お迎え
「はぁ。大量大量~」
「やったねクロメ。漆器が作れるよ♪」
「コ~ン♪」
漆を収穫した方法、それは、日数を掛けて漆の木に入れた切れ込みを広げることだった。最初に傷をつけたときには全然でなかった樹液も、日にちの経過と共に出てくるようになったのだ。たくさんの漆の木で取り組みを行ったので、十分な量を収穫することが出来た。
漆を収穫するまでの時間は、漆以外の木の樹液を収穫して過ごしていた。いろんな種類の木から樹液を取るのはとても貴重な体験で、この森林での素晴らしい思い出になった。珍しいものも何個か手に入ったので大満足だ。
普通の樹液×12 ランクG
木から取れた液体。木のかすが混じりこんでいて、品質が悪い
赤の樹液石×10 ランクF
赤い樹液が固まったもの。滋養教養に良いとされる。
緑の樹液石 ランクF
緑の樹液が固まったもの。少し入手しにくい。
きれいな琥珀 ランクD
樹液が固まり、美しい形になったもの。希少価値がとても高い。
粗悪な黒の液体×19 ランクG
木から取れた黒い液体。素手で触ると手がかぶれてしまう。樹皮が混じっていて品質が悪い。
きっと、黒い液体が漆に違いない。これを遠心分離器にかけて、早速漆塗りを……ってヤバイ! 漆塗りの方法なんて全然覚えてないや。確か何年か前に漆塗りをしたような記憶はあるけど、もうすっかり忘れてしまったな。
いろいろと考えていることが顔に出てしまったのか、心配そうな様子のカオリンに声を掛けられる。
「クロメ、何か調子悪そうだけれど、大丈夫?」
「ああ、うん。大丈夫。」
「よかった。それじゃあ非リア工業に行こうよ♪」
「うん。そうだね」
非リア工業……あ! そうだ。工場の中を見学しているうちに、漆塗りの方法を思い出せるかもしれない。早速工場を見学しなければ。
あれ? 私の右腕がうずいている。右腕を見てみると、真っ赤に腫れあがっていて、とてもかゆい。しかし、いくら爪でこすってもかゆみが収まる気配がない。これは、つらいな。
「クロメ、肌がすごいことになっちゃってるね。これは教会に行かなきゃダメかも。」
カオリンが私の腕の異変に気付いて、心配してくれる。
「教会? 教会でこの腕が治るの?」
「うん♪ この手の異常状態なら、教会で直してもらえると思うよ」
「そっか。教えてくれてありがとう。早速教会に行ってみよう」
こうして私たちは教会へと向かう。
ありふれた街並みに、ひときわ目立つ大きな建築物が異彩を放っている。鮮やかな白色がまぶしいその建物には、トゲ状の屋根の様なものが複数備わっている。これが、教会か。
早速教会の中へと足を運ぶ。
だが、教会のドアを開けた私たちは、異常な光景を目にすることになったのだ。
「セイロウマル、僕はもう疲れたよ」
「うぉぉおおおおおん」
エメラルドグリーンの美しい髪を持つ少年が、血を吐きながら地面に倒れこんでいる。そしてその口周りをぺろぺろとなめているのは、セイロウマルと呼ばれた艶やかな青い毛をもつオオカミ。力のない鳴き声を発している。
「僕はもう十分頑張ったんだよ。つらい時、苦しい時、楽しい時。どんな時だって一生懸命生きてきたんだよ。セイロウマル、そんなに悲しまないで。僕は、救われるんだよ。これから、とても、とても楽しい場所に行くんだよ。もう苦しむ必要のない、魂の場所へと」
「うぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおんん」
白い羽をはやした、透明な半裸の男性たちが、教会の天井から少年へと向かってゆっくり、ゆっくりと舞い降りてくる。
このままじゃ少年は消えてしまう! 何とかして、助けないと。
クロメの能力アップ
HP 2up 11→13
知能 1up 32→33
筋力 3up 16→19
器用 3up 32→35
クロメ(召喚士) HP13/13 240コイン→210コイン(宿屋代 30コイン分)
筋力:19
魔力:27
対話:29
知能:33
器用:35
機敏:19
所持アイテム
ランクG
石×41 砂×35 土×34 赤い岩×13 黄色い岩×40 木の弓、汚い液体×2、万能蛇口 普通の樹液×12
粗悪な黒の液体×19
木から取れた黒い液体。素手で触ると手がかぶれてしまう。樹皮が混じっていて品質が悪い。
ランクF
遠心分離機
赤の樹液石×10
赤い樹液が固まったもの。滋養教養に良いとされる。
緑の樹液石
緑の樹液が固まったもの。少し入手しにくい。
ランクE
万能鍋 カニ チーズティー×7 まきびし×3
ランクD
白い宝石 メロン 小型ミサイル
きれいな琥珀: 樹液が固まり、美しい形になったもの。希少価値がとても高い。
ランクC
職人の筆
:持ち主とともに成長する筆
金神球
:神秘的な球体。投げると一定時間光る。効果が切れると自動的にアイテム袋の中に戻り、再度使用が可能に。不思議な力を秘めている。




