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一緒の旅




 深い赤が印象的な茜色の空、太陽は鮮やかな青い雲に隠されている。教会の中にいた時間は思ったよりも長かく、いつの間にか時間が過ぎ去っていたようだ。まるで夢の中にいるような心地よさを感じながらも、少し切ない気持ちになる。



 カオリンは一体何を選択するのだろうか。私たちと一緒に様々な国を旅するのか、もしくはミカンちゃんと共にこの国のあちこちで演奏するのか。


 もしマーチングバンドの道に進むのなら、私は心から祝福したいと思う。憧れの人と一緒に、好きなことを精いっぱい楽しめるのだから。


 ただ、ちょっと切なさを感じてしまう。カオリンとは、何となくだけれどずっと一緒に旅すると思っていたから。


「zzz」


 私の胸のそばから、スズネのコンコンとした寝言が発せられる。いつの間にか疲れていたようで私に抱っこされるように眠っている。空に映る赤色が移ったのか、スズネの黄色い背中も茜色に染まっていて美しい。


 この幻想的な風景に心を打たれながら、私たちはそのまま非リア工業のすぐそばにある宿屋へと向かい、そこで一日を終える。


 夕食と朝食が付いてきて、たったの10コインのお得な宿屋だ。 210コイン→200コイン








「それじゃあ錬金術、3本勝負を始めるよ!」


「イエーイ! 私、一度錬金術やって見たかったんだよね♪ あれ? スズネは?」


「スズネならまだ寝てるよ。可愛らしい、いびきをしながらね」



 非リア工業に向けて、アイテムを獲得するため、そして重い空気を軽くするために、私はこのような企画を行う。意外と広い、私たちが借りた部屋の中、様々なアイテムを周りに置く。



 ランクG 

 石×41 砂×35 土×34  赤い岩×13  黄色い岩×40 木の弓、汚い液体×2、 普通の樹液×12 


 ランクF

 赤の樹液石×10 緑の樹液石 


 ランクE

 まきびし×3


 ランクD

 白い宝石 小型ミサイル



「この中から好きな素材を好きなだけ使って、より凄いものを作ったほうが一ポイント獲得で、先に二ポイントを入手したら勝ち。それで行こう」

「うん♪ それじゃあ私からやるね」


 カオリンは片っ端からランクGのアイテムを一個づつ鍋に突っ込む。ごちゃごちゃになった鍋の中身を強引にかき混ぜていく。



「おっ! 何だか一つにまとまってきたかも♪」


 どうやら手ごたえを感じたみたい。何が出来上がるのだろうか。




「わあ! どんどん大きくなってくるよ♪」


 えっ、大きくなる? 私が調合した時は、素材が大きくなるなんてことはあまりなかった。どうなっているのだろう。




 ランクD  大型ミサイル :巨大な破壊兵器。破壊力抜群。





「ミサイルができちゃった♪」


「ミサイル、だね」





 カオリンは嬉しそうにしながらミサイルを眺める。


 どうしよう、これを越えられる気がしない。これに勝つためには……




クロメの能力アップ


 知能 1up 34→35

 対話 1up 30→31



クロメ(召喚士) HP13/13  210コイン

筋力:19

魔力:27

対話:31

知能:35

器用:35

機敏:19



 

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