スズネの表現
「せいや~」
私は漆の木に向かい、剣をふるう
すると、腕の痛みと共に、鈍い音が発生する。…………やっぱりダメだ
樹液が全然取れない。木に切り込みを入れることには成功したものの、一つの切れ目からは1,2滴液体が取れればいい方だ。そんなんじゃいつまでたっても十分な量を収穫することはできない。
「私もやって見るね~♪」
カオリンも漆の樹液収穫にチャレンジするみたい。彼女の風魔法なら、うまく樹液を取れるかもしれない。
「風の谷!」
鋭い風の斬撃が、漆の木に横向きの切れ込みを等間隔でつける。そこですかさず、カオリンが容器を切れ込みの下に固定する。
カオリンの魔法により、剣で切れ込みを入れるよりは効率よく樹液を入手することが出来た。一気に四滴入手できたのだ。だがやはり、それだけじゃ量が足りない。
うまく樹液を収穫する方法はないのだろうか。
「コン、コン、コ~ン♪」
スズネが突然、漆の木のにおいをかぎ始める。普段はまん丸の目をぎゅっと閉じ、小さな鼻をひくひくさせて、面白可愛い。
「コッ、コ~ン! コンコン」
今度はジャンプを行い、切れ込みのにおいをヒクヒクとかぎ始める。うわあ、すっごいジャンプ力だ。
「コォン!」
着地したとたん、黄色いキツネさんははっきりとした鳴き声を発する。顔を見てみると目が大きく見開いていて、自信満々の表情をしている。一体どうしたのだろう。
「スズネ、何かわかったの?」
「コン!」
はきはきとした声で鳴きながら、首を大きく縦に動かすスズネ。スズネには漆の樹液の取り方が分かるのかな?
「コンコンコン♪」
私たちが切り込みを入れたものとは別の木に、爪で切れ込みを入れたあと、私たちを見つめるキツネさん。なんだか楽しそう。
「爪とぎをすれば樹液を収穫できるのかな?」
カオリンが不思議そうに聞いてみるが、
「コン、コ~ン!」
首を大きく横に振るスズネ。どうやら爪とぎは関係ないみたいだ。
「コンコン、コンコン!」
カオリンの魔法により作られた切れ込みに向かって左手を伸ばした後、爪とぎの木の上の方を右手で示すスズネ。これってもしかして。
「もしかして、右の木にも風魔法で同じように傷をつける必要がある、ってこと?」
「コン♪」
首を素早く縦に振って、私の考えが合っていることを伝えてくる。
風魔法による等間隔の切れ込みを右の木に付けた後、スズネはまた別の漆の木を、爪で切り込みを入れる。どうやら何か所かの木に切れ込みを入れる必要があるみたい。
「スズネ、次はどうすればいいの?」
何個かの木に切れ込みを入れた後にスズネの動きが止まったので、次に行うべきことを質問してみる。
「コ~ン♪」
両手両足を広げ、あおむけになる黄色いキツネさん。お腹の白い部分が丸見えになってしまっている。この動きは、一体何を示しているのだろう。
「あっ! もしかしてお昼寝をすると樹液が手に入るのかな?」
カオリンの質問に対して、スズネはひたすら首を横に振るのだった。
クロメの能力アップ
知能 1up 31→32
対話 3up 26→29
クロメ(召喚士) HP11/11 240コイン
筋力:16
魔力:27
対話:29
知能:32
器用:32
機敏:19
所持アイテム
ランクG
石×41 砂×35 土×34 赤い岩×13 黄色い岩×40 木の弓、汚い液体×2、万能蛇口
ランクF
遠心分離機
ランクE
万能鍋 カニ チーズティー×7
まきびし×3 : 小さくてとげとげ。逃走の手助けになる。
ランクD
白い宝石×1
メロン : 甘くておいしいメロン。高く売れる。
小型ミサイル: 破壊兵器。対象に大ダメージを与えることが出来る。
ランクC
職人の筆
:持ち主とともに成長する筆
金神球
:神秘的な球体。投げると一定時間光る。効果が切れると自動的にアイテム袋の中に戻り、再度使用が可能に。不思議な力を秘めている。




