシルフに魔法防壁を展開させた。精霊の守りなら確かに雷も防げるだろうが、果たして全てを防御しきれるのか。


「あーあ、俺の負けだな」


なんと雷の雨を全て防ぎきってしまった。シンラの体には複数の火傷の跡があるため完璧に防げた訳ではないようだが、体力を全て削りきるほどのダメージは与えられなかったようだ。


「いや、僕の負けだよ。右足が完全に麻痺してる、この足じゃ隼人さんの棍は防ぎきれない。隼人さんの秘密兵器を防ぎきれたのは嬉しいけど、勝負は僕の負け」


いつの間に勝負をしていたのか疑問だがシンラが満足そうな顔をしているから良しとしよう。それにしても疲れが一気に押し寄せてきて流石の俺も座り込んでしまった。


「ってかお前なら最初の初撃を当てた後追撃すれば余裕だったんじゃないのか」


「それじゃあつまらないし、ヒーローは決めポーズが必須だって凛が言ってたからね。あ!ヒーローが負けちゃったってことはこの世は悪のものに!!」


「いい加減その設定をどうにかしろ!戦ってる最中も設定忘れてガバガバだったじゃねーか!!」


どうやら戦いに夢中になって設定をすっかり忘れていたらしい。シンラらしいといえばらしいのだが、なぜ俺が悪役で戦わないといけなくなったのかいまだに疑問である。


お読みいただきありがとうございます。


少しでも面白かった、続きが気になる方は高評価コメントよろしくお願いします。

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